バトルに勝ちたい(2)
今、エキストラボンバーと対面しております!
一言言っていいですか。
「……あいつら、メンバー多くね?」
ポロリともらした言葉は奴らに聞こえたらしい。
「おいおい、今更怖気付いたか? おせぇんだよ。後悔しても遅いからな」
リーダー男を初め、ギルドで捻ったつんつん男やスキンヘッド男もいる。合計で16人もいる。
4対16。不公平すぎひん? 数の差で押されたら結構キツかったりするんだけど。
それにしても、エキストラボンバーってメンバー多かったんだねー。C級にもなるとそんななのかな?
「それでは、両者準備をしてください」
司会のお姉さんがそう言う。会場が湧く。
会場の説明を簡単にすると、野球ドームくらいの広さ。でも、観客席は全面にある。1番下の観客席が1階席だとしたら、最大は4階席。とにかく、闘技場! って感じ。
お姉さんは、3階席にいる。ちょっと飛び出た場所。声はマイクで大きくされているみたい。マイクはこの世界に無いかもしれないから、魔導具かな?
エキストラボンバー達は剣や杖などを構えている。ナオヤ君も剣を抜き、セアサーラちゃんは防御魔法に向けて精神集中をしている。
「エクセラ神に誓い、バトルで正々堂々と戦うことを誓ってください」
「ああ、誓おう」
「誓います」
あっちはリーダー男が、こっちは私が代表として偉大なる創造神エクセラ様に誓いを述べる。
「それではバトル、開始です!」
カーン、と鐘の音が鳴り響く。バトル開始の合図だ。
その瞬間、大きな魔法がエキストラボンバーからこちらへ襲ってくる。会場がどよめいた。
「セアサーラちゃん、防御魔法で対処できる?」
「はい、可能だと思います」
恐らくエキストラボンバーが放った魔法は火魔法。大きな火炎がこちらに襲いかかる。いやぁ、なかなか早い魔法の発動だね。
私達はセアサーラちゃんの防護壁の中に入る。防御壁はなんの問題もなく火炎を防いだ。流石だね。
完全に魔法が消えたら私とナオヤ君は防御壁を飛び出す。エキストラボンバーも各々にこちらに走ってくる。
ポジションの説明をしておくと、私とナオヤ君が前線で戦って、セアサーラちゃんが後方支援、ホムラは後ろから魔法をバンバン放つ。
みんな自分の力を最大限発揮できる場所にいるってことだよ。
私はつり目男に向かって走る。相手は剣を構えてニヤリと笑う。完全に舐められている。
私はケンツェの感触を確かめるように握る。
投稿が遅くなりました。読んでくださりありがとうございます。




