しゅつげき! レーヴァテイン劇場番外編(1)
~しゅつげき! レーヴァテイン劇場~
*もう十五部ですか*
カイト「おっす! 皆楽しんでくれてるか!? カイト・フラクトルだ! 今日は番外編という事で、キャラやメカのデータを紹介するぜ!」
リイド「……ねえカイト」
カイト「おう、どうした?」
リイド「なんでカイトがさも主人公であるかのように仕切ってるの? どう考えても第一声はボクでしょ」
イリア「まあ、確かにカイトの方が主人公っぽいといえばぽいけどね」
エアリオ「3ユニに入って特にメカ系はいろいろ変わってる所もあるからな」
リイド「……。まあ別にいいんだけどね。レーヴァテインってさぁ、中々話進まないからあんまり後書きでやることないよね」
カイト「……全体的にキャラが落ち着いてるんだよな」
エアリオ「というわけで、使いまわしの番外編開始」
イリア「ちょ」
~キャラクターデータ~
リイド・レンブラム
年齢:15 性別:男 髪:黒 目:赤 身長:170
主人公。中学二年生。何をやっても一通り人並み以上にこなせる天才肌だが、それゆえに他人を見下すクセがある。
他人と関わる事が苦手であり、一人の時間を好む。性格的な問題もあり、クラスメイトとはなじめていない。
レーヴァテインの適合者として高い才能を秘め、圧倒的な力を突如与えられる。その力の使い方は酷く幼く、わがままであり、自分勝手なものばかり。そうした力の使い方を周囲からとがめられるとふて腐れ、逃げ出す絵に書いたような中学生。
所謂ツンデレ主人公であり、美形。ひねくれた性格はある事情によるもので、本人もそれを強いコンプレックスとしている。
レーヴァテイン1stの主人公であり、3rdにて再び主人公に復帰した。一見するとかなりとっつきにくいが、喋ってみると意外と素直だったりする。レーヴァテイン中最強のツンデレ。
望む望まぬ関わらずレーヴァテインにまつわる運命に巻きこまれ、自分がこの世界に生まれた意味を知っていく。
エアリオ・ウイリオ
年齢:14 性別:女 髪:白 目:金 身長:130強
寡黙で従順な少女。中学二年生。えらいちっこい。リイドとは別々のクラスだが同学年。非常に美しいことで有名だが、本人はリイド以上に他人とは関わりたがらない。
何が起きても表情が崩れる事無く常に平坦。自分にとって都合のいい存在のためか、リイドと組む事が多くなり自然とシンクロも最も高いものとなる。しかしリイドに心を開いたわけではなくただ命令されればそれに従うと、それを遵守しているに過ぎない。
ジェネシス内部でも異端であり、何かとその存在は謎が多い。普段は食べているか寝ているかの二択と言っても過言ではない食っちゃ寝キャラ。ある事情からスヴィアに非常に懐いており、リイドにとっても特別な意味を持つ少女。
1stではメインヒロイン(?)にも関わらず空気だったエアリオさん。3rdではもっと頑張って欲しいですね。
1stと比べるとよりリイドに対して積極的に変化しており、一番主人公との関係性が変わっているキャラでもある。
カイト・フラクトル
年齢:16 性別:男 髪:金 目:青 身長:180
身長の高い中学三年生。数少ない生き残った適合者。適合者としてはリイドには及ばない性能であり、浸食も酷いため降板が予定されている。
最もシンクロが高いのはイカロスのイリア。本人も格闘戦を好む傾向にある。十四歳の時からレーヴァに乗り続けているためリイドと比べるとかなり先輩になる。
明るく気さくな性格で、真面目で熱血漢。リイドとは対照的に周囲の人間に非常に好かれる適合者。他人に強く依存するイリアにとって必要不可欠な“光”。
ある事情により、レーヴァに乗って戦う事を強く自ら望んでいる。その事情にまつわり、イリアとは幼馴染であり同居人でもある。元々はヴァルハラ出身ではなく、神に故郷を滅ぼされた難民。
誰にでも優しく誰にでも真っ直ぐで、裏表が全く無いのであのリイドでさえカイトの事は嫌っていないという凄まじい能力を持つ。16歳にしてはやたらとでかい。
イリア・アークライト
年齢:15 性別:女 髪:赤 目:赤 身長:150強
武術の達人(自称)、中学三年生。カイトと最も相性がよかったためよくカイトと組まされていた干渉者。
様々な武術を齧り、運動神経は抜群だがおつむのほうはちょっとやばい。バカと言われるのを何より嫌い、他人を見下した性格であるリイドとかなり相性が悪い。
