縁石 2
木の芽風に誘われ山菜の天ぷらが食べたくなった夜一は、連夜を連れてふらりと山へ山菜を採りにきた。
「むふーっ、飛ぶでちっ、増えるでちっ」
「あと越油を探したら帰るぞ」
「探すでち!」
たんぽぽの綿毛を見つけては飛ばす連夜に声をかけ、二人は歩き出した。
春の山の豊かな香りに連夜は上機嫌でくんくんと鼻を鳴らし山菜を探す。夜一が手にぶら下げている籠は既につくしやたんぽぽ、タラの芽にふきのとうこごみといった山菜が沢山入っている。
おひたしに天ぷら、酒は何を合わせるか。冷やも良いが山菜の味に負けないよう、少し温めて酒を醸すのが良いな____考え頬を緩ませた。
「じじ様」
「‥‥連夜、待て」
二人は同時に血生臭い匂いを嗅ぎ、夜一は立ち止まり辺りを見渡した。
気配を探りながら目を凝らすと藪の中に倒れている粗末な着物の少女、乙女を見つけ歩み寄った。
顔は青黒く腫れ血を吐いた後があり、酷い有様で放置され時間が経っている。
大きな火傷跡は以前のもののようだが今迄どんな扱いをされてきたのか。少女の身体には過酷過ぎる傷に夜一は自然と眉間を寄せていた。
___妙な気配はこれか。
乙女の身体からは黒い怨念がじわじわと出ており、それだけの目に遭ってきたのだろう。
「‥‥このまま死んで大禍時が来ると怨霊になっちまう、考えてる暇ねぇな」
夜一はしゃがみ少女を抱き上げると串に刺された三色の団子程の小さな白い玉が走って来た連夜の足元に転がり、玉を見た連夜は驚き慌てた。
「む?!大変でちっ、金玉落としたでちっ!?」
「連夜来い、帰るぞっ!」
「、はいでちっ」
連夜は慌てて微かに光る小さな白い玉を拾うと夜一の肩に乗り、木の葉が舞い上がると夜一達の姿は狢庵へと消えた。
狢庵へ着くと連夜は夜一の肩から飛び降り自分の前掛けをペロリと捲り覗きこむと安堵した。
「‥‥‥‥あるでち!‥‥はっ?!」
「連夜、急ぎ___‥‥何やってんだ」
しゃがんで乙女を寝かせる夜一の前に来た連夜は、着物を捲り股を覗きこんでいる。
「じじ様金玉落としたでち?!」
覗き込んでいる着物から顔を出した連夜は焦った様子で手の白い玉を見せた。
「んな大事なもん落としてたまるか。そりゃ金玉じゃねぇぞ、何処で拾ってきた」
「違うでち?光ってるでち!」
「違うから置いとけ、今はこいつが先だ。顔も酷いが臓腑がやられてる。万寿草の薬、それに黄丹蜜をたっぷり混ぜてくれ。その間に腹に溜まった血を抜く」
膝を強く入れられたお腹は青黒く変色し、ぽこりと腫れて膨れている。
「はいでち!」
連夜は玉を煙草盆に置くと薬棚へと走り、夜一は死にかけの少女、乙女に浄化の若水をかけると黒い怨念はしゅうしゅうと霧散し手当を始めた。
連夜はゴリゴリと薬を作り、夜一は
「耐えろよ」
呟くと慎重に腹に鋭く尖らせた爪を突き刺し、抜くと小さな穴が開きそこからどす黒い血がぴゅうと吹き出した。
時間が経っている所為で血は嫌な生臭い匂いがし、痩せ細った身体で持ち堪える事が出来るか微妙だ。
「おい、踏ん張れよ」
夜一は再び声をかけると流れる血を折り畳んだ手拭いで押さえた。血をひとしきり出すと薬を塗り、飲ませ二人は乙女を手当した。
「___こいつを綺麗にするのは厳しいか」
一通り手当はすんだが乙女は目を覚まさず、夜一は顔の古い火傷跡を見て指で軽くなぞり呟く。でもまだ成長盛りの餓鬼、まして女だ____少しでも目立たなくしてやろうと高価な薬剤を惜しまず、火傷跡に効く薬を作り木綿布に塗ると顔に貼り付けた。
「‥‥起きないでち」
「後はこいつの頑張り次第だ、そのうち目を覚ますだろ」
連夜は起きない乙女を覗き込み、夜一は煙草盆を引き寄せ置いていた玉に気付き手にし眺めた。
「微かに光っているが月光石や蛍石、夜耀石でもねぇな。嫌な感じはしねぇが___」
「ツルツルでち、綺麗でち!」
「‥‥‥‥よくわからないがただの石じゃねぇ、呪詛の類いじゃないようだがあまり触るなよ」
「‥‥‥はいでち‥」
