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バラかヒガンバナか  作者: Rouge
1/7

プロローグ



(いま、何日だ?)



薄暗く、密閉された部屋の中で紫苑は考えていた



もう、この部屋に来て何日経つのだろう



食欲も湧かず、用意された食事には一切手をつけていない


この部屋には人が生活できる最低限のものがある

ないのは自由のみだ。



何もしなくていい


ただこの部屋にいればそれだけでいいと家主は言っていた



側から聞けばいいことかもしれないが、

あの彼女の根の部分を知ってもそう言えるだろうか



少なくとも紫苑は言えなかった



(なんでこうなったんだっけ)



なぜこうなったのだろうか


分からない。



少なくとも紫苑は何もしてない。



なのになぜ自分なのか



(誰か・・・)



















(ここから・・この部屋から・・・)

















(出してくれ)

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