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第七十五輪:決着

生活リズムが作れない・テスト三昧・体調が宜しくない………等々の理由で、相当更新が遅れてしまいました………申し訳無い。



季節の変わり目、それも例年よりも気温差が激しくなっている………今は特に注意するべき時期です。

筆者も気を付けますので、皆様も風邪等をひかれませんように!

「でりゃあっ!」

「グオ………ッ」


ズゥゥン!


雷神モードに突入した直哉は、目視不可能な速度で化け物に肉薄し、高速の拳で思い切り腹部を殴り付ける。

化け物はその衝撃に吹き飛ばされ、背中から瓦礫の山に叩き付けられた。


「荒れ狂う稲妻よ、此処に集い、収束せよ──」


化け物が瓦礫の山に埋もれたのと同時に、直哉は距離を置いてから一瞬の集中で膨大且つ濃密な魔力を練り上げ、両手を瓦礫の山に向けつつ呪文を口にした。

両手の平に黒紫色の雷球が生み出され、凄まじい放電を放つ。


「──我が御矢は神風、汝に逃れる術は無し!!」


両手の雷球が爆ぜたかと思うと、左手の雷球は緩やかな弧を描く弓となり、右手の雷球は鋭い先端に稲妻をたぎらせる矢となった。

但し、矢は十本出来上がっていた。


矢を一本右手で掴み、左手に握る弓の弦に引っ掛け、思い切り引いく。

そして、照準を瓦礫の山に合わせた。


雷光の神風サンダーアロー!」


魔術の名を叫ぶと同時に右手を離し、引き絞られた弓は矢を光速で打ち出した。

風を切る音もたてず、矢は放つと同時に瓦礫の山に直撃した。


ドォン!


そして凄まじい爆発を引き起こした。


しかし、直哉は次の矢を構えている。それを素早く弦に引っ掛けて引き絞り、追撃を爆心に放つ。


ドゴォォン!ドンドンドンドンドンドンドンドンッッ!!


それで止まる事は無く、残りの八本も連続で撃ち込んだ。その度に爆発は勢いを増し、耐えられなくなった王宮は地下遺跡もろとも砕け散った。

瓦礫は自由落下を開始し──地上に降り注ぐ前に白銀の風に粉々に打ち砕かれた。


直哉が下へと視線を向けると、白銀の翼を背に生やした、まるで天使のような姿のシエルが直哉に向けてガッツポーズを取っていた。

その右手には扇子せんすのような形状の、翼と同じ材質と思われる物体が握られていた。


「こっちの処理は任せて!私が止めて見せるから!!」

「おう!思い切りやってやるぜ!!」


そんなシエルに頼もしさを感じつつ、直哉は再び魔力を練り上げた。



シエルの背に生える翼──正確には背中から若干離れているので、生えると言うより〝付いている〟だ──、右手に握る扇子は、シエルが魔術により生み出した物質だ。

マリーと言う人物曰く〝水銀〟らしい。


水銀とは、常温で液状を保つ唯一無二の金属だ。流動するそれは白銀に輝き、その光沢は千金に値する程美しい。

たが、直哉の世界のそれとは若干性質が異なる。魔力によって生み出されそれはシエルの望む形状を取り、シエルの望む性質を持つらしい。現在は「空を飛びたい、瓦礫を砕く力が欲しい」と望んでいて、それが具現化したのが翼と扇子のようだ。


強度も自由自在に変えられるらしく、赤子を包み込むような柔らかさを出す事も出来れば、瓦礫を砕く強靭な風を生み出す事も出来るとの事。

そして、魔力からの分離も可能だそうだ。つまり、結界等でエレメントを取り除かれても物質として存在させる事が可能らしい。


それはマリーと言う人物がシエルに〝宿った〟から使えるようになった、世界でシエルのみが使える特技だ。

──神が宿った時点で馬鹿げた魔力を生み出せるが、この時点で世界全体を見ても抜きん出ているのだが。


時間が無く詳しくは聞けなかったが、シエルに神が宿ったのは確実らしい。



後で聞き出さないと、と言う呟きを呑み込み、直哉は砂煙をたてながら崩れる王宮に目を遣った。


シュン!


