第三章10ページ
彼方【よし、じゃあ冒険者の集いに出発!】
彼方の号令と共に時計塔を出発し、冒険者の集いへと向かう一行
そして到着、道中ではクエストを受けたであろうギルドのプレイヤー達となん組かすれ違ったがそれぞれとてもめんどくさそうにしていた
セレナ【なーんか、今まですれちごうた人らみんなめんどくさそうな顔してはったな】
バロン【よっぽど面倒なお使いクエストだった可能性が】
ポン太【同じとこ行ったり来たりだけは辞めていただきたい】
ギリー【でもお使いクエストってそんなもんだろ】
彼方【まぁ、受けてみればわかるだろ】
そう言いながら扉をあける
中には一組のギルドがいたがどうやら何か揉めてるようだった
男1【なんで俺様がこんな地味なクエストをしなければいかんのだ!】
男2【手分けした方がはやく終わるだろ?】
女1【ナナ的にはどうでもいいですけど、とっとと行くならいきましょーよー】
どうやら受付は終わっているみたいなので彼方達は隣を抜けてメディナの前に行きギルドハウス獲得クエストを受注したいと伝える
メディナ【では、欲しいギルドハウスの大きさを決めてください】
彼方【えっ、大きさ決めれんの】
メディナ【はい、その代わり必要素材が増えますので手間はかかりますよ】
彼方【ちなみに、一番デカいギルドハウスでどんな素材がどれだけいるかって教えてもらっても?】
メディナ【クエスト内容はこちらになります】
ギルドハウス獲得クエスト【特大】
ギルドハウスを手に入れるために職人から以下の素材を集めるように頼まれた
木1000
石1000
大理石500
水粒金属1000
職人曰く追加で素材を頼むこともあるかもしれないとの事
彼方【なにこれ、めんどくさ】
リル【木とか石・・・そう言えばそんな機能もあったね】
このゲームにおいて収集物機能と呼ばれるそれは木や石、果ては砂等目につくものほとんど全てを採取可能でもちろんその素材を使って物を作る合成機能等もあったりする
彼方【どうするよ?】
ポン太【男ならやっぱりデカい家にすみたい】
セレナ【うちとリル、みにかは女やけどな】
リル【彼方が決めればいいんじゃない?】
緑【リーダーは彼方さんだしね】
ギリー【集めるのもどうせリーダーがやるだろ】
彼方【一人でこんなにも集めれるかよ!】
メディナ【では受注とゆうことでいいですね?】
彼方【いや、もう少し考えさせて】
メディナ【では、ギルドハウス獲得クエストの受注を完了しました】
彼方【人の話聞けよ!】
そうして彼方達は大きなギルドハウスの為にとても面倒なアイテム収集を始めることになったのだった