表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フリーディアオンライン  作者: タカミズ
第四章~守れ!始まりの街~
90/151

第四章29ページ

カヤ【はぁぁぁぁぁ!】


先ほどまで治療を受けていたはずのカヤがポン太の眼前に迫る刀を弾き返しそのままヒトキリを斬り伏せてしまう


ポン太【ほっ、助かった・・・】


カヤ【大丈夫ですか?ご主人様】


ポン太【おん?・・・その身なりに声、もしかして香夜(かや)? 】


カヤ【やっとお会い出来ました・・・お元気そうでなによりです】


ポン太【元気やで、てかなんでカヤがここにいるんや?】


カヤ【ご主人様を探しにきました】


ポン太【まさか親父達の差し金では】


カヤ【いえ、私の独断ですのでご安心を】


ポン太【ならいいや】


彼方【いろいろツッコミたいけど、とりあえず今は前に集中してくれ】


リル【うちも前に出るよ】


カヤの復帰を引き金にしたのか更に地面から二体のヒトキリが現れる


彼方【カヤって言ったよな、こっちに合わせられるか?】


カヤ【いいだろう、合わせてやるから合わせられるように動いてみろ】


リル【元気になったみたいで良かったよ】


カヤ【先ほども言ったが恩に着る】


彼方は刀を、カヤは太刀を、リルは剣を構える

彼方とリルはヒトキリに向かって走り出す、カヤは二人の動きを確かめるためにあえて遅れて動き出す


彼方【リル、行くぞ】


リル【うん】


ヒトキリの刀のなぎ払い攻撃を彼方が刀で受け止める

その肩を踏み台にリルがヒトキリの目の前に飛び出す


リル【いくよ、フレイムストライク!】


顔面への炎魔法の直撃でヒトキリが怯む

顔を焼かれてやたらめったらに刀を振り回すヒトキリ


リル【クエイクストライク!】


彼方の足元から石の柱を出現させその勢いで跳躍


彼方【流流浮舞(るるぶまい)


でたらめな刀の起動を流れ浮き舞うように攻撃をかわしながら刀で相手を斬りつける


リル【ウインドストライク!続けてライトニングストライク!】


空中から風の魔法でヒトキリに向かって速度をブーストして突撃、今度は胴体に向けて雷の魔法を直接ぶつける


彼方【でりゃぁぁぁぁ!】


雷の魔法で後ろに吹き飛んだヒトキリへと追撃を加えようとする彼方にもう一匹のヒトキリが刀を振り下ろす

しかし、当たる寸前で彼方の姿が煙のように消えてしまう


彼方【霧隠れ・露払い!】


相手の攻撃を幻影でかわし斬りつける技

もう一匹のヒトキリ2それを斬りつける


リル【シャイニングストライク!】


光属性の魔法、光の槍を放ち直撃すればダメージを、手前で炸裂すれば目眩ましの効果を持つ魔法だ

目の前で魔法を炸裂させてヒトキリ2の視界を奪い着地する

彼方はヒトキリ1へと着地したリルと共に足並みを合わせて走り出す

そんな二人の姿を見ていたカヤはその連携のすごさに足を止めていた

煽りはしたがそれ以上に凄いものを見せつけられてしまった


カヤ【凄い・・・あれに私が合わせられるのか・・】


彼方【カヤ、合わせてくれ】


カヤ【あ、あぁ、任せろ】


彼方の言葉に半ばやけくそになりながら走り出す

どうとにでもなれ、だ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