第三章8ページ
瑠璃【理伊さん、相変わらずだね】
彼方【あれはかわらんだろ、昔からそうゆう性格だったしな】
それから程なくして弁当を食べ終わり二人も屋上を後にする
教室に戻る途中、他のクラスの人達の姿を眺めながら戻っているとメンバーを勧誘するものや積極的に情報交換に走るもの、帰ってからの行動方針やギルドハウス獲得クエストの考察などいろんな話で盛り上がっていた
彼方【当たり前と言えば当たり前だが、やっぱゲームの話で持ちきりだなぁ】
瑠璃【そのための学校でもあるだろうからね】
彼方【しかし、何が目的でギルド単位とかでクラスわけたのかねぇ】
瑠璃【授業はモニターとフリーゾーンを使えばどうにかなるからじゃないの?】
彼方【でも、クラスが増えれば増えるほど教室の数も必要になるだろ?】
瑠璃【まぁ・・・確かにね】
教室に戻りそれぞれ席に着く
昼休み終了のチャイムがなり午後の授業が始まる
その始まりと共に彼方は眠りにつくのであった
時は流れて放課後
彼方【さぁて、帰ったら速攻でログインだ】
亮【授業終了のチャイムと同時に起きるとか】
狸太【これは訓練されてますわ】
瑠璃【ほんと、1つの特技だよね】
狼【で、今日はどうします?やっぱりギルドハウスクエストに勤しみます?】
彼方【おう、はやめに手に入れておきたいからな】
緑【クエストの参加人数がどれぐらいかだよね】
そんな話をしているとふと教室のドアが開き星奈が入ってくる
星奈【ようやっと学校終わったなぁ、今日はどうするんや?ギルドハウスクエストやるんか?】
彼方と瑠璃以外は誰だと頭に?マークを浮かべるが星奈が口を開くとそれぞれ合点が行く
ただ、昨日その場にいなかった花だけがおいてけぼりを喰らっていた
花【こちらの可愛い幼女は?彼方の新しい愛人?】
彼方【人が何人も愛人作ってるみたいな言い方するのやめてくれませんかね】
亮【えっ?】
彼方【えっ?】
星奈【昨日なんやかんやあってギルドにはいらせてもろうたで、向こうでの名前はセレナって言うんや、こっちでは星奈って呼んでもらえればええさかい】
花【ご丁寧にありがとう!私は向こうではみにかっていいます!こっちでは花って呼んでもらえればいいです!】
彼方【あと、こんな見た目だけど星奈は俺達の先輩だからな】
花【!?・・・合法ロリ?】
彼方【その言い方やめい!】
星奈【こんな見た目は余計や!】
星奈は彼方に蹴りをいれる
それにより彼方はうずくまるのだった
彼方【と、とりあえず情報がなきゃわからんから帰ったらログインしてその後いろいろ決めよう】
瑠璃【集合場所はどうするの?】
彼方【昨日いい場所見つけたんだ、教会の横の時計塔、あそこのてっぺん付近まで登れるからそこに集合で】
亮【相変わらず高いところ好きだよなぁ】
狸太【馬鹿となんとかは高いところに登るらしいからな】
彼方【伏せるとこ逆だろ】
そんなことを言いつつそれぞれ学校を後にして寮へと戻っていくのであった