リイドをパートナーとして絶対に認めたがらず、その歪んだ性格を容赦なく叩ききる。頭は悪いが人格は正常であり、情に厚く涙もろい夢見がちな少女。
スヴィアと同行し第一神話級“ホルス”と戦闘後、墜落した事をトラウマとしている。一見明るい性格だが、酷く自虐的な内面を持ち、他者に心を開かない。
非常に高い運動能力を持ち、それに呼応したスタイルであるモードイカロスの干渉者として実力を発揮する。何かと紅いのが特徴。
カイトに好意を抱いているのだが、カイトがそれに気づいてくれる気配が全く無い為悪戦苦闘中。
ヴェクター
年齢:33 性別:男 髪:黒 目:赤 身長:180
レーヴァテイン運用本部の副司令官。言動に妙な部分が多く、周囲からは変人扱いされているが実は物凄い切れ者。
変な声で笑ったり変な行動をとったりしているシーンが多く存在がコミカルだが、何を考えているのかわからないその男の正体は2ndへと引っ張られた。
しかしなんだかんだでレーヴァテインチームのキャラクターとは仲がよく、特にユカリとはしょっちゅう漫才をしている。
レーヴァテインプロジェクトが立ち上がった当初からのメンバーであり、レーヴァテインの秘密を全て知る人物でもある。
ユカリ・タリヤ
年齢:24 性別:女 髪:金 目:青 身長:160
レーヴァテイン専属のオペレーター。彼女以外にもオペレーターは存在しているが、実際にレーヴァテインとやりとりするのは彼女一人である。
まじめな性格……というよりは事実上の指揮官である副指令が殆ど何もしないのでしっかりせざるを得ない……という苦労人。
子供をパイロットにしなければならないというレーヴァテインの存在に疑問を覚えつつも闘う事に前向き。出来る限りパイロットをサポートしたいと考えている。
ジェネシス正社員の一人であり、元々はオペレーター志望ではなかった(というよりレーヴァテインは機密なので)のだが、総合的に非常に高い能力を買われ現在のポストに収まった。
しかし昼夜を問わずやってくる神やら天使やらの戦いに借り出される為、彼氏には振られまくっているらしい。早くなんとかして結婚したい24歳。
ルドルフ・ダウナー
年齢:14 性別:男 髪:茶 目:緑 身長:150
レーヴァテイン専属の技術開発者。メカニックリーダーでもある。
14歳にしてレーヴァテイン専用の装備を開発したりしている文字通りの天才。現在進行形で頭も技術も進歩し続けている。
常に大きすぎる白衣を纏っているが、風格が出るどころかさらにちびっ子さをアピールする結果に。
生意気な性格で喋りも横柄だが、その技術力はピカイチ。全員が大人の技術者で構成されるメカニックチームのメンバーが彼をリーダーと認めている事からもそれは明らかである。
人間的にも何故かとても落ち着いており、何故若くしてこんな人格が形成されたのか……それは彼の生い立ちに色々と事情があるらしい。
~マシン&パンテオンズ~
【レーヴァテイン】
通称1st。レーヴァと愛称で呼ばれることが多い。
アーティフェクタの一機であり、形状は女性に近く、頭部装甲の背後から髪が生えている。本体と外部装甲が存在し、外部装甲はレーヴァそのものを覆い隠している巨大な鎧である。
外部装甲は付け替え、修理が可能であり、装甲が破壊されただけではレーヴァはダメージを負わない。ある程度の自己修復能力を持ち、生身の本体だけでなく破壊された装甲もフォゾンにより修復する。
起動にはフォゾン適合者とそれを補佐する干渉者が必要。干渉者は外部装甲の上にさらにそれぞれの思考、趣向を反映したフォゾン装甲を装着し、レーヴァの主武装となるフォゾン兵装を構築する。
適合者は干渉者との肉体的、精神的接触が必要となり、操作中は感覚を共有する。フォゾン装甲は多くの攻撃を無力化し、その下にある通常装甲もまた高い強度を持つが、万が一本体までダメージが到達した場合、痛み、肉体的欠損はパイロットにも現れる。
またフォゾンの操作により干渉者は肉体がフォゾン化、多大な精神負荷がかかるため長時間の戦闘は不可能である。干渉者の存在によりカラーリング、性能が変化するが、レーヴァの特徴として全ての形態で翼を所有する。
【レーヴァテイン=マルドゥーク(3rd)】
レーヴァテインの干渉者としてエアリオ・ウィリオが搭乗している状態。装甲のカラーリングは銀がメインでところどころ金。外見は西洋甲冑に近いが、生物的デザイン部が多い。
