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フリーディアオンライン  作者: タカミズ
第七章〜マスターギルド会議〜
149/151

第7章13ページ

メディナ【これに関しては最初にあったように、ウェーブ開始時にプレイヤーの人数が多いほど敵が強くなる、というルールに則ったものであり不正などではありませんよ】


メディナがそのことに関しての弁明をするがそこにすかさずリルが喰い付く


リル【でも、あのルールは説明不足のところがあったよね?確かにプレイヤーの数によって敵は強くなっていくんだろうけど】


彼方【死に戻りしたプレイヤーも一人としてカウントする、なんて説明文はなかったはずだぞ】


リルの言葉に繋げるように彼方もメディナへと言葉をぶつける


ルガーナ【たしかにな、あのルールには説明不備があった、それは俺たちでも確認している】


リリアナ【ええ、しかも意図的に隠されていた、まるで私達の理解力と力量、推察力あらゆるものを試すかのように】


彼方の言葉にそれぞれが頷きメディナに詰め寄る

そんな中でライムとレムリアは

え?そんな裏ルールあったの?

と小さく言葉を零していた

彼方は心のなかで

せめてレムリアは気付いとけよ・・・と思いながら苦笑いするが流石に言葉には出さなかった


メディナ【ええ、街を統べる者達を選別するためですのでただ文面だけを受取りなにも考えずに戦われても困るのです】


今回のイベントにはこの5つの街のギルドのトップに立つ資格があるかどうかを試す事も含まれていたらしい

他のギルドを引っ張るような統率力、カリスマ

戦闘の中核を担えるほどの戦闘力

イレギュラーに対応するための対応力

何があっても仲間と共に戦い抜く意思と力、そして団結力

それらを判断するためのイベントでもあったようだ


メディナ【背景をしれば理不尽で意地悪なイベントにも思えるでしょうが今回のこれに関しては仕方のないことなのです、それを理解していただきますよう】


お願いします、と頭を深々と下げるメディナ

その姿にそれぞれまだ言いたいことはあっただろうが口をつぐみ席に座り直すのであった


メディナ【では、マスター会議の前半はこれにておしまいとさせていただきます、後半の議題ですが】


そうメディナが言うと巨大なスクリーンに映像が映し出される

時間ごとに場面の移り変わるそこには雪山、火山、砂漠、森林、空中都市が映し出される


クニハル【まだ見たことのない場所がありましたね】


ライト【あぁ、クエスト中も探しはしてたが空中都市なんてもんは見えなかったぞ】


メディナ【あれは光学迷彩により普段は見えなくなってますからね、入るためにも条件があります】


そしてスクリーンがフッと消えてまたつく

今度は様々なエネミーが映し出されていく






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