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魔王の懐刀  作者: 節兌見一
妖物たちの世界
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魔王軍大将軍の記録

 この作品を手に取っていただき(表示?)ありがとうございます。

 初心者が苦しみながら紡いでいく物語をどうかお楽しみください

 どなたに申し上げても恐らく信じていただけないことなのですが、私はかつて、この世界の生き物ではありませんでした。

 ましてや、かつては人間であったなどと聞けば、驚く方も多いことでしょう。

 ですが、事実として私はこのことを記憶していると断言させていただきます。


 先の大戦において、他世界の住人の関与があったために魔王軍は未曾有の危機に直面しました。

 過ぎた事を悔やんでも仕方がありませんが、魔王様はあれから他世界のことを更に探求されるようになられ、私に、私の異世界の記憶を記録するようにと仰られました。


 ですから今こうして、『記憶の湖』と呼ばれる悪魔の長老ホウ=ノーレッジ殿に私の半生を記録していただくべく、お話を始めようというところなのですが……。


 ホウ殿、大丈夫ですか?。

 ……そうですか。眠られてはいるが、話は聞いているから続けて構わないと。

 わかりました。


 では、始めに一つお断りさせていただきますが、私は普段このような口調でものを申し上げることがございません。ホウ殿の『知識』に加えていただくにあたり、申し上げた言葉を魔法によって加工しています。堅苦しい口調は余り好みませんが、仕方がありません。

 言葉に不自然な箇所が見受けられることがございますが、魔法での加工による不具合でございます。見苦しいところでございますがどうかご諒承ください。


 それでは私、魔王軍大将軍『イゾウ=フリート』の記録を始めさせていただきます。 

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