12-7
先ほどから気配だけを漂わせ続けていた雨が、零れるように降り出してきた。
降り始めこそ僅かに濡れる程度だったが、間もなくして豪雨と変わる。まるで全身を痛めつけんとするかのように降りつけてきた。
勝彦はそんな雨の中を、ただ一人歩いていた。場所は郊外。辺り一面は稲穂畑となっており、日中ならばいざ知らず、夜も深まればその清爽さは鳴りを潜め、どこか不気味にさえ見えてくる。
加えてこの雨だ。ただ足を前に出すだけでは水分を含んで重みを帯びた稲穂が絡みついては歩行を阻害し、さらには足元が見えないためぬかるみに足を取られかねない。自然と大きく一歩を踏み出し、稲穂を踏みつけるようにして歩かなくてはならなかった。
さて、なぜ彼がこんなところを歩いているのか。それは本人にもわからない。ただ本能の命じるままにしているだけだ。こうして何かの啓示のようなものに従っていれば、自分は目的が果たせるのが常だからだ。
本人は気づいていないが、これも彼の授かった「何事にも負けない力」の恩恵だった。どんな試練にも必ず打ち勝てる。そういう巡り合わせになっているのだ。
歩き続けてしばらく、目的地らしきものが見えてきた。稲穂畑の中にポツンと立つ古びた教会。管理するものがいなくなり廃墟同然ともなっているその場所は、夜の闇を背景にすれば曰く付きの場所だと言われても納得できた。
さらにはそこに拍車をかけるように雷が瞬く。その音に驚いたのか、どこかからカラスの鳴き声と共に、飛び去って行くいくつもの羽音が聞こえた。
勝彦は、それらすべての音など気にも留めずに中へと入って行く。
教会の中は、外を別世界の如く切り離したかのように静かだった。扉が閉まれば一層静寂は深まり、雨の音は一気に遠退く。眼前には祭壇まで真っ直ぐと伸びた赤いカーペットが伸びており、そのサイドにはチャーチチェアが同じ方向を向いて並んでいた。
そしてそんな祭壇の上に、罰当たりにも片膝を立てるようにして座っているのが、目的の人物だった。
「よぉ」
下野物好は短く挨拶を交わしてくる。
返事はしない。今の勝彦にとって下野物好という名前は、殺人の対象という一種の記号以上の意味はなかったからだ。
「足元の悪い中、ご足労頂き……」
と言い出した彼は、途中で面倒になったのか「まぁ、いいや」と口を閉じた。代わりにこう言う。
「全く、数奇な運命だよな。あんたが死んで、もう会えないかと思っていたが、まさか異世界で再会果たすなんてな」
勝彦が相変わらず反応を示さないでいると、下野物好は「あんたの言う通りだよ」と言い出す。さらに続けた。
「俺たちの間に御託はいらない」
祭壇を飛び降り、真剣な眼差しでこう言う。
「かっちゃん、あの日の清算をしよう」
それが闘いの合図だった。
勝彦が動き出し、その動作に合わせるようにして下野物好が足を繰り出す。次の瞬間には、彼のつま先は勝彦の眼前にあって、勝彦の繰りだしたナイフが下野物好の眼前にあった。
下野物好は足を折り曲げ、勝彦の腕を絡めとろうとした。対する勝彦も、それに応じるように肘を曲げる。お互いの関節の部分が組み合う形となったが、勝彦がさらに体ごと強く引き、彼の体勢を崩そうとした。
しかし、下野物好はその力を利用して飛び上がり、残るもう一方の足で膝蹴りを加えた。その膝頭は正確に顔面を捉えていたが、僅かに首を動かして避ける。自然と、下野物好の膝は彼の肩に乗り、全体重が圧し掛かる。
だが勝彦は一向に体勢を崩さないどころか、さらなる攻撃の準備をしていたので、下野物好は足を拘束している腕を強引に振り払い、飛び上がる。そのまま勝彦の頭上で高々と足を振り上げ、位置エネルギーを利用した踵落としを試みた。
