第四章25ページ
ジェラール達の活躍により鉄球の排除が終わる
同時にウェーブ2終了、続いてウェーブ3開始の
文字が現れる
ジェラール【我々の勝ちだ!勝ちどきをあげよ!】
男達【ネネ様バンザーイ!】
恐らくネネよりも年上であろう男達が揃いも揃って武器を天高く掲げては雄叫びをあげている異様な光景が広がる
緑【勝ちどきってあんなだっけ?】
バロン【とりあえずテンション上がればいいんじゃないですか?】
勝ちどきとは、そんな疑問を浮かべる緑にバロンは本人達の気持ち次第と答え、その後ろでネネは怒りに震えていた
ネネ【ぜんっっっぜんよくねぇわ】
バロン【相変わらず口悪いっすね】
ネネ【好きなもん奪われたあげく、どうでもいいやつらに勘違いされたまま更に楽しみを奪われたら腹もたつだろ?】
バロン【っすね】
一応自分年上なんだけどなぁと思いながら確かに気持ちはわからんでもない
それに口が悪いのも今に始まったことではない上にイライラしている相手を下手につついて標的がかわるのも面倒なので適当に返事することにしたバロン
カヤ【なにか来るぞ、それもかなり強そうなのが】
カヤの言葉に一度警戒心を高める
バロン【カヤさんってリアルでもなにかしてるんですか?】
カヤ【リアルの詮索はオンラインゲームにおいてはご法度・・・とはいえ答えてあげます、剣道を少々】
バロン【少々ですか】
少々、等と言うことばで片付けれるとは思えないカヤの身のこなし、なによりも鉄球をただの太刀で真っ二つにする技術
それらは簡単に身につけれるものではなく、恐らく大変な修行と練習、そして実戦をこなしてきたのではないかとバロンは推測していた
カヤ【お前達の下からだ!とっととその場を離れろ】
カヤの声は未だ勝ちどきをあげ続けお祭り会場のような雰囲気になっていたジェラール達には届かず
次の瞬間、足元が突如盛り上がりジェラール達は地面から突き出た巨大な刀のような物に切り裂かれ全滅してしまう
その後地面からのっそりと現れたものはカマキリのような姿をしたモンスターだった
しかし、カマキリと決定的に違うところがある
鎌切りとかかれることもあるそれが持つはずの鎌はなく、変わりに鎌の部分は刀になっていた
ネネ【カマキリ?・・・でも手が刀ならカタナキリ?】
緑【えーと、名前は・・・】
カヤ【ヒトキリ】
バロン【どっかの抜刀斎ですかね】
カヤの言葉に突っ込みをいれつつカマキリ型モンスターの体力バーの方を見る
よーく注視すると名前が見えてくるのだ
そしてその名前はカタナキリ・・・ではなく
【ヒトキリ】
バロン【間違いであってほしかった】
名前からして人間殺戮モンスターとの戦いが始まるのであった




