もっとスキルを得たい(5)
「ここでみんなに相談です。貸家を借りてそこに住むか、装備を揃えて武器を買うか、どっちがいい?」
「武器」
「装備を揃えるべきだとわたくしは思います。あの方々とのバトルも控えていますし」
「僕はレイカの好きな方で」
「装備を揃えて武器を買うに2票入ったので、そうしよう。貸家はまた今度だね」
貸家を借りるのも大切だけど、装備を揃えておきたいよね。せっかくかっこいいベルト付けてるし、剣とか杖をさしたい。
服も可愛いの買えるかも。付与効果ついたやつ。
「武器屋って何処?」
「装備屋の近くにあるよ」
ナオヤ君を筆頭に私達はぞろぞろと着いていく。ぞろぞろって言うほど人いないか。
移動途中に私はこんなことを考えております。
パーティー名は何がいいかなーって。
エキストラボンバーは論外。あれは気が知れない。
みんなの髪の毛の色とかで名前付けてみる? 私は白、ホムラは赤、セアサーラちゃんは金、ナオヤ君は黒。繋がりは無さそうだなー。
リーダーを誰にするか、で変えてもいい。私だったら「白昼夢」とか? かっこよくない!!
これ第1候補で。
とか考えているうちに武器屋に到着。装備屋のふたつ横。
お店の中に入る。
すると、武器が沢山並んでいた。
「わお。武器がいっぱいあるなー。かっこいい」
「俺も最近ここで短剣買ったんだ。安いやつだけど」
ナオヤ君から説明を受けながら店の中を回る。
でも、こんなにむき出しに剣とか置いておいて、危なくないのかな? そう呟いたら、お店の人が話しかけてきた。
「心配いりませんよ。ここの武器には全て盗難防止の術式が埋め込まれています。ご購入された際、その術式は解除します」
へー。そんな術式? があるんだ。
ナオヤ君とホムラは剣エリアへ、私とセアサーラちゃんは杖エリアへ行く。
たっくさん杖がある! 長いのを始め腕と同じサイズや、小さめの杖まである。かっこ可愛い。欲しい。
店員さんに質問。
「杖を持ったらどんな効果があるのですか?」
「魔力の制御がより良く行えたり、魔法の発動時間が短くなったり効果が強くなったりします」
「杖選びにおすすめは?」
「持った時に身体に会うのがおすすめです。杖によって魔力の制御のレベルが異なるので、それらも持って確認することを進めます」
じゃあとにかく持てばいいのか。
「セアサーラちゃん、気になるのあるの?」
「えっ!? え、あの、はい」
セアサーラちゃんがさっきからある杖を凝視して欲しい欲しいオーラ出していたから気になった。
私がこう言うと、彼女はある杖に手を伸ばす。
彼女がとった杖は、身長より少し高いくらいの丈で、銀色の輝きを放っている。
頭には球みたいなのが浮いていて、それは金ピカに光っている。かっこいい。セアサーラちゃんに似合っている。
「これ、凄いです……。魔力が素直に流れてくれます」
「決まりだね。買おう。幾らかな?」
「こちらのタイプになりますと、銀貨6枚ですね」
店員さんが教えてくれた。まじっすか。結構するな。
「レイカちゃん。必ず必要なものではないのですし、他のを選びます」
「いいや、買おう。今回、武器と装備を揃えるんだもん。幾らか高くても今は買えるさ! 高いものほど付与効果も高くていいからさ」
今は銀貨21枚あるからね。
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