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未だ名前も無い軌跡  作者: 夢瀬離或
弐章 最古の魔女
33/44

“幻想の魔女”

正解はタイトル。





領域が消失していく。


全ての暗黒が()()()()()()へと変えられた。


「何だ…これは…。」


予想の何倍も上が来た。


その呟きにアカネは答える。


「魔力は隠蔽してたからね。理由はフリー◯ンと似た感じだよ。ま、ちょい違うけど。わたしが出来る小細工は少ないから。それにこれぐらいしかするつもりも無かったし。まあ魔力操作得意だったから大体の者らが見破れないレベルのになったけど。」


抑えてても隠さなきゃバレるからね。


しかし邏與が聞きたいのはそれじゃ無い。


「それは分かる!それぐらいは…。だが何だこれは!余りにも…!」


おかしいのだ。いくら何でも先程までの自身が仕掛けた全てが一瞬で消え去ったのだから。


本来そう言った系のものもある程度はレジスト出来る筈なのに。



「権能 “幻想” 」



緋色で満ちる世界の中、アカネは静かに声を発す。


「知ってるでしょ?わたしの魔女名。」


それは最古の魔女という一つの称号では無く本当の、魔女の定める法則を意味する二つ名。



「“幻想の魔女”」



「効果は実に簡単だ。見ただけで誰だって分かる。わたしの力はそういうの多いからね。」


「ありとあらゆるものを“幻想”とし存在を定義出来る力。」


つまり彼女が望む全ての“幻想”を現実として存在させられる。


反対に全てを“幻想”とさせて消す事も出来る。


攻撃も領域も概念も世界すらも。


頂に在る彼女ら最古の魔女に相応しい余りにも馬鹿げた能力。


「これが…魔女…。」


邏與は絶句している。


だがここからだ。


「わたしに制限解除させて権能まで使わせんだよ。一柱の中位神が。そこは誇りな。だがここからはただの蹂躙、終わりの始まり。嫌なら少しばかり自分を恨むんだよ。わたしを昂らせた事にね!喜べ!君に頂の一端を見せてやろう!」


圧倒的なまでの魔力が集まる。


本能が全力でヤバイと告げる。


どうにか出来るもんじゃ無い。逃げろ!って。


「“火花”」


緋い火の花が咲き誇る。


それは世界を焼き、美しく照らす花。


「っ!うおおおおおおおお!!!!」


必死の回避。


当たってはいけない。絶対に回避しなくてはマズい。


「っ!ぐっ!このっ!」


少し掠めた。だかその一瞬でごっそり力が持ってかれた。


直撃したらどうなっていたか、想像したくない。


「これじゃあ攻撃など…。」

「言ったっしょ?こっからは蹂躙だとね。」


「っ“黑煙”!」


周囲に黑い煙が充満した。


内部にある力も探知されないようしている身を隠す特殊煙幕だ。


「ん。ほいっ“ロイヤルエクスプロージョン”っと。」


明らかに過剰出力、それを4連射という凶悪過ぎる魔法が炸裂した。


一瞬で煙は消え去り爆風で邏與が吹き飛ばされた。


「うぐっ…!いっつ…。」


直撃はしていないものの、かなりダメージを食らった様だ。


因みにだがここまでで最初の一回しか権能を使っていない。


つまり制限を解除した素の魔力だけでやっている。


そして権能を使うとどうなるか。


こういう事だ。


「“幻想” 再現。」



「“炎帝”」



かつて友だったとある女皇帝が使っていた技。


それを再現しつつ自身の解釈で強化させて完成させた。


炎の形は自由自在、弾にも武器の様にも薙ぎ払う様に扇状範囲に撒く事も出来る。


今回は薙ぎ払いとビーム形で攻撃している。


「…あ゛ぐっーーー!?!?ぅあ…っ強…過ぎる…。なんだ…この威力…っつつ。」


勿論威力は押して知るべし。


その自由度の高い攻撃により避けきれずに直撃した邏與が一瞬で瀕死状態になった。


残存する神力エネルギーも残り僅か、これ以上はこの世界が負けと判定し強制終了してしまう。


どうしようもない状況。


これは詰みだろう。


流石に勝負あったか。



終わりも近いなぁー

戦闘シーンだから毎日投稿追い付いたけどここから更新落ちそう

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