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未だ名前も無い軌跡  作者: 夢瀬離或
弐章 最古の魔女
34/44

Ⅳの彩 そして終戦

ん長かった。




『“権能” 発動。』



世界が領域が消失していく。


「出たーインチキ。」

「アンタも似たようなもんだろ…。」


フォルセピスの呆れにフェリアがそう返す。


まあ割とアレくらいなら此処に居る存在の大半は出来ちゃたりする。

手順が面倒なせいでコスパと展開速度で負けるけど。


「え〜?なにこれ…?」

「ミリスは初見だもんね。」

「説明要る?」

「見れば解るけど一応下さい。」


まあちゃんと言葉にした方が分かる。

ただ先にアカネが言った。


『権能 “幻想” 』


「あ、言われた。まあ神の神能と似てる感じて捉えてたら良いよ。」

「魔女はあの力を元に名を持ってるんだよね。」

「因みに権能自体は最古の魔女の方でも割と弱い方と言うか本人曰く最弱らしい。」

「え?あれで?」

其れに関しては他がおかしい。

まだ出て来てないけど。


『“幻想の魔女”』


「最古の魔女序列四位。其れが彼女さ。あ、三位から五位は殆ど強さ変わんないから実質三位だね。」

「へぇー。」

因みに序列は本人達が戦って決めたらしい。

なので一位と二位以外は殆ど相性的な順位だとか。


そして蹂躙が始まった。


緋い火花が咲き誇り、燃やしていく。


苦し紛れに出した“黑煙”も過剰威力の魔法で吹き飛ばされた。


「まあ流石に終わったっしょ。」

「制限解除した奴は上位神成り立てだろうと下手したらボコボコにされるし。」

「純粋火力が高過ぎるんだよな。」


アカネが権能が弱くとも四位な理由は単純に火力と保有魔力量が最高値だからだ。

即死級最高火力の超広域殲滅系魔法を絶えず一弾幕打ち続ける戦闘方法が素直にどうしようもなさ過ぎる。


「権能なしであれだからね。使ったらオーバーパワーでしょ。」


『“幻想” 再現。』


『“炎帝”』


レイが言ったと同時にそのオーバーパワーが発動した。


避け切れず直撃。


この戦闘中この一回しか直撃していないのにそれだけで戦闘不能まで追い詰められた。


「まあこうだよね。」

「しってた。」

「完全に遊ばれてたですし。」

「そこは内緒にしておけ、不憫だ。」

「こっちは面白かったしいいだろう。」

「さて、終わりかな。」


流石にもう無理。これ以上やる意味も無いし。


『降参する…。』


そして戦闘は終わった。


最後は案外あっさりだった。



因みにフィールド草原は崩壊して周囲が完全に荒野になってる

遠くの方はまだ草あるけどけど。

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