お金を稼ぎたい(4)
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る。ファンタジー服も可愛かったけど普通の服も可愛いな。
ワンピースが良い。動きにくいものよりかは動きやすい方がいいな。丈が長すぎると転けそうになる。
ジャンパースカート可愛い。今着てる白服にも合うからね。お金も少し残せる。
目に付いたのは、黄土色のジャンパースカート。金色ベルトにも、炎花にも合いそう。
これは幾らかなー?
銅貨40枚
おー! 買える! これもう買うべ!
ジャンパースカートを持って、レジまで行く。
「銅貨40枚です」
魔袋からお金を取り出す。
あ。
「……銅貨が足りないです。銀貨ならありますが……」
「両替致しましょうか?」
「お願いします」
銀貨を渡すと、銅貨10枚が返ってくる。
お兄さんが値札をパチリと切る。ハサミとは違う。なんて言うんだろう……。ペンチに似た形だけど。
「すぐお着替えになられますか?」
「あ、はい」
お兄さんの案内について行き、服屋さんでよくある試着室の場所についた。お兄さんと別れて、私は試着室の中に入る。
カーテンじゃなくてドア。鍵付き。
いそいそと服を着替える。
でも今まで着ていた服は捨てたくない。地球にいた証拠じゃん。絶対に捨てない。
着替え終わった。ベルトも付けた。結構この服と合ってて嬉しい。
今まで着てた服は、畳んで丸めて魔袋に突っ込もうとした。
しかし。
――入んねー。まあ大きさの差がねぇ。でも何とかして保存しておきたいなー。
魔袋の口を必死に開いて(破れない程度に)、服もめっちゃ丸めて小さくして、やっと入った。
ふう。とりあえずこれでよし。
試着室を出て、ホムラの元に戻る。ホムラの前でくるりと一回転する。
「これ、どう?」
「似合ってるぞ」
きゃー! サラリとイケメン発言が!
内心でホムラのイケメン度にきゃーきゃー言っていたら、ホムラは立ち上がった。
「幾ら残っているの?」
「え……銅貨30枚……」
あ。ああ。ああああああああぁぁぁ!! ランチが食べれなくなってしもーたー!
ガックリしていたら、ホムラに肩をぽんと叩かれた。慰めないでくれ。お金を貯めてやる。
気を取り直して、ギルドへ行こう。そこで稼ごう。とびっきり豪華なランチ食べよう。
そう決意していたらギルドに着きました。
……実体化してから入るのは初めてだな。なんか緊張する。死んでることバレないよね。
ホムラが言っていたようにバレたら双子だと言い逃れしよう。そうだったら血縁だとして遺体を渡されるかも。
ま、まあ、その時はその時考えよう。
今回はホムラも着いてきてくれるらしい。理由を聞くと、心配だからだって。
あらホムラまたイケメン発言と思っていたら、なにかやらかさないか心配らしい。
…………。
ま、まあ、ホムラがいてくれたら嬉しいし。どんな理由であれいいとしよう。
ビガストギルド初入室です。
中には変わらず冒険者の人がわちゃわちゃしている。結構広いから狭いとは思わない。
ソファに座ってくつろいでいる人達もいるし、楽しそうにお話している人もいる。




