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メンバーとの交流

新メンバーのセリから、『竜の翼』と交流からです。

シュルトのところに来たセリは料理を手伝いながら、相談を持ちかけた。


「そおね~。やっぱりお茶カシラ。」


『他のメンバーと話す場を設けるにはどうすれば良いか?』

とシュルトに訊ねたのだ。


セリはロードに連れて来てもらったとはいえ、まだまだ新人の立場。

新加入のセリ自身が歩み寄らなければ!と気合十分だ。


最初の接触が上手く行き過ぎて、少し不安なのもある。


2度目の接触で距離感をどうするか?決められる。

鬱陶しいようなら、あまり近づかないようにするし


連絡事項くらい気負わずできる仲になりたいものだ。


ロードが居ない今が#機会__チャンス__#だった。


当の本人はカナンと荷物の確認をしている。

じゃないと、離してくれない。

「建物から出ないでくれよ?!」


って言われてる。どこまで離れて良いのか。これもまた、手探りだ。


そもそも冒険者の新加入は気を使う。

反りが合わなくても、危険地帯に一緒に行くのだ。


意思疎通くらいしときたい。

女であると、余計に拗れるのも


(勘弁して欲しいのはこっちだ。)



おっと、過去の事を愚痴ってないで行動しよう。

お菓子を作るのに、2人の好みを聞くところも抜かりない。


キースとグスタフをお茶に誘う。


理由はポーションの味とか、ハーブティの好みを知りたいとか。

荷物作りと2人の趣味に合う誘い方で。


おしゃべりしましょ?という場のセッティングだ。

シュルトは協力者。


キースは会話を楽しめるならするよ?という性格で

グスタフさんは基本寡黙だけど、興味のあることなら喋るタイプらしい。



“2人セットの方が、沈黙や探り合いにバランスが良い”

とシュルトさんからの助言でこういう形になった。



カナンとはロードが居ても話すし、シュルトは相談に乗ってくれる

ので話しかけやすい。


2人の心情に踏み込んでみよう!



すぐに旅に出るとロードの決定に否はないけど、

『竜の翼』全員で動くわけではない。少し、間のあく2人とは特に交流が足りないと思う。


人となりをわかれば、お土産も選びやすい。


ちょっとした心遣いはやれたらやれば良いと思う。

それで、関係が円滑に行くなら儲けものだ。



そう思いながら、ケーキサクレの生地が準備できた。

焼くのをシュルトにお願いして、いざ。


2人の座っている席に、お盆に載せたお茶のセットを持っていく。


聞き茶の気分で。

ハーブティのブレンド茶葉のみと、お湯を入れての小さな茶器に。

ひとくち分飲めるようにした。


さあ、お茶会の始まり。


「へえ、ハーブティー?」


興味はひけたようだ。

「飲みやすくってよく売れてるお茶です。」


リラックス効果がある、素朴な香りのものから始めた。

お茶好きなキースの興味は引けたようだ。


「ポーションの素材としても使われてる葉だな。」


当たりです。素材が回復薬と同じだと気になりますか。

研究者の性ですか?


「ええ。ポーションの素材としては少し傷のあったものを利用してます。」


新人冒険者の採取には、よくある素材の傷み。

ギルドで買い取るものの、品質的にポーションには使えない。


新人薬師の練習用にくらいしか使えない物を、商業ギルドでハーブティーとして商品化して売る。

薬師が作れば、付与効果も出ることも。


量もそれほど作らないから、希少性や作り手でも違いが出る。

風邪になる前の薬湯としても人気が出た。苦いけど。


さて、話が弾むかな?


緊張のお茶会の席についた。


次はキースとグスタフがメインで。

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