表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

タイトル未定2025/07/26 12:59

引きこもり歴10年の少年が、頼っていたのはアマンゾだった。

今日もニヒルな笑みのマークがついたダンボール箱で、生活用品が届いた。

いいなーいいなー。

あっ!そうだ。僕をいじめて引きこもりにしたあいつらに、仕返しする方法思いついちゃった。

アマンゾで検索して、小型爆弾を発注する。さすがアマンゾ。品揃えが豊富だ。

お届け先は、にっくきあいつらだ。

くっくっく。

笑いが溢れる。

ポチッとな。

差出人不明で届くはずだし、置き配だし。


数日後、ニュースで話題になった。

だが、誰も僕の仕業だと気づいていない。


今日も自宅の玄関横に生活用品の入った箱が置かれた。

少年が見ると、箱が二つ。

そんなにいっぱい頼んだっけ?

まあいいや、と部屋に運び込む。

どかーん!

やられた!小型爆弾入り。

けふんけふん、と煙を吐きながら、見事に爆発した髪を手でなでおろす。

おのれー。


ポチッとポチッとポチッとな。



その日のニュースで、アマンゾを使った爆弾事件が全国規模だというテロップが流れ続けた。


「総理、某国へこの手が使えますぞ!」とお国の一大事に発展しつつあった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