「っと!」


──そして、そんな煙の中から打ち出された漆黒の鎌鼬を回避した。

それは直哉を掠めつつ、雲を切り裂いて霧散する。


「………まぁ、あれじゃ終わらないの位分かってたけどね」

「アアアアアアアア!!」


そんな直哉の呟きを肯定するかのように、煙の中からふらふらと化け物が出現した。身体中から緑の体液を噴き出す姿はなかなかにグロテスクだ。


少し歩いたかと思うと膝を着き、苦しそうな呼吸をする。肩の上下が激しい事による直哉の推測だ。

それと同時に、化け物を取り巻く漆黒のオーラがより濃厚なモノとなった。


「アァァアァ………ァァァァァア゛ア゛ァア゛ア゛ア゛ア゛ァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」


巨大な咆哮を轟かせたかと思うと、再び身体を巨大化させ始めた。辛うじて──と言っても、パッと見レベルの話だが──人間の原型を止めていた化け物だが、腕がもう一対生え、赤く光る目が四つになり、極め付けに禍々しい角まで生やされては、最早異形の怪物としか言えないだろう。


『カローナめ………えげつねぇ事しやがって…』


そんな化け物を前にしてウィズが呟いた言葉には、邪神に対する敵対心が溢れる程籠められていた。

読んで見ての通り、邪神は邪悪な神だ。人間を誤った道に引き摺り込んだり、故意的に災厄を引き起こしたりする存在である。甘い言葉で語り掛けてくる邪神に干渉された人間の成れの果ては、廃人となるか死ぬか──そして、目の前の化け物のように異形と化すかのどれかだけだ。


見方を変えると、ベクターも被害者だったのかも知れない。自分の理想を叶える術を囁かれたら、それが如何にどす黒く染められた方法だろうと簡単に抗えないのが人間である。

しかし、人を導く立場にいる以上〝利己的な〟国作りは破滅しか導かない。それは王族に施される教育の基礎中の基礎、更に言えばいしずえとなる部分だ。


目の前にいる化け物は、そんな基礎を真面目に捉えなかった成れの果て。


《………ちゃんと訓練しやきゃなぁ》

『何だ、大雨でも降らせたいのか?いや洪水………違うな、ハルマゲドンか』

《どう言う事?!え何、俺が訓練すんのはそんな天災レベルに稀な訳?!》

『あぁ』

《断言してんじゃねーぞ!!》


化け物を前に惨めな──それこそ化け物よりも──言い争いを開始した二人。ああ言えばこう、こう言えばそう言い返す様は、難しい言葉を覚えたばかりの子供がそれを必死に使おうとする様に似ていた。


『………』

『………いつもああなの?』

『うん………』

『………同情するわ、シエル。これからは二人で乗り越えましょうね』

『………うん』


そんな二人の筒抜けな念話を聞いた二人は、呆れを通り越して悟りを開いたかのような表情だった。

──マーキュリーは声に嬉々とした感情を滲ませていたが。


『でも、マリーは嬉しそうだね?』

『………えぇ』


不思議に思ったシエルが質問すると、懐かしむかのような声が返ってきた。


『アグネア様が神界にいらした時は、つまらなそうな、苦しそうな、悲しそうな………そんな表情しか見た事が無かったからね。人間界に降りても誰にも気付かれなくて、本当にいたたまれなかったの』

『………』

『でも、今は〝友達〟がたくさんいるからね。凄く楽しいと思うわ』

『うん、きっと楽しいと思う!』


それに嬉々として答えるマーキュリーに、シエルも微笑みを浮かべる。


その時、黒の波動が空気中を駆け抜けた。


「っ!!」


それに気付いたシエルは、直哉に向けて放たれた極太の鎌鼬を目撃した。

当の直哉はそれに気付いていないらしく、未だにウィズと口論を続けている。


「マリー!!」

『任せて!』


シエルはマーキュリーの名前を叫び、そのまま手を直哉に向ける。同時にあり得ない程高密度の魔力が手のひらに収束。

〝絶対に砕けない防壁〟と強く念じ、直哉の前に座標指定をし、水銀の壁を形成した。


「え──うわっ!」


叫び声に驚いた直哉は、水銀の壁を目にして再び驚いた。


ぱぁん!


「!!!!」


直後に目の前の壁から鳴った破裂音に追加の驚愕をし、慌ててそこから離れた。

すると、言い争いの終わった二人の間に念話が飛び込んできた。


『油断しちゃ駄目だよ、ナオヤ!もう怪我しないで欲しいのに………』

『今は馬鹿みたいに言い争ってる時じゃないでしょう!邪神に呑み込まれた人間は最早人間では無いのだから………理性を失った化け物がどんな被害をもたらすのか………アグネア様なら分かってますよね?』

《マジでごめんなさい》

『っ………すまねェ』


必死に説得するシエル達二人に、直哉達二人は素直に謝った。ただ、ウィズとマーキュリーのやり取りに、ささくれのように気になるモノが含まれていたのを直哉は聞き過ごさなかった。