おそらく勝彦は腕で防いで来るだろう。そこにさらに攻撃を加える。こうして矢継ぎ早に繰り出して勝彦に反撃の隙を与えないようにすれば、必ず勝機が見えると考えていた。しかし、それはあくまでも机上の空論だった。
勝彦は、踵落としを肩で受け止める。確かに致命傷にはならないが決して無傷とはいかず、攻撃の支点ともなる肩となればリスクを負うことは必須だ。にもかかわらず勝彦は、そんなことなど厭わずにそのまま反撃を繰り出した。
ナイフが突き出される。下野物好はそれを、体を捩って避けた。半ば強引な回避だったため、体制は崩れて床へと転がってしまう。そこにさらに勝彦は飛び掛かる。
下野物好は、そのまま床を転がり続けた。勝彦のナイフは、それまで彼のいたところに突き立つも、それをすぐに引き抜き、依然として転がり続ける下野物好を追いかけてはナイフを立て続けに突き立てた。
このままでは埒が明かず下野物好が次第に壁に追い詰められるだけだ。彼は仰向けになった際、足を頭の方へと折りたたみ、両手を使ってバネのように跳ね起きた。その際に勝彦へ両足で蹴り上げてみたが、距離をとられるだけで躱される。だが何にせよ、間合いを保つことには成功した。
二人は向かい合う。緊張感の伴った静寂が彼らを包み、しばらく硬直した。
その時、再び雷が鳴り響く。窓の外から強大な光が差し込み、二人の横顔が照らし出される。教会の中には、彼らの影が長く伸び、それ以外は一瞬だけ暗闇に包まれた。
二人は一気に間合いを詰める。勝彦がナイフを繰り出し、それを下野物好はあえて踏み込んで、切っ先ではなく彼の腕に当たるようにした。しかし、勝彦は続けざまにもう片方の腕でも彼を叩き、さらにはもう一度反対の腕でラリアットを加える。
そう立て続けにやられては、防御の仕様がない。下野物好はあえなく三発目を食らい、その勢いに吹き飛ばされる。そのままチャーチチェアの方へと飛んでいき、数個の椅子と共に床に倒れ込んだ。
勝彦はさらに追撃を加えようと彼を追ったが、下野物好はすぐに体勢を立て直し、それから身を低くして、椅子の影に隠れるようにして逃げ出した。
それでも勝彦からは丸わかりで、椅子と椅子とが並ぶ狭い通路の中で彼を追う。距離はみるみる縮まっていき、そのまま彼の背中に向かってナイフを振るうと、その気配を察したのか下野物好は並ぶ椅子の背もたれを飛び越えて、一つ後ろの列へと移った。
下野物好は反動のままにチャーチチェアへと腰掛けて、そのまま前列の椅子を一つ蹴り飛ばす。勝彦へ向けて倒れるように仕向けるも、あっさりと弾き飛ばされた。
勝彦が飛び掛かるようにしてナイフを繰り出す。下野物好が避けると、その切っ先は背もたれへと深々と刺さった。
下野物好がその椅子を、背もたれに足を掛けて飛び越えるようにしてさらに後ろの列へ移動した。と同時にその椅子を蹴り倒し、ナイフを勝彦の腕ごと下敷きにしようとする。しかし勝彦は一歩後退して、あっさりと手を離す。
着地した下野物好が勝彦の横顔に向かって足を振るってくるも、身を引くだけで避けて、パンチを返した。まるで牽制のような拳だったが、下野物好は背後の椅子の背もたれを掴んで逆立ちするように大袈裟に避ける。
その隙に勝彦は、ナイフを回収しようと身を屈め始める。だが下野物好は再び同じ位置に着地し、その勢いのままに手にしていたチャーチチェアを叩きつけた。
勝彦は微動だにしなかった。ただ椅子が砕け散っただけだ。
さしもの下野物好もたじろぐが、それでも眼下に倒れている椅子と床の隙間に足を差し入れ、蹴り上げる。真っ直ぐと勝彦へと向かっていくが、満を持して彼は手刀を振り下ろし、椅子を真っ二つに叩き割った。