細身な機体が多いレーヴァテインタイプの中では珍しく重装甲であり、生半可な攻撃は受け付けない。エアリオの心理である排他的な精神が影響しているものと思われる。
頭部に一本角があり、リイドはこれを攻撃用に利用したが、本来は飾りのようなもの。流転の弓矢は大気中のフォゾンを掻き集めいくらでも矢を生み出す事が出来るほぼ無制限遠距離攻撃であり、命中した対象を氷結させる効果を持つ。具体的には冷たいわけではなく、接触対象を凍結させるという概念を打ち出す兵器。
主武装である流転の弓矢のほかにもいくつかの武装を持つが、どれも中〜遠距離武器であり、マルドゥークは近接戦闘には向かない遠距離攻撃タイプである事が伺える。
3rdにリメイクされた事により結界展開などいくつかの特殊能力が追加実装された。また以前の形状よりもより一層装甲が巨大化している。色々と新ギミックが追加されている様子。
名前の引用元はメソポタミア神話の水神マルドゥク。最高神なくらいなのでスゴい神様ですが、説明すると長いので割合。
【レーヴァテイン=イカロス(3rd)】
レーヴァテインの干渉者としてイリア・アークライトが搭乗している状態。装甲のカラーリングは赤一色。外見は細身なシルエットで鉤爪のように鋭い両手足の指からモチーフとしているものは猛禽類だと思われる。
マルドゥークに比べると遥かに生物的なデザインで、装甲は薄く機動力にすべての性能を持ち込んでいる。素手で引っかいてもそれなりの威力であり、フォゾン武装はほぼ存在しない。
イリアのフォゾン使用法は自らがイメージする“必殺技”を発動する際に使用し、拳に炎を纏わせたり“気”みたいなものを発射したりする。これは彼女の性格上、格闘ゲームのイメージを強く受けている事もあり、マルドゥークのフォゾン使用法とは掛離れている。
全レーヴァの中で唯一翼を持たないレーヴァだが、本来は炎で構築する出し入れ自由な翼があった。とある理由からイリアはその翼を出現させる事が出来なくなっているため、機動力は現在ガタ落ち状態である。
3rdに入り追加ブースターとDソードを装備した強襲装備が登場。対アルテミス戦では1stとは違った闘い方で勝利を収めた。
名前の引用元は有名すぎるがギリシア神話に登場する人物名から。鳥の羽を蝋で固めて飛んだはいいものの……という若者がモチーフとなっている。
【クレイオス(3rd)】
第三神話級。パンテオンと呼ばれた神話級シリーズの中でリイドが始めて撃退した透明化能力と複数の腕による格闘性能でイカロスを追い詰めたが、あっさりリイドにやられた。
神全てに言えることだが、白い光で肉体は構成されており、クレイオスは若干人型に近かったものの足がなく浮遊していた。3rdではより人型に近い形状に変化、触手による攻撃などを行いカイトとイリアを苦しめた。
市街地で暴れてみたものの、やられてしまっては意味がないですよね。
【アルテミス(3rd)】
第三神話級。リイドが始めてイカロスで出撃した際に対決したパンテオン。
球状の形状と遠距離に対する光刃の投擲攻撃、周囲からの驚異的なフォゾン吸収を能力とする。特に周囲に何をするでもなく進軍するでもなくただ居座るという迷惑な存在。
3rdに入りマルドゥークの撃退、更にイカロスの片腕を落とすなどかなり活躍して見せた。卵の内部には更に本体となる身体が存在しており、中の人は白刃取りするなどちょっと頑張ってくれた。
尚、このアルテミスは周囲からフォゾンを吸収することで成長し、卵の殻が割れて内部から更に強力なパンテオンが出現する仕組みだった。
カイト「というわけで、序盤登場キャラクターのおさらいでした!」
リイド「そういえばDソードって初代レーヴァにあったっけ?」
カイト「いや、ないな。実は3rdは全体的に技術レベルが2ndくらいまで進歩してる世界なんだよ」
エアリオ「……いいなあ、新装備があって」
カイト「そういえばお前のマルドゥーク、隠された能力とかがあるらしいな」
エアリオ「そうなの!?」
リイド「神連中はみんな第二形態的な物が増えてるし、武装や新しいレーヴァテインが出てくるのは期待してもいいのかな?」
カイト「ああ。なんと、オーバードライブモードの他に“アナザードライブモード”というのが実装されるらしい!」
イリア「それ、ここでバラしていいの……?」
カイト「そんなわけで、今後も皆よろしくな!」
リイド「……だから、なんであんたが仕切ってんの……?」