しかし、今はそれを聞く時では無い──そして、悠長に構えている暇など無い事を知っている。


「■■■■■■■■!!」


音声として捉えるのが難しい──否、不可能な程の大音量で何かを喚き散らし、化け物はその黒き翼をはためかせ、辛うじて残っていた足場を強く蹴る。

化け物を前に押し出す力の反動を受け、残されていた足場は脆くも崩れ落ちた。


「へっ!」


身体も威圧感も巨大化した化け物だが、それと反比例するかのように速度が落ちたようだ。先程と比べると雲泥の差である。幾ら筋力が強化されようと、スピードが無ければ話にならない。

しかし、あくまでも〝先程と比べると〟であって、それでも十分に速い事は否めない。


それを理解している直哉は、腰のベルトから柄を取り出した。連撃可能な妖刀村正を生成しようとしているのだ。


「我は望む、邪を──」

「えい!」

「──うぇあ?うぉう!!」


身に纏う魔力を用いて刀身を作ろうとした時、可愛らしい声が空に響き渡った。

その声の持ち主であるシエルの方を振り向き、そして視界の隅に見えたとある変化──防壁を形成していた水銀が液状に戻り、取り出した柄の周りを漂っている事──に驚愕した。


「なななっ、何だこりゃ!!」

『落ち着いて、それは私とシエルがコントロールしている水銀よ。補助になるけど、貴方の力になれる筈』


慌てる直哉に落ち着いた様子の念話が飛び、途切れると同時に水銀が柄の上部に細長く収束した。それは微かに弧を描いていて、美しい光沢を放ち、美しく細かな波紋を浮かべ、切っ先は鋭く研ぎ清まされていた。

そして、直哉の握る柄と結合し──完全な日本刀へと姿を変えた。


「うお、すげぇ──」

「■■■■■■■!」


先程まで慌てふためいていた直哉だが、現在は右手に握る日本刀に目を奪われている。まるで玩具を貰った子供のように嬉しそうだ。

しかし、感動する時間は少なく、直後に化け物の右手の爪を受け止める羽目になる。


意識とは別に身体が動き、直哉は水銀剣を前に構えた。そこに爪がぶつかり、黒い風が辺りを吹き荒ぶ。

しかし、華奢に見えなくもないその刀身は、太く鋭く凶悪な斬撃をいとも容易く受け止めて見せた。


《強度が半端ねーな………》


表情の消えた筈の顔に驚愕を浮かべ、化け物は自分の怪力と張り合って見せる直哉を見ている。

先程は目の前の直哉が作り上げた剣をへし折って見せた。だが、妙な魔力の流れの後に出来上がったその刀は、自分が全力をつぎ込んで放った斬撃に耐え抜いているのだ。

二人──〝一人〟と〝一体〟──が鍔迫り合いを繰り広げたのは刹那の時間だ。


「!!!」

「っと………?」


直哉の握る日本刀が黒い稲妻を帯び始め、危険を察知した化け物が距離を置いたからだ。

直哉は何が起こったのかすら分かっていないが。


「あるぇー………うわ」


首を傾げつつ剣に目を向けると、純白の刀身に漆黒の稲妻がバチバチと走っていた。

相反する二色はお互いを際立たせ、日本刀独特の美しさと相極まって、見る者全てに神々しさと畏怖を抱かせる。


そこで見とれて、漸く魔力を供給している事に気が付いた。供給を止めると稲妻も止まる。


魔力を流し込むと一言に言っても、その行程の途中には様々な問題がある。その一つが〝抵抗〟だ。

同じ量の魔力を注いだと言えど、石と水では蓄えられた魔力の量が異なるのだ。そこには抵抗があり、その値が強い物だと注いだ魔力の五割程しか充填されなかったりもするのである。また、魔力にも相性があり、水に多くの魔力を注げる者がいれば、石に多くの魔力を注げる者もいるのだ。


それが全く無いと言う事は、抵抗値が極端に少ないか相性がずば抜けて良いのか──或いは、その両方を満たしているかの三択だ。


《………よし》


微量の魔力で化け物がひるむ程の稲妻が発生したのである。普段の妖刀村正を扱うイメージで魔力を注いだら──

思い立ったら即行動だ。直哉は研ぎ澄まされた精神を集中させ、波動にあてられるだけで吐き気を催しそうな程の魔力を練り上げる。そして、そのまま水銀村正に注ぎ込んだ。


リィィィィィィィィイイイイン………


同時に甲高い高周波が鳴り、水銀村正が明るくて暗い輝きを放った。化け物は更に警戒を深める。シエルに至っては耳を塞いで目を瞑り顔を顰めていた。


ィィィィィ………………………………


やがて高周波が小さくなっていき、それをうっすらと感じ取ったシエルが耳から手を離し、薄目で直哉を一瞥し──手に握る刀とそれを握る直哉、そしてあり得ない光景に釘付けになった。