目当てのナイフが床に転がる。下野物好がそれを蹴り、遠くへ滑らそうとするも、勝彦が同じく足でその行く手を阻んだ。一瞬、視線が重なる。
下野物好は、ナイフを拾わせまいとして立て続けに攻撃を加えることにした。顎を狙ったハイキックで切り込み、続いてワンツーパンチを繰り出す。しかし、どれも顔を逸らすだけで避けられる。
焦れた彼は、両手で勝彦の顔を挟んで固定して、頭突きを食らわせた。しかしそれによるダメージは、下野物好への反動だけだった。
よろめく彼に、勝彦が蹴りをくらわす。その足はみぞおちを捉え、下野物好は体をコの字に折り曲げるようにして吹き飛んだ。カーペットを挟む、反対側の椅子の並ぶ場所へ突っ込んで行く。いくつものチャーチチェアと共に床を転がった。
勝彦は、彼が復帰するよりも早くナイフを拾い上げ、飛び掛かる。何とかといった調子で体勢を立て直した下野物好は、咄嗟の出来事だったからか愚策にも背を丸めるようにして防御態勢を取ったので、その切っ先を体内へと沈み込んでいった。
その痛みに喘ぐ彼に、勝彦が蹴りをくらわす。下野物好は再びコの字に折れ曲がった状態で吹き飛んだ。近くにあった窓を突き破り、そのままぬかるむ地面を滑っていく。
勝彦が後を追って外へと飛び出す。呻く下野物好に一歩一歩近づいた。雨の降りしきる音の他に、にちゃりにちゃりという足音が嫌に響く。
ここに来て下野物好は、薬の効能が切れたのか、怪我をした肩の痛みが再発しだした。その激痛のためにまるで力は入らず、立ち上がることすら困難だった。
それでもどうにか立ち上がろうともがいている最中、勝彦にさらに蹴られて吹き飛ばされた。そのまま滑っていくと、その先にはこの豪雨ですっかり濁流へと姿を変えた川がある。それに飲み込まれてしまえば、二度と這い上がることは不可能だろう。
しかし、彼の体は幸運にもすんでのところで止まる。だが勝彦は迫っており、もう逃げ場はない。依然として危機的な状況であることには変わりはなかった。
だがそんな逆境に負けじと、下野物好は持てる気力の全てを振り絞って立ち上がる。正面に勝彦を見据えて、何とか対峙する形になるもその体勢は定まらず、ふらふらとしていた。
勝彦は腕を振るった。下野物好はそれを潜るようにして避け、対するパンチを繰り出そうとする。だが全く力の入らなかったその攻撃は、弱弱しく空を切るだけだった。
勝彦はそんな彼にも容赦することなく、再度反対側からフックをかます。腕で受け止められるも衝撃は殺しきれておらず、今の彼にはとっては結局ダメージになる。ぬかるむ地面に足をとられるも、ギリギリのところで踏みとどまった様子だった。
もはや虫の息の下野物好に、トドメとばかりに勝彦は膝蹴りを繰り出した。
同時に、下野物好は決死の覚悟で動き出す。雄叫びを上げながら背中に刺さっていたナイフを引き抜き、そのまま一閃する。と共に、彼のみぞおちに膝頭が叩きこまれた。
ナイフは勝彦の左胸を捉えていた。その傷は浅く、服を切り裂き僅かに切り傷をつける程度のものだったが、この戦いの中においてはほぼ唯一といってもいいほど、確かなダメージだった。
髪から雨水を滴らせている下野物好が、振り絞るようにしてこう言う。
「その胸に刻め! 俺の名前は下野物好。泥棒だ。下着専門のな」
一息に言いきった後、彼は事切れたように後ろ向きに倒れた。そのまま背後の濁流へと呑み込まれる。
後に残ったのは、ただ激しく流れる川の音だけだった。勝彦は、しばらくはぼうっと流れる濁流の行く末を見ていたが、不意に雨が傷に沁みたのか胸を押さえだす。その痛みは止むことはなく、それどころか増々悪化の一途を辿った。
