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新たな仲間と強くなりたい(5)



「パーティー登録は、冒険者となることが条件となっております」


ギルドの受付のお姉さんの一言。

冒険者になることが絶対条件だったか……。私はあとどれくらいミッションをクリアしたら冒険者になれるんだろう?

受付から少し離れたところで作戦会議。


「冒険者にならなきゃいけないんだって」

「もとよりミッションをクリアして金を稼ぐ予定だったから、都合がいいじゃないか」

「俺はお金稼ぎのために時々ミッションをクリアしてたよ。冒険者にももうちょっとでなれるかな?」

「わたくし……一度も迷宮に入ったことがありませんので……」

「大丈夫だよ、セアサーラちゃん。ミッションをじゃんじゃんクリアしていく予定だし、自然と冒険者になれるって」


というわけで、受付でカードを貰ってからミッション概要エリアへ。どのミッションを受けるかみんなで相談する。


「E級ミッションは簡単だから、始めはこれを進めた方がいいかな?」

「D級もいけるんじゃない? 俺は時々D級も受けていから」

「そうだねー。レベル上げを中心にするのなら、E級の魔物じゃ全然足りないか」


D級ミッションは、これだ。じゃじゃん。


・魔物(魔鹿)の討伐 (報酬)角二つにつき銀貨1枚

・魔物(魔犬)の討伐 (報酬)牙二つにつき銀貨1枚

・鉱石の採集 (報酬)量により異なる


討伐ミッションが主かな? 新しい魔物の名前が出てきた。

それに、魔石じゃなくて、角や牙? これはなんだろう。魔物は倒したら魔石になるんじゃないのかな。そう零したらホムラが教えてくれた。


「獣型の魔物は、討伐した時にそれぞれの特徴――例えば魔鹿は角、魔犬は牙が魔石と共に残るんだ。それらの特徴の中に、結構高価に売れるものもあるんだ」


へー。獣型の魔物には特性があるんだ。今まで狩った魔物は、獣って感じはしなかったね。ツルツル系が多い。

ミッションは討伐の他にも、鉱石採集がある。鉱石ね……。剣とか作るためのものかな? 薬草よりも採集は難しかったりするのかな……。とりま概要を読もう。


ビガリスト迷宮3層〜水の層〜以下の層に出現する魔鹿の討伐。ビガストギルドでその角を確認、貨幣への交換と報酬の付与を行う。報酬は角二つにつき銀貨1枚。

ビガリスト迷宮3層〜水の層〜以下の層に出現する魔犬の討伐。ビガストギルドでその牙を確認、貨幣への交換と報酬の付与を行う。報酬は牙二つにつき銀貨1枚。

ビガリスト迷宮4層〜洞窟の層〜で鉱石(ハレイ石・ヒレイ石・フレイ石)の採集。ビガストギルドでその量を確認、鑑定・鉱石の貨幣への交換はギルドで行う。報酬は鉱石の量により異なる。


ま、できそうな範囲。迷宮の3層は水の層、4層は洞窟の層なんだ。

水の層ってどんな感じなのかな……。洞窟は想像つくけど。

一個気がついたこと言っていい?

何故に薬草と鉱石はハ行で統一されている? 覚えやすいからいいんだけど。

そんなこと気にしても仕方ないか。


「じゃーE級とD級のミッション、どっちも頭の隅に置いておいて、迷宮に潜ろうか」

「わたくし……皆さんの足でまといにならないでしょうか……」


視線を下げながら、セアサーラちゃんがボソリと呟いた。


「わたくしは、治癒しかできないですもの……」

「そんなことないって! 迷宮で色々試してみよう。属性の確認をして、他の得意なものを見つけて極めよう。私の予想では、セアサーラちゃんは魔法の腕がいいと思う! 他にも、防御魔法とか使えそうじゃない? それだったらありがたいかも」


私がそう言うと、セアサーラちゃんは一瞬呆けてから、ふふっと微笑んだ。


「ありがとうございます、レイカさん」




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