『なんて事………』


呆然と呟くマーキュリーに、シエルは頷きを返す事すら忘れてしまった。



直哉が携えた水銀村正からは本来の色である〝純白〟が消え失せ、柄を除いた全ての部分が黒──〝闇〟だった。その闇は疼いているかのように蠢き、そこからは紫電しでんが止めどなく放電を続けていた。

しかし、驚いたのはそこだけでは無い。


『人間業じゃ無い………神もあんな事出来やしないわ………』


──寧ろその闇が光すら吸い込んでいる方に目が行ってしまった。いつの間にか鳴り止んでいた音も吸い込まれているようで、物音一つすらしなかった。

闇の渦に光が筋を作り、美しい光景となっているが、それを感じる余裕はおぞましいまでに感じる恐怖が打ち消していた。


凄まじい稲妻によるエネルギー貯蓄が空間を歪ませて闇を露にし、小規模のブラックホールのようなモノを作り上げたのだ。内部は重力と電子の嵐に満ちていて、取り込まれたら重力に押し潰され、電子の嵐に電子配列を乱され、二度と表に出る事は叶わないだろう。



呆然とするシエル達を余所に、直哉の精神は落ち着いていた。


《これならすぐに決められそうだ》


水銀村正が異質な姿になってから、興奮や快楽と言った感情が欠落した──正確に言うと、余計な感情が闇に呑み込まれたのだ。

今の直哉が抱いているのは、仲間を殺された〝怨み〟、暴政の犠牲となった人々に対する〝哀しみ〟、仲間達を救うと言う〝決意〟、そして目の前の化け物に対する〝憐れみ〟のみだ。


水銀村正の切っ先を化け物に向け、化け物を見る。同時に、化け物がビクッと痙攣した。


「■■■■■■■■!!!」


何かを喚き散らしながら黒い球体を数十放つ。しかし、直哉に着弾する前に振るわれた水銀村正に掻き消された。

水銀村正の軌道に沿って闇が空間を侵食し、やがて闇は塞がる。


それでも化け物は攻撃を止めず、ひたすら球体を放ち続ける。すると、三十発目らへんで直哉が急に姿を消した。

憐れな抵抗を繰り返す化け物の背後にテレポートした直哉は、読み取れない感情の籠められた声で呟く。


「■■■──」

「お前にはあの世なんて生温いよ」


シャン。


そして、水銀村正で化け物の胴体を真一文字に切り裂いた。


ブシャアァァア!


刹那、切断面から体液が噴き出して──瞬間的に無に返された。

そして肉体が軋み、


バキン、ゴキ、ゴキッ!


身体があり得ない形に変形して、


グシャッ!


原型の一割以下のサイズに押し縮められ、


──


風に吹かれる砂のように闇へと消えていった。

重力と電子の嵐により、ベクターと言う人物はこの世界から存在を抹消されたのだ。


その後暫く直哉は水銀村正を構えていたが、水銀村正の闇が晴れていくのを確認したシエルがはっとし、直哉の近くに寄っていく。


「ナオヤ!」


翼を精一杯はためかせて急いで直哉の元に駆け付けた時には、水銀村正は元の水銀村正へと戻っていた。

直哉の纏っていた禍々しいオーラも晴れている。


「………」


無言で水銀村正を見つめていた直哉は、肩から力を抜いてだらんっとする。

そして、溜め息をついてから返事を返した。


「ふぅ………あいつを殺しても変わらないんだけどな………」

『いや、お前は間違ってねェ』


後悔が混ぜられたその言葉には、直哉に宿る主神アグネア──ウィズが反論した。


『あのまま放っておいたら、とんでもない脅威になった筈だ。普通の人間じゃ太刀打ち出来ねェ程のな』

《そうか………》


そのまま直哉は空を仰ぎ、呟きのように小さな声で言った。


「………これで、良かったんだよな」


殺された仲間に向けてか、虐げられた国民に向けてか、はたまた憐れなベクターに向けてか………誰に向けての言葉なのかを理解する者は皆無だった。

読み直してみて、流石に無理矢理な展開だと思いました………prz


後悔はしている。

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