第三章18ページ
二人の見事な出落ちっぷりを見届け残りのメンバーは戦闘体勢へと戻る
彼方はドラモリ2と、ギリーはドラモリ3、リルはドラモリ4をメインに足止めしつつ1・5・6に関してはみにかが魔法で後方へと吹き飛ばしながらなるべく彼方達に近付けないように戦っていた
彼方【やっぱ六匹ともなると大変だな】
リル【この前は一匹倒すのでやっとだったからね】
ギリー【あのときよりこっちのレベルも人数も増えたけどドラモリも増えてるからね、仕方ないね】
やはり腐ってもドラゴン、前回よりも厳しい戦いになっているのは明白で徐々におされはじめていた
そんな最中ドラモリ1と5がガスを吐き出し6がそのガスに向けて炎のブレスを放つ
彼方【やっべぇ!】
セレナ【うちにまかしとき!行くでイモータルガード!】
彼方の声を聞くと同時に中衛からセレナが飛び出し彼方達の前に立つ
そして巨大な二つの盾を召喚し大爆発を間一髪防ぎきるのであった
リル【彼方一匹倒してしまいたい、手伝って】
彼方【よしきた!】
リルの提案に彼方は二つ返事をして隣に並ぶ、そしてリルと共に走りだそうとした瞬間
リル【いくよ、クエイクストライク!】
彼方【へ?ちょっまっのわぁぁぁぁぁ】
リルの魔法で上空高く打ち上げられた
そしてそのままドラモリの群れの中へミラクルシュート
ポン太【超エキサイティング!】
ナナ【せ、せんぱーい!】
いつのまにやら復活していた二人はそれぞれ反応を見せつつ前衛へと復帰する
リル【必殺、撒き餌!】
彼方【決まった!ドヤァ!じゃねぇ!】
ちなみにそんな技はない
だが目の前に彼方が降ってきたためにドラモリのヘイトは彼方に向きそして袋叩きに会う
彼方【いたっ、いてぇぇぇ!】
リル【みんな、今だよ】
みにか【よーし!いっくよー!クエイクプレッシャー!】
範囲魔法クエイクプレッシャー
巨大な円形のフィールドを頭上に落とし押し潰す魔法だ
緑【アローレイン!】
多数の弓矢を相手の頭上から降り注がせる技だ
クエイクプレッシャーとのシナジー効果により矢の落下速度が上昇、威力も割り増しされている
バロン【撃ち抜け、サンダーショット!】
銃から雷属性を帯びた貫通弾を連射する技だ
ポン太【モノホシブレード!】
ポン太はまたモノホシブレードを握りしめてドラモリに殴りかかるがしっぽで軽くあしらわれ吹き飛ばされてしまう
セレナ【回復はまかしとき!ヒール!】
ある程度彼方の体力が減ってくるとセレナが回復をする、そんなゾンビアタックが始まってしまうのだった