バラかヒガンバナか
やっと、念願の大学生活を送れていた。
今まで散々な目にあってきた。
ここでは満喫した学生生活を送ってやるんだと誓った。
なのに
彼女を気になってしまったから
彼女に目を奪われてしまったから
彼女を知ろうとしてしまったから
彼女を愛してしまったから
暗くて長い髪に雨に濡れたバラがその雫をそのまま閉じ込めたような赤い瞳
白い肌によく映える彼女を
あの日、あの時、彼女をバラのようだと言った自分を殴りたいと薄暗い部屋の中で紫苑は考えていた。
小説家になろうでの初めての作品です
よければ読んでいってください
不定期更新かもです
プロローグ
2024/01/14 18:21
(改)
1 彼女
2024/01/14 19:32
2 緋花理子という女
2024/01/15 22:00
(改)
3 変わったこと
2024/01/18 21:38
4 仕掛けられたモノ
2024/01/25 22:22
(改)
5 朝香華菜
2024/03/01 21:41
6 女の戦い(?)
2024/03/04 21:40