幸か不幸か、今になって雨が止み始めた。まだ厚い雲が空を覆う曇天の中、ぽっかりと穴が開いたかのように、昇り始めたばかりの陽が射している。その陽光に照らし出された勝彦の顔に、きらりと光る雫が走った。頬を流れ、顎へと伝わり、やがて地面へと落ちる。
果たしてそれは雨の残滓か、それとも……。
*
アウロラ様の誕生パーティから数日経ちました。ダグリさんは、下野さんとの面会で思い通りにならなかったせいかアルコールに溺れ、その結果暴力沙汰を起こして囚人の身となったようです。
それでも彼は牢屋に居ながらにして勝利を確信しているかのようで、「今日の訃報は?」と日々の如く聞いてくるのだそうです。
一方で、その対象であるムールさんからは先日、ナラベルさん宛てに手紙が届いたとのことでした。その内容を読むにご健在だそうで、元の仲間たちの存命も確認できたとのことです。
そのまま健やかに過ごしてくれることを祈るばかりですが、勝彦さんの魔の手がいつ伸びるとも知れず、安全とは言い切れないでしょう。
一方で、勝彦さんにしては手を回すのが遅すぎるような気もしました。それとも、すぐには追いつけないほど遠くへと逃げたのでしょうか。あるいは、下野さんが何とかしてくれたということなのでしょうか。
あの日以来、下野さんは帰ってくることはありませんでした。牢屋は案の定、もぬけの殻でその後の足取りも追えません。おそらく勝彦さんのもとに向かったのだろうことはわかりますが、二人して根無し草なので居場所の特定はできませんでした。
待てど暮らせど、彼は帰ってきません。それでも日常は過ぎて行くものですから、次第に彼の不在になれ始めてしまいそうで、ふとした拍子に彼がいないという事実に気づくと何だか泣き出してしまいそうな気持ちになります。
そんな思いを抱いていたのは私一人だけでなく、ナラベルさんやアウロラ様も同じだったようです。なので私たちは、一度集まって、偲ぶ会というわけではありませんが下野さんがいないことを実感する会を開くことにしたのです。
場所はネモ店長の宿屋にしました。いつ彼が帰って来てもいいようにです。参加人数は四人。私とナラベルさんそして、アウロラ様はいつもの如く城を抜け出しての参加なので、リリシアさんも同席しています。
しかし、いざ集まってみたはいいものの、誰からも一向に話を切り出そうとはしませでした。そもそも何から話せばいいのかもわかりません。
そんなどこか気まずい空気を破るようにネモ店長が現れます。注文した料理を並べながら、何も知らない彼は「下野くんはどうしたんだい? 最近めっきり見ないけど生きてるの?」と冗談めかして言ってきました。
笑うないし何かしらの返答ができればよかったのでしょうが、私たちはすぐにその言葉に反応できませんでした。唯一、リリシアさんだけがネモ店長を非難するような視線を送ります。
「あ、あー、えっと、あ! いらっしゃいませー」
その視線を敏感に感じ取った彼は、珍しく来店したお客さんの対応をするため、逃げるように去って行きました。
そうしてしばらく沈黙が訪れた後、ナラベルさんはこう切り出します。
「そのうちひょっこり帰ってくるよ。不意にいなくなるのはいつものことでしょ」
まるで自分に言い聞かせているかのようで、私たちは曖昧に返答することしかできませんでした。
「結局、下野さんって何者だったんですかね?」
しばらくの沈黙の後、そう言いだしたのはアウロラ様です。
「何者、とは?」
私が尋ねると彼女はこう言います。
「何だか、不思議な人でしたよね。うまくは言えませんが」
