これまでのあらすじ(三章のぶん)
はい、というわけでタンバです!
今回は僕が『これまでのあらすじ』を担当します!
一章、二章のあらすじに関してはレンカさんが三章冒頭でまとめたものをご覧ください!
わかりやすくまとまっていま……いますよね!
はい!
いえ、脅されてなんかいません!
外圧はないです! ほんとうです!
実は「なんですかコレ、狂人の供述ですか?」とか思ってないです!
ともあれ、三章のあらすじです!
話は和歌山那智勝浦ダンジョンを攻略した、僕ら和歌山勢が都市国家ドウマンにやってきたところから始まります。
そして