表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フリーディアオンライン  作者: タカミズ
第1章~フリーディアオンライン~
6/151

第一章5ページ

彼方が声のする方に振り返るとそこには自分と同じぐらいの身長で銀髪のポニーテールに綺麗な顔立ちの少女が立っていた


彼方【よー、リルも街についたんだな、無事につけたか?】


リル【無事にってどうゆう意味?うちは最初から街にいたけど?】


彼方の言葉に怪訝な表情を浮かべ首をかしげるリルと呼ばれた少女


彼方【最初から?最初は空中に放り出されて森の中に叩き落とされるんじゃないの?】


リル【なにそれ、うちは普通に始まったときは教会から始まったよ】


彼方【えぇ・・・俺は空の旅と森の旅とあの世の旅を経験してきたんだけど】


彼方はゲームを起動してからこっちの経験をリルにありのままに語った

それを聞いてリルは御愁傷様と半分笑いながら彼方の肩を叩くのであった


このリルと言う少女は彼方とは幼馴染であり

昔から良く一緒にゲームをしている仲だ

今回もフリーディアオンラインを始めたら街で合流しようと約束していたのだが、なかなか来ない彼方にしびれを切らして一通り街を散策していたのだと言う


彼方【そう言えばリルは職業何にしたん?】


リル【片手剣の剣士だよ】


彼方【最初のスキルポイントの振り分けは?】


リル【MPと攻撃、魔法攻撃力に体力かな】


彼方【剣士なのに魔法攻撃力とかMPとかいるの?】


リル【彼方・・・ちゃんとチュートリアルやった?】


呆れため息をつきながらどうせいつものように飛ばしたんでしょと言うと説明を始める


リル【MPはスキルを使うときにも必要だから上げとかないと大事なときにガス欠しちゃうよ、魔法攻撃力は簡単な魔法は使えるようになっておきたくて上げただけだけどね】


彼方【なるほど、つかさっきも言ったけどチュートリアルらしいチュートリアルは受けてないんだよ】


なにせ空から自由落下していたのだ

そしてサポートメカ?のメディナとやらは大事なことはほぼ教えてくれなかった

教えて貰ったものと言えばメニューの開きかたぐらいのものである


リル【でも聞けば聞くほど不思議だね、プレイヤーはあの教会から始まるのがデフォルトでそこのNPCにチュートリアルを受けてから教会を出て冒険が始まるって雑誌にも書いてたよ?】


彼方【わからん、空に放り出されたあげく良くわからんサポートメカ?ロボット?とかにチュートリアルって名目でメニュー画面の開きかただけ教えてもらって地面に喧嘩売ったからな】


リル【サポートメカ・・ねぇ、そんなものがあるのもどこにも載ってなかったし、彼方のアバターなにかあるのかもね】


彼方【変なことにならなければいいんだけどね】


だいたいそうゆうかわったことになるやつは面倒ごとに巻き込まれると相場が決まっているのだ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