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サポート課へ再就職しました  作者: 晩冬の小石
第1章 再就職
2/7

#2 ああ、懐かしき思い出よ

読んで頂きありがとうございます!


1話の前書きで不定期投稿と書きましたが、こんな感じで連日投稿する場合もあります

目覚ましの音で目が覚める。まだ寝てたい衝動を抑えてベッドから起き上がる


「んー、おはよう。清々しい朝だ!」


カーテンを開けると朝日が入り込んでくる。

あの忌々しき日…ライセンスを剥奪されてから三年が経過した。何やってたって?高校生活を送ってだんだよ


「それにしても、あっという間の三年間だったな」


元々高校に進学してからも、通いながら仕事をする予定だったから行く当てがあったのは幸いだった。ま、高校生活といっても友達と遊んだり彼女を作ったり、ましてや部活で汗や涙を流すなんて事も無く。青春とは程遠い生活だったけどな…


「基本は職員室に入り浸ってたもんなー」


着替えながらごちる。一年の二学期には俺専用の机が置かれてたくらいだ。職員室で勉強と聞いてうへぇと思った君たち、中々職員室も良いもんだぞ。先生達の普段見られない姿やプライベートな話を聞けるし、何より質問が速攻で出来るのが良い。…帰る前とかだと、ちょっとだけ嫌そうな雰囲気が出てたけどな


「異能を使わず人を救うには知識が必要だーって思い立って勉強一筋だったっけ」


思い出に浸りながら顔を洗い髪型を整える。でも剥奪されてから数日は荒れ狂ってたけどな。絶対復讐してざまぁしてやるーって。だが、なんだかんだあって、さっきの結論に至った訳だ。

学年主席で卒業でき、希望の職場へ内定も決まった。実を言うと先週入社ガイダンスも終わり、今日から配属だ


「ただ、一つ心残りは俺の異能にはヘソを曲げられたままって事だな」


当時すっげぇ喧嘩した気がする。今は話しかけても、うんともすんとも言わない。それでも、おはようおやすみは毎日欠かさず声をかけてる。ま、こればっかりは今どうこう言っても仕方ないか。時が解決してくれるのを期待しよう


「OK、バッチリ決まってる」


最後に玄関先の姿見で最終チェックをする。セミロングの髪を後ろでお団子に纏めて、口元にはトレードマークの赤色のマスク。厳密には躑躅(つつじ)色っていうらしい。思えばこのマスクとも長い付き合いだな。元々風邪をひきやすかったから予防で年中つけてたら、いつしか俺のトレードマークになっていたな


「よし、準備完了!飯は……歩きながら食うか」


身だしなみ良し。持ち物良し。最後にM()D()S()の制服の上着を羽織れば後は家を出るだけだ。飯は愛用してるカロリーブロックだ。サイコロくらいの大きさだからお手軽に食べる事が出来る。ちなみに一個で一食分の栄養を摂取できる優れ物だ


「行って来ます」


そう言って玄関を出て、扉を閉めるとカチっとオートロックの音が聞こえる。

さてさて、初出勤だ。配属先で必要そうな基本知識は予め頭に叩き込んだ。後は…まぁ、なるようにしかならんな。

精一杯頑張るだけだ

次回は職場紹介に…なる筈です!

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