とある中位神の疑いと慢心
今章の敵枠。
といっても要はちょっと戦ってみたいだけの子だよ
神として生まれて長い年月がたった。
私はとある方の眷属として創られたのだ。
初めは雑用しかやらされなかった。
本来私はそう創られた存在なので創造者に絶対服従で自我がない筈だったのだが、どうやら私は特殊だった様で生まれた時から己をしっかりと認識し、自己を確立していた。
なのでそんな扱いをされる事にに腹を立てたというものだ。
しかし逆らおうとは思えなかった。
己を創造した存在だから。
それに最上位の神にたかだか生まれたばかりの最下神が叶うはずもない。
一度だけ逆らった事はある。
だがあれはもう二度と体験したくない。
それほどまでに恐ろしいのだ。格上であり、あの静かな狂気性は。
私は自らの屈辱と恐怖を必死に押さえつけて従った。
その結果だろうか。
今ではいくつかあの方から依頼を任される程ににまだ成り上がったものだ。
私はある程度そこらの神には簡単に勝てる。
中位神と云われる枠組みの中でも最上位クラスであり、上位神の昇格も近いという。
上位神に成れば晴れて神の中でも数少ない強者に上がるというもの。
あの方もきっと喜んでくれるだろう。
だがいつかあの方よりも強くなり、今までの屈辱を果たさなければ我が自尊心は納得出来ないというもの。
もっともその考えは見透かされているだろうが。
構わん。元より己より強者なのだから。
だがもっと納得がいかないモノがある。
最古の魔女とやらだ。
あの方ですら戦いたくは無いと云う。
たかが一魔女にだ。
随分と弱気だ。魔女程度大量に狩れると云うのに。
そんなにも強いというのか?
信じられない。
神に勝てるモノがあるとでも言うのか。
例え最も古く生きていようと。
あの方がいくらそう云おうがやはり信じられん。
確かめなければ納得いかない。
ともあれ一度会う必要がある。
会って確かめなければ。
そう言えば確か今度あの管理組織の会議に久々にかの魔女の一柱が出席するとの情報を得ていたな。
私は招待されていないから行けないがあの方の眷属枠なら大丈夫だろう。
そこで最古の魔女とやらを見極めてやろう。
ちなみに本来普通の一般的な中位神は世界の一つ二つ程度なら数日あれは滅せる程度に強いです
そして中位神の最上位格である彼はその数倍は強く数十単位の世界なら滅ぼせます
だから慢心し始めるんだけど