「まぁ、変わってるといえば変わってるよね」
ナラベルさんが同意を示すのに続いて、リリシアさんが「変人、というよりかは変態ですね」と言います。
私もこう続けました。
「でも、悪い人じゃなかったです」
「悪ぶってはいるけどね」
と、ナラベルさん。
「下着泥棒ですが」
と、アウロラ様。
「周りを省みない奴でもあります」
と、リリシアさん。それぞれが言いました。
どの言葉も否定の意はなく、どれも事実で、どれも彼を表すのに的確です。でも決して、それだけの人ではなかったことも確かでした。
ここにきてようやく、彼の不在が素直な気持ちで受け入れられるような気がしてきました。この先、例え二度と彼と会うことができなかったとしても、きっと忘れることはないだろうと、そう思えてきたのです。
と、そんな時でした。先ほどやってきたお客さんの、こんな言葉が飛び込んできます。
「いやぁこの前寄った国でさ、不思議な話を聞いたよ」
その口ぶりから察するに、どうやら旅人らしいです。ネモ店長が、「なんだい?」と応じます。
旅の方は言いました。
「何でも下着泥棒を名乗る男が現れたって。自分で名乗ってるってそんなことあるかよと思ったらさ、これが本当みたいでさ」
その瞬間、私たちは一斉に目を見交わしました。それから一斉に立ち上がり、一斉に例の旅人のもとへ詰めかけます。
「え? え? 何?」
旅の方が、一目散にやって来る私たちに驚いている間に、こう畳みかけます。
「あの、その話もっと詳しく教えてもらえませんか?」
もしかして、彼は生きているということでしょうか。
*
時は戻って、決戦の日。勝彦は下野物好を川へと落とした後、珍しく疲労感を感じて教会へと戻った。
すぐ手近にあったチャーチチェアへと腰掛けて、それからしばらくは最奥にある神を表す意匠を眺めた。特に敬虔な気持ちになったりはしない。彼自身が神に相対したことがあるため、とてもではないが似ても似つかないことがわかっていたからだ。
しばし眠るように目を閉じていたが、この教会の静けさが却って落ち着かない気分にさせたようで立ち上がり、カーペットを歩いて祭壇に向かう。辿り着くとまず祭壇の机上を撫でてから、後ろへと回り込んだ。そこからの景色を眺める。
戦いの後なのですっかり荒れ果てた様子だが、天窓から差し込む陽光が浮かぶ塵一つひとつを照らし出しており、神秘的な雰囲気の名残があるように感じられる。開け放したままだった扉からは目も眩むほどの光が漏れていて、その先に続くものまで見通せない。
しばらくの間、勝彦はその光に見惚れた様子だった。
それからふと、足元に何かあるのを見つける。しゃがみ込んで見てみると、そこには二つのものが置いてあった。
一つは書置きで、こう書かれている。
「借りていたものを返す。もちろん、利子もつけてな」
署名はない。代わりに数枚の下着が置いてある。その中には青と白のストライプの下着もあった。
勝彦はその下着に見覚えがあり、思わず手に取る。それから胸に抱いた。
「シモッチ……」
彼は一言、そう呟いて立ち上がった。例の青と白のストライプの下着だけを手に、ふらふらと歩き出す。来た道を真っ直ぐと戻り、そのまま扉に満ちる光の奥へと消えて行った。
彼は気づかなかった。書置きにはまだ続きがあったことを。
落としていった際にその紙は裏返り、そこにこう書かれていたのだ。
「俺は超えたぜ。あんたという皮肉をな」
これにて第四部完結です。新章・繊維遺産編へと続きますが、その前に番外編を差し挟む予定です。
また、次回は二話分をいっぺんに登校したいため少しだけ間が空けます。ご了承ください。
引き続きよろしくお願いします。




