表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フリーディアオンライン  作者: タカミズ
第二章~ギルドを結成せよ!~
22/151

第二章7ページ

そのドラゴンの名前は

ドラモリ


彼方【ちょっとした方面からクレーム来そうな名前なんですが】


セレナ【ドラゴンとコウモリでドラモリてか、安直すぎやろ】


ギリー【ずっと動かしてるけど飛べない羽根の意味よ】


ポン太【動きもトロそうな感じだしな】


リル【あんまり挑発しない方がいいと思うけど】


彼方達の言葉がわかってかわからずか一度咆哮すると首を大きくあげる、口の端からは炎のようなものが吹き出しているのが見える


彼方【炎系のブレス攻撃か!】


セレナ【腐ってもドラゴンってわけやな】


五人はドラモリのブレスを警戒し距離をとる

次の瞬間ドラモリの口から強烈な炎の息吹が放たれ・・る事はなく、強烈なガスが吐き出されたのだ


セレナ【炎ちゃうんかい!】


彼方【いや、ガスっても引火させるつもりかもしれねぇ、警戒をおこたる・・・】


な、と続かなかった

そのかわりに続いた言葉は・・・


一同【くっさっ!】


彼方【くっさ、マジくっさ!】


セレナ【ちょっ、なんやこの匂い、ホンマにゲームの中かいな!】


リル【鼻曲がる・・】


ギリー【卵が腐ったみたいな匂い・・・まるでリーダーの屁みたいな匂いだ】


彼方【嗅いだことねぇだろ!俺の屁は卵が腐ったみたいな匂いでもねぇしここまで臭くもねぇよ!】


リル【いい勝負だと思うよ】


彼方【嗅いだことありそうな奴がここにいたよ、つかこれといい勝負とか普通に傷付くんですけど】


そんなてんやわんやしている状態にも関わらず一人平気な顔をしているやつがいた


ポン太【俺機械だから匂いわからなくてよかった】


そう、ボディからなにから全てが機械のからだのポン太にとっては匂いを感じることが出来ないのだ

つまり、この場で唯一被害を免れた存在である


彼方【よし、あいつの相手は任せた! 】


ポン太を除きそれぞれ鼻をつまみながら目の前で手をぶんぶん振って少しでも匂いを遠ざけようと必死になっているため戦闘どころではない

一部の人は彼方に向かって匂いを押し付けようとしている始末だ


彼方【マジやめて、意識飛びそうなんだって】


そんな後ろのメンバーの状態にため息をつきながらその男、ポン太は颯爽と歩きだす


ポン太【仕方ない、ここは俺の力を見せるときだ】


すっと、武器に手を掛けて身構えるポン太

その姿に隙はなくドラモリもその様子のポン太に注意を向ける

少しの間をおいてポン太がドラモリに向かって飛び込む


ポン太【いくぜ!一刀両断!】


走りだしドラモリの首を一刀両断する

クリティカルヒットしドラモリは大きくのけぞりそのままうしろに倒れこむのだった



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