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演劇部の活動開始

最近毎日が騒がしい。

今まで静かだった生活とは思えないほど。

綾瀬くんと出会ったからー……。

私は少しずつ変われているのかもしれない。


~・~・~・~


放課後。

いつも通り部活に参加する。


「結局仲直り出来たんかー!よかったな!」

「瞬先輩のおかげですよ。ありがとうございました。」

「ええよええよ。俺は険悪な雰囲気嫌いなだけやし。」


瞬先輩と話しながら麗先輩が来るのを皆と待っていた。


「おーまーたーせー。遅かった?」

「大丈夫やで。そんな待ってへん。それより今日は皆集まってるけど何かあるん?」

「翠斗、話しといてくれなかったのぉ?」

「麗さんが言ったんでしょ。自分で言うって。」

「あー……そうだっけ?まぁいいや。」


珍しく真剣な顔の麗先輩。

どきどきしていたらいきなり凄いことを言われた。


「今日から3日間で作品1つ作り上げるよぉ。皆頑張ろーう!」

「……え?」


俺、初心者だぞ!?

3日!?


「あの、俺……。」

「あー今年もこれかー。麗いっつもぎりぎりやんな。」

「もう私慣れたけど。」

「麗さんは気分屋だしね。3日前なんてまだマシだよ。」


……え?

嘘だろ……!?

麗先輩!?!?


「何か今度の部活発表会でダメだったら廃部の可能性も出てくるからね、頑張ろうと思って。」

「廃部……!?」

「うん。だからやろうー。いつも通りの配役でいい?」

「いつも通りとはどういうのですか?」

「脚本が私、舞台監督が翠斗、音響が真凛、照明は…瞬の代わりに茶都。残りは皆役者っていう設定。」

「俺が照明やったら役者1年だけになってまうからな。」


あ……それは決まってるんだ。

まぁ俺役者が良かったしいいんだけど。


「茶都、良かったねー!」

「うん……嬉しい。」


心結と茶都は喜びあっている。

私も役者がしてみたかったので凄く嬉しい。

綾瀬くんと一緒なのは気にくわないが。


心結は元気で明るく声が大きい。顔が周りより少し大きいのがコンプレックスという現代系女子。

それに対して茶都は普段滅多に話すことがなく静かに本を読んでいる系である。


二人が仲良くなったのはもう10年ほど前だという。

この話はまた今度。


「でね、主役…どうしようかなって。人数少ないから私と翠斗も入るんだけどやっぱり1年がいいと思うんだよねー。」

「俺、鷹宮さんがいいです。鷹宮さんの演技ずっと見てたいです。」

「やめてください。キモいです。」

「うーん……あ、野沢菜は?」

「高菜ですっっ。わ、私が主役ですか?」

「うん、いいと思う。よし、野沢菜が主役ねー。それで台本考えるから。」

「高菜ですっっ!高菜心結ですよーっっ!!」


野沢菜……可哀想に。

麗先輩が今から考えるということは目を通せるのは明日になるだろう。


「心結、大丈夫。私も手伝ってあげるから。」

「心結……私も……手伝う。」

「風鈴…茶都……っっ!!」


あぁぁぁぁぁぁぁあ。

俺も鷹宮さんに抱きつきたいよー!!

とか言ったらあばら骨折られそうだし諦めるか……。


ホントにこんなぎりぎりで大丈夫なんだろうか……?

どうもどうも。最近眠たすぎる畑中優月です。

この回から演劇部員が多く登場することとなるのですが分かりにくいと思います。

細心の注意を払いますがご了承ください。


さてさて、皆様体に気を付けて。

私は最近冬用布団に変えました。ポッカポカです。

……どうでもよくてすみません。

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