表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

第一話『終わりからの始まり』

はじめまして。SERIE と申します。この度はこの小説と読んでいいのか...と言うレベルの物をお目に止めて頂きありがとうございます。では前口上はこの辺にしてどうぞ

年に数回あるライフル射撃の大きな大会が終わり帰路に着く。

俺はライフルとハンドガンの二つに参加しておりライフルは4526人中4位と惜しくも入賞を逃し、ハンドガンの方は5499人中32位と微妙な(といっても順位的には高いのだが……)順位だった。

あそこでもっと集中できれば1位とはいわずとも3位には、前日にもっとハンドガンの整備をしていれば。などと反省と少しの後悔をしながら歩く。

突然近くで鳴ったクラクションに驚き前を見ると小学生くらいだろうか、小さな子がボールを持っていた。俺は走り出す。普段なら間にあっていたいただろう。しかし今の俺は軽く見積もっても6kgはあろうライフル背負っていた。間に合わない。そう思いとっさにその子をつきとばす。その瞬間俺は車に跳ねられた。すぐに車の中の人と小さな子が駆け寄ってくる。あぁ無事で良かった。その子の無事を確認して俺は意識を手放した。





「"神々のベネディクション"へようこそ。私は向こうの世界に広がる大陸スペランタへの案内人。オンドィーナともうします。貴女の名前を教えてください。」


目を覚ますと目の前に不自然な美しさを持つ女性が一週間後発売の世界初のVRシステム搭載MMORPGのゲーム名を言いながら佇んでいた。その状況についていけない俺は自然と少し女っぽく恥ずかしい(といっても漢字の話だが...)名前。ユウキと名乗っていた。


「ではユウキさんまず始めに、職業を選択してください。」


オンドィーナさんがそう言うと俺の目の前に突然半透明の文字が書かれた画面が出現した。





ソルジャー。片手剣や、日本刀などの様々な剣を使い敵に立ち向かう肉体派。

標準的なスキルしかないので、あくまでもステップアップのための職種。


マジシャン。体力と力は低いが、神秘の力を操り、攻撃や回復などの魔法をしようする。標準的なスキルしかないので、あくまでもステップアップのための職種。


ガンナー。銃やボウガン、弓などを使い敵を攻撃する全距離型。標準的なスキルしかないので、あくまでもステップアップのための職種。


スミス。素材アイテムを加工できる唯一の職業。使いきりアイテムによる攻撃以外できない。標準的なスキルしかないので、あくまでもステップアップのための職種。


職業の進化について。プレイヤーが最初に選んだ職業の使い方によって進化先が決まるプレイの仕方によって様々な進化先がある。





それらを読み終わると酷く楽観的は自分は、車に轢かれたことも忘れその状況を楽しみ始めていた。まず最初に外されたのはガンナーである。今まで何度もやって来たことよりも新しいことをやってみたいと思ったからである。次に外されたのがマジシャンでやはりガンナーと似て相手の攻撃が届かない範囲から攻撃するより近くで剣などを振るってみたかったからだ。そこから俺はソルジャーを選んだことを彼女に告げた。


「初期装備を選んでください。」


そういわれ、俺は日本刀のように引いて斬るような技術はないし、大検を振るうほどの体力もない。結果俺は片手剣を選んだ。


「では、"神々のベネディクション"をお楽しみください。」


彼女の言葉とともに辺りが白い光りにつつまれた。




神々のベネディクション

第一話『終わりからの始まり』



白い光りが消え周りを見渡すと普段より目線が低い。不自然に思い下を見ると地面が妙に近い。とっさに自分の股関に手を当てる。ない。21年間連れ添って来た物がなくなっていた。急いで近くの鏡を探し歩き出す。やっとのこと見つけた鏡は無慈悲にも恐れていたもの……女の子が写っていた。そこで少しの間フリーズしていると突然声を掛けられた。


「どうしたの?大丈夫?」

「え、えーとあのそのえーとだ、大丈夫です。そのえーとすみません。」


そう言いながら俺は走り出す。そのあまり言いたくはないがコミュ障というか極度の人見知りで初対面やあまり関わりのない人に話しかけられると逃げ出したりしてしまうのだ。そのあとしばらく走り人の少ないと頃に着く頃には自分の状態の把握をしていくらか落ち着いていた。

メニュー画面を開きステータスを開く。


名前 ユウキ

性別 女

職業 ソルジャーLv.1

スキル 剣術Lv. 1(固定) あき あき あき あき

装備 武器 右手 〈安物の片手剣〉

左手 〈安物の小盾〉

防具 頭 なし

シャツ なし

腕 なし

体 なし

足 なし


アクセサリー なし

なし

なし

なし

所持金 500オール



改めて自分が女になったことを確認し再び落ち込む。21年間生きてきてよもや自分が幼女になるなんて思っても見なかった。しかしせっかくのゲームなのでとりあえず楽しもうと気を取り直し歩き出すとりあえずモンスターを狩ろうと町を出ると、たくさんのPTがわいわいと楽しそうに狩りをしている。


「ねえ君一人なの?一緒にパーティー組まない?」


四人組の男たちに声を掛けられる。割りと真面目そうな人たちだったが正直人見知りする俺にはきつい。そこで俺は...逃げた。走っていると人の少ない狩り場をうんよく見つけられそこで狩りを始める。


Lv. 4になる頃に事件は起きた。〈安物の片手剣〉の耐久力が無くなり破損した。しかも魔物と戦っている最中にだ、もちろんこの身体になって三度目の逃走を測る。出鱈目に走っていると人の多い狩り場に出ることが出来た。俺はぶっちゃけマナー違反だが他のプレイヤーに魔物を押し付け町に帰った。


町はまだあまり見ていなかったが、スキルを売るNPC の店があった。恐る恐る店の中に入ると店員はAIの質がいいのか生身の人間のような言動なのだが人見知りの対象にはならなかった。その店でスキルをお金と相談しとりあえず2つ程買って店を後にした。因みに買ったスキルはこれだ。



《気配察知》一定範囲内にいる生き物の気配を察知出来るらしく多分ソロプレイになるだろう俺には不意討ちが怖いので

大事なスキルだ。


《ダッシュ》走る速さが上がるスキルだ。戦線離脱は大事です。



その後またもやNPC の武器やに行き〈安物の片手剣〉を3本程購入する。メニューを開き時間を確認すると19:35となかなかいい時間なので夕飯を食べるためログアウトしようとすると、GMコールが辺りに鳴り響く。


曰く何かの理由により E i servi sono legati con Castello なる作られていないボスが精製去れたらしく、それを倒さない限りログアウトが出来ないらしい。またそのボスにゲームの中枢をハッキングされゲーム内での死が現実でも適用されると言う。GM がなんとか変更できたのがゲーム内の1年が現実での10分にする事のみだったらしい。


このゲームにはPK が実装されているので混乱した人たちがPK を始めることもあるので俺はその被害に合わないよう周りが慌てている間に店で片手剣をさらに5本程と使えるか分からないが、〈安物のハンドガン〉を一丁だけ買い足して狩り場に向かった。案の定道中の狩り場は透かすかだったが、すぐに人が雪崩こむと考え先の狩り場で夜通し狩りを続けた。


最後までお読み頂き幸いです。

もしよろしければここはこうしたほうがいい。そこはそうじゃないなどのアドバイスを頂ければと思います。

また、誤字の方は無いように気をつけてはいますが、不安な点も多々あります。お手数を煩わせますが報告して頂ければと思います。


9/17日

ガンナーの説明を少し変更。

腕の装備を武器と防具(防具は左右セット)を別々にしました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