欲しかったのか連夜は残念そうに言い、その様子に夜一は目に入らないよう玉を懐紙に包むと乙女の側に置き、煙管を咥えて漸く一服した。
煙を吐き出し、戸口から赤い日差しが入り大禍時が来た事に気付きちらりと乙女を見る。怨念は完全に消えており取り敢えず間に合ったなと安堵した。
顔を上げ再び煙管を咥えた夜一は上り框に放置したままの籠が目に入り慌てて立ち上がった。
「‥‥危ねぇっ、折角のご馳走を駄目にしちまうとこだ!」
「手伝うでち!」
「疲れただろ、飯はわしがやるから__」
「じじ様手伝うでち!」
「ありがとよ、じゃあ湯と炭を熾しそれが終わったらこいつの様子を見ててやってくれ」
「はいでち!」
連夜は返事をすると台所へと走って行った。
◆◆◆◆
日はすっかり沈み二人の夕餉もすんだ頃、小さくお父さん、呟くと乙女は漸く目を覚ました。
「気が付いたか?腫れはひいたようだな」
声を掛ける夜一を見て乙女は驚き何度も目を瞬くと、視線を動かしキョロキョロと辺りを見た。
「‥‥‥?あ、あの‥わ、私‥‥」
「わしは夜一、此処はわしの家だから安心しろ。お前、山の藪の中で酷い怪我で倒れていたが覚えているか?」
「‥‥倒れてた?‥‥私が?」
「___これはお前のか?側に落ちていたようだ」
夜一が懐紙から取り出した白い玉を見せると乙女はぼんやり見つめていたが、突然目を見開きがばりと上半身を起こした。
「その玉‥‥!そうだ、私‥酷く殴られて‥‥!」
「いきなり起きて大丈夫か?手当はしたが相当な怪我してたぞ」
「え?___そ、そうだ、‥‥叔父に殴られて‥‥あ、ありがとうござい‥‥‥全然‥痛くない‥‥え‥‥?」
顔を上げた乙女は薬を塗り貼っていた木綿布が落ち、驚いたまま自分の顔をペタペタと触り目を見開いた。顔にあの嫌な硬い引き攣りがまるで無くスベスベとしている。
「‥‥え?‥嘘‥火傷の跡が‥‥ない‥?_____どうして?!なくなってる‥‥?!!」
乙女は自分の腕をまくり、火傷跡が無いスベスベとした肌を見て硬直した。
「‥‥‥、全然‥痛くない‥っ‥、や、火傷跡まで‥‥‥あ‥ど、どうしよう、こんな凄い薬‥‥私、お金‥全然なくて‥‥家にも‥」
夜一は僅か眉根を寄せたが直ぐにそうか、と表情を緩めると玉を乙女の手に渡した。
「叔父って奴はいつもお前を殴るのか?」
「‥‥はい、お酒がなくてもお金がなくても、博打で負けても雨が降っても私達のせいだと殴ります。_____あの‥‥‥夜一‥様‥、私の‥な‥‥‥名前‥お‥乙女‥‥と言います‥」
乙女は夜一に名を名乗るが恥ずかしくて、声が小さくなり俯いた。
「なにを恥じるんだ。乙女、似合いの名だ」
夜一の穏やかな声に乙女は驚くが嬉しくて頷いた。乙女の名を聞いても馬鹿にして笑われなかったのは随分久しぶりだった。
「は、はい‥、父が‥父がつけてくれました‥‥もう亡くなりましたが‥‥。あの、治療頂いた薬代なのですが___」
言いながら乙女は夜一の風貌や広い部屋に青褪める。
里や村でも見た事がない立派な部屋___火傷跡が治ったのは嬉しいが薬代どうしよう‥とんでもなく高い予感がして聞くのが怖い。
「起きたでちっ!」
「‥っ!?」
「わしの孫、連夜だ」
「えっ?!ま、孫?た、狸さんが‥?しかも喋ってる‥‥?」
台所で夕餉の片付けを済ませ部屋に入ってきた連夜が言い、子狸の連夜を乙女は驚き目を丸くして見つめた。
「山に住んでて妖に会うのは初めてか?」
「‥‥あ、妖‥?じゃあ‥‥夜一‥様も‥‥?」
あの貧乏神のような老婆に会ってから驚く事ばかりで、乙女は頭が追いつかなくなってくる。
「治ったでち。さすがじじ様でち!」
すっかり腫れがひいている乙女の顔に、連夜は夜一を褒め讃えふん、と鼻息荒く頷く。
「乙女、起きられるならここの温泉は傷に良いから汚れを落としてサッパリして来い。連夜、案内__ついでに一緒に入って来い、病み上がりだからついててやれ」
「はいでち!」
「あ、あの、これ以上ご迷惑は‥‥」
