表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/72

もっとスキルを得たい(6)


「あっそうだ、所有登録ってここで出来ますか?」

「はい。銀貨1枚でできますよ」


ということは銀貨7枚消費、残りは14枚ね。銅貨は51枚もある。

ご飯は心配しなくても良さそうだ。もっと武器装備を揃えるか。私も武器欲しいし。

私は杖に目を移し、むむむ……っと物色する。

これは可愛いけど長さが微妙。これは長すぎ。難しいな……。

その時、1つ目についた物があった。杖なのに、剣の柄らしきものが付いている。それを手に取り、魔力を流してみると、スルスルと魔力が流れた。抵抗感がない。


「お目が高いですね、お客さん。それは、杖ですが短剣にもなる珍しいタイプです」


おおー。店員さんに「お目が高い」って言って貰えた!

杖だけど剣にもなるって、どゆこと?

説明お願いします、という視線を店員さんに送ると、ニコリと微笑んで説明してくれた。


「少しコツがいるのですが、柄の真ん中の魔石を触りながら魔力を適量流すと、短剣になります。杖に戻す際は、魔石に流した魔力を吸収します」


ほほう。これかな、柄の中心にある赤色の魔石。そこに触れて魔力を流してみる。

むむ……むむむ…………。

一瞬杖から抵抗を感じたような気がした。その感覚を忘れないように魔力を調節する。

すると、なんということでしょう! 杖が短剣になったではありませんか!

すごい、かっこいい! 杖でもあり剣でもある。欲しい。買う。


「これは幾らですか?」

「銀貨7枚となります」


……かなり高いけど買う。強くなるためだ、買うしか道はない。


ホムラ達と合流。セアサーラちゃんは長い杖を、私は杖兼剣を買ったことを伝える。


「ナオヤ君も剣の所有登録したら? 私達もする予定だから」

「いいのか? じゃあお願いするよ」


よし。自然な流れでスキルゲットを導く。素晴らしい。

店員さんに連れられて、店の一角へ。


「こちらの魔導具で所有登録を行います。ではまず、銀貨を頂きます」


私は銀貨を3枚渡す。そして、魔導具へ視線を移す。

水色の水晶のようなものだ。その横には真ん中が少し凹んだ金属棒のようなものがある。

まずナオヤ君が所有登録をすることになった。


「所有登録したいものを用意してください。名前も同時に考えておいてください。登録に必要です」


ナオヤ君は帯刀していた剣を金属棒に置く。そして、水晶に手をかざす。


「スイリュウ」


彼の言葉に反応して、剣がピカっと少し光った。スイリュウってなかなかかっこいいじゃん。


「えっ、やった!!」


ナオヤ君が嬉しそうな声をあげる。


「どうしたんだ?」

「スキル『剣』を手に入れたんだ」


ホムラの問にナオヤ君は満面の笑みで答える。うむうむ。良きかな。

私はなんて名前をつけよう。んー。

と考えているうちにセアサーラちゃんが所有登録を終わらせる。彼女は「ホウセ」と名前を付けたようだ。

私は杖兼剣を金属棒の上に乗せて、水晶に手をかざす。

やばい。どうしよう名前。杖兼剣は流石にダサい。即効すぎて嫌だ。

杖と剣、ツエケン? なんだかなー。じゃあ、剣と杖、ケンツエ……


「ケンツェ」


思わず口にしていた。これだっ! と思って、なんだか惹かれたんだ。杖兼剣――ケンツェが輝く。

私はケンツェを持って、ベルトに挿す。ピッタリだ。見た目もあっている。ふふん。

銀貨の残りは4枚。もういいものは買えないか。しかしいい買い物をした。エキストラボンバーを倒すための準備が出来た。あとはケンツェに慣れないとね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] ということは銀貨6枚消費、残りは15枚ね  と言ってますが、杖の値段銀貨6枚と登録料銀貨1枚ですから、銀貨消費7枚で残り14枚ではありませんか?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