最古の魔女を識る者達 -色彩-
こういうキャラはやっぱ一つは欲しいよね
嗚呼。愉快だ。
本当に興味深い。
ん?我は何者だと?
ふむ…。
我に名は無い。
唯、他者から我は色彩と呼ばれている。
と云っても我自身も本体から零れ落ちた分身に過ぎないが。
其れに意思は無く、思考は無く、感情も無い。
唯、ひたすらに此方を見つめる目玉の様なモノ。彩られた黒い太陽。
ソレが我の本体。色彩と呼ばれるモノだ。
過去、遠い昔の事にある時、偶然色彩が僅かに存在を不安定に揺らした事があった事象があった。
そして其の時に偶然、奇跡的に一部、水滴の様に分かれ誕生した存在である。
なので色彩本体からすれば砂粒にも満たないモノだ。
それでも、元は同じ。
我も紛れもなく色彩であるのだ。
唯此方を見つめるだけのモノでは無く、意思を、思考を、感情を得た、もう一つの色彩。
それが我という存在だ。
我は永い時を経て様々な智見を得た。
他の者と交流を図る事も頻繁にあり、様々な関わりを持った。
我からすれば他者を視ると事は中々興味深かった。
我は他者の本質を彩を通じて視識る事が出来る。
者によって様々な彩を識れるのだ。
例えばだ。
ある闘争を求めた武神は、其の本質は赤く血の様な色をしていた。
他者をを妬んで呪い尽くしたある呪術者は青紫、即ち悲哀と嫉妬。
善なる道を進み尽くした勇者は金色に光り輝いていたなど、者により様々な彩があった。
そして視える彩が同じでも其処に様々なパターンがあり、本質の強さ、感情の依り方にも彩の形はは変わる。
其れが悪性であれば毒々しく濃く昏い色をしていたり、善性であれば透き通る様な鮮やかな色をしているのだ。
そうした彩を見るのが何よりも興味深く、飽きず愉快なモノであるのだ。
なので我は様々な、そして特異にして其の最上足り得る者が集結する界理会議と云う物にに度々参加し、彼らを視、観察しているのだ。
そう言えば、確か次の会議に久しくかの最古の魔女の一人が参加すると聞いていたな。
参加するのはあ奴か。
ふむ…
確か…アレは…
思い出した。アレもまた本当に、愉快な彩だったな。
彼女の彩は真紅。ひたすらに紅。
驚愕すべきは他と無い程の濃度。
自身の炎すら塗り潰す極限の単色。
絶対的とも取れる其の彩。
しかし、目を凝らして視ていたら其の内側に淡く透き通った橙色が隠れていたのだ。
純壊と幻想。
我と似て彩を描く者としては酷く偏ったモノ。
だが其の本質である純粋で単純な凄まじさが一切の総てを押し通す。
そういった事を成し遂げられる者。
出来てしまう者。
嗚呼、本当に愉快な者だろう?
またアレを視れるとは愉しみな事だ。
色彩さんも度々説明で入れようかな