夜一は懐から取り出した葉っぱを一枚、くるくる回し弾くとぼん、と煙と共に鮮やかな乙女色に小さな白い花模様の着物が現れ、戸惑う乙女の膝に乗せた。
「行くでち」
「あ、あの、でも‥」
「じじ様に逆らうなでち!」
「は、はい‥!」
ジタバタと足を踏み怒る連夜に、乙女は着物を手に慌てて立ち上ると従い部屋を出て行った。
夜一は二人を見送ると側に置いてある徳利を掴みそのままぐいと飲み干しふう、と息を吐く。
「風呂から上がったら水を飲ませてやらねぇとな」
一人呟くと立ち上がり水差しを手に部屋を出た。
部屋で暫く酒を呑んでいると連夜は暑いのか腹掛けを手に、湯上りの良い顔色で戻って来た。
「入ったでち!」
「乙女はどうした?」
「綺麗したでち!臭くないでち!」
連夜が言うと乙女は恥ずかしそうに俯いたまま、おずおずと部屋へと入って来る。
「‥あ、あの‥‥ありがとう‥ございました‥‥石鹸や‥‥こんな綺麗な着物‥‥初めてで‥‥‥汚さないよう気をつけます‥」
「二人とも喉渇いただろ、飲みな」
「ありがとうでち!」
夜一は汲んできたばかりの水差しの水を湯呑みについで渡すと、二人はごくごくとのどを鳴らし飲む。
「ふはーっ、美味しいでち!」
「_____美味しい‥っ!‥‥こんなに美味しいお水、初めて‥何だか身体がスッキリする‥!」
「ゆっくり飲むと良い。‥‥髪が邪魔そうだな、乙女、結ってやるよ」
「え?」
夜一は戸惑う乙女の背後に座ると髪を櫛で梳きだした。
長く他人から親切にされていない乙女は正座をしたまま固まっていた。
___お風呂といい綺麗な着物に髪結まで‥‥もしかして火傷跡まで治してくれたのは、薬代の代わりにこのまま花街へでも売られるんだろうか‥‥?どうしよう、逃げる‥?‥‥何処へ?此処が何処かもわからないのに。
‥‥もし売られるとしても、助けて貰ったのに逃げたくない。叔父の酒代の為に売られるよりはずっとマシだ___。
乙女が一人青くなっている間に夜一は器用に長い前髪を三つ編みにした。可愛いらしく髪を結い纏め最後に着物と同じ乙女色の髪飾りで結ぶ。
すると長い前髪で隠されていた大きな瞳の乙女の可愛い顔が現れた。
「___どうだ連夜、可愛いだろ!?見てみろ!」
「‥‥‥‥‥‥可愛いでち‥」
「やはりわしは趣味が良いな!」
夜一は出来栄えを自画自賛し、髪を結われる乙女に焼きもちを焼く連夜は拗ねた顔で小さな声で褒めると、何か思いつき腹掛けのかくしから木の葉を取り出し頭に乗せた。
「変化でちっ!」
ぼんっと煙と共に人型になり幼児姿の連夜に乙女は驚くが、夜一はすぐに意図がわかり手招きした。
「はいでち!」
「いいか髪は切るな、伸ばしておけよ。髪は妖力を貯めたりのせるのに便利だからな」
「はいでち!」
素っ裸の連夜に紺桔梗色の簡素な着物を着せると座らせ、髪を梳き乙女より細かい三つ編みを何本か作ると高い位置で一つに纏め白金色の組紐を結ぶ。
「よし、凛々しくて男前だ、どうだ乙女」
「わぁ、とっても似合ってて素敵、連夜ちゃん!」
「‥ありがとでちっ!」
連夜は髪を結って貰ったのと褒められたのが嬉しくて、頬を赤らめ顔を手で擦り照れた。その様子が可愛くて乙女は思わずくすくすと笑い夜一と目があった。
「漸く笑ったな___折角の器量良しが勿体無ぇ。笑った方が可愛いぜ」
「は‥‥、あ、ありがとう‥ございます‥」
可愛いなんて言われたのは何年ぶりだろうか。乙女が真っ赤になっていると、戸口から声がした。
「___ごめんください」
「乙女、客人だ。お前の迎えが来たから出てやってくれ」
「え‥‥私‥は、はい‥っ」
迎え___やはり売られるのだ。男の声だったので女衒が来たのだ、と思いのろのろと戸口へ歩いた。
大丈夫、あの叔父と暮らしているより絶対マシだ。お母さんは‥‥心配だけど、叔父と居る事を選んだのはお母さんだ、仕方ない。私はもうあの男の為に働くのも暮らすのも嫌だ‥!花街へ売られたとしてもあの家へ帰るよりずっとマシだ‥‥!
