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フリーディアオンライン  作者: タカミズ
第1章~フリーディアオンライン~
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第一章1ページ

彼方【じゃあ体力に5、攻撃に15で】


「では、次に脳筋野郎のジョブ能力に振り分けるポイントを決めてください」


彼方【をい!】


なぜか罵倒を受けた彼方は抗議の声をあげるが返答は無くしぶしぶながらにポイントを振り分ける候補を見る


ジョブポイントは装備品の能力アップに関係するポイントである

1ポイントにつきその装備品の能力が1%上がる

レベルが1上がるごとに2ポイントもらえる仕様だ

武器のカテゴリーは近接武器、遠距離武器、魔法媒体、特殊武器、素手、アクセサリーの6項目だ

最初に支給されるのは5ポイントである


彼方【なら近接武器に5ポイントで】


「初期設定はこれで終わりです、この項目を確定申告しますか?」


彼方【OK】


「ではこのままフリーディアオンラインを始めますか?」

「→はい・→yes」


彼方【選択させといて選択肢ねぇじゃねぇか・・はいで】


ツッコミを入れながら選択なき選択肢を選ぶ


「ではフリーディアオンラインをお楽しみください、チュートリアルを楽しみつつ落下の衝撃に注意ください」


彼方【・・・は?】


言葉を理解するよりも先に足元に穴が空き落ちる彼方であった


彼方【うわぁぁぁぁぁあっ】


悲鳴をあげつつ自由落下に入る彼方だが一瞬目の前の光景に全てを奪われ息を飲む


彼方【すげぇ・・・これがゲームの中かよ】


そう目の前に広がったのは地平線の彼方まで広がるVRMMORPG

《フリーディアオンライン》の世界だった

発売前の企業の発表では面積は太陽一個分はあるとのことだ

実際のところはどうだかわからないがなるほど、かなり広いのは確かである


そして真下に森らしきものが広がるその超高高度からの自由落下中の彼方


彼方【っ・・・】


悲鳴にならない悲鳴をあげながらかなりの速度で落下していく

そんな彼方の近くに飛んでくるボールに似た形をした機械的なものが視界のはしにうつる

正直気にしてる暇はないがわらにもすがる思いでその球体に助けを求める


彼方【そこのボールに似た機械的なナニカ、いきりなりだけど助けて!】


そのボールのようなものはくるりと向きをかえ彼方の方に向く

大きな一つ目のモノアイが赤くひかりキョロキョロと動く

まるで彼方の事を観察しているようだ



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