乙女は心を決め、戸を見つめ深呼吸すると掠れないようしっかりと声を出した。
「すみません、お待たせしました___」
戸を開けた乙女は顔を上げ、提灯に照らされる男を見て息が止まる程驚き、そのまま硬直し動けなくなった。
「‥‥大きく、綺麗になったな、乙女」
「_____お父さん‥お父さん‥っ!会いたかった‥、会いたかった‥っ!!お父さん‥っ!」
「すまない、苦労をかけてすまなかった‥許してくれ___」
迎えに来たのは女衒ではなく、もう会えないと諦めていた父親だった。乙女は泣きながら離さないとばかりに抱きつき、父親も乙女を抱きしめ涙を流し謝り続けた。
「夜一様、この度は娘が大変お世話になり、本当に有り難う御座いました。お陰様で娘を迎えに来る事が出来ました。些少でございますが仏の坐の草と花、実を摘んで参りましたのでどうかお納め下さい」
提灯を手に乙女を迎えに来た父親は、見送りに出て来た夜一へ深々と頭を下げ礼を言うと、草花が入った葛籠を手渡した。
「こいつは助かる。わしは採りに行けねぇ貴重な薬草だ、態々ありがとよ。乙女、お前の薬代は父ちゃんが払ってくれたから安心しな」
夜一が言うと乙女は大きく頷き父親を見て笑う。
「助けて下さって本当に有り難うございました。___そうだ、連夜ちゃん御礼にこれあげる。願いが叶う縁を結んでくれる石なんだって。私はもう叶ったから、お父さんに会えたからあげる。でも気をつけて__」
乙女が差し出した玉を連夜は目を輝かせ、素早く奪うように手にした途端止める間もなく叫んだ。
「じじ様ずっと元気でち!!わちとじじ様一緒でち!」
すると玉は光りパキパキと脱皮するかのように表面がひび割れ剥がれ落ちると以前よりもツルツルに、光りが少し強くなった。
「叶ったでち?!光ったでち!」
「あゝ、お前の願いはもう叶ったから終いだ」
「じじ様お願いするでち!」
連夜が笑顔で差し出した玉を手を眺めると、夜一は乙女を見た。
「ごめんなさい、いきなりお願いすると思わなくて‥!」
「乙女、こいつは何処で手に入れた?」
乙女は不思議な老婆に出会った事を話した。
「お婆さんが消えた後にぼろぼろの祠があってそこに返そうと思っていたんだけど、私の願いが叶ったから本当に願いが叶う石だと思います!でもお婆さんが言ってた身の丈以上の願いをすると悪縁になる事も本当かもしれないから‥‥貧乏神みたいなお婆さんだし‥‥」
「願いを叶える縁を結ぶ、か‥‥乙女が願った時も光ったのか?」
「わからない、袋に入れたまま手に握っていたから‥‥でもお父さんに会いたいと、願いが叶ったの!」
「そうか」
夜一は手の玉を見つめた。
____その願いの為に結ばれた縁がわしか
夜一は顔を上げ綺麗に治らない筈の、火傷跡のない乙女の顔を見るととても嬉しそうに父親を見つめている。
夜一は小さな溜息を吐くとくい、と手招きした。
すると父親が持つ提灯からふわりと青い鬼火が現れ、夜一は手に乗せふう、と妖力を纏わせると火の玉は青く光る蝶になりひらひらと飛んだ。
「こいつについてきゃ迷わねぇ」
「夜一様、本当に有り難う御座います。こんなに綺麗な着物も、髪を結って貰ったのも、あんなに美味しいお水を飲んだのも初めてで‥連夜ちゃん、一緒にお風呂に入ってくれて、背中を流してくれてありがとう‥!私を助けてくれてありがとう!」
「これからは父ちゃんに甘えて暮らしな」
「ばいばいでち!」
「有難う、本当に有り難う‥!」
「有難う御座いました。では失礼致します」
父親は深々と頭を下げると二人は手を繋ぎ蝶に導かれ、大きな狸の石像のある狢道の入り口とは反対方向、死出の山へ向かい星明かりの夜道を歩いて行く。
乙女達を見送り屋敷へと戻ると抱いている連夜を下ろし頭をわしわしと撫でた。
「今日もご苦労さん、わしももう少ししたら寝るから先に休んでな」
「じじ様お休みなさいでち!」
寝室へ向かう連夜を見送ると、どっかと座り徳利を掴みそのまま酒を飲んだ。
____気に入らねえ、何か願いが叶う石だ‥!
乙女は父親に会いたかっただけで、死にたかったわけじゃねぇ筈だ。
簡単に治る筈のない火傷跡が綺麗に消えた時、もう乙女は亡くなっていた。
「‥‥死んだ父親が迎えに来るよう、狢庵に来る為わしに拾わせたか。連夜が願っちまったから放っておけねぇ‥祠とやらを調べねぇとな」
夜一は忌々し気に玉を睨むと投げ捨てたい気持ちを抑え、舌打ちしながら置いた。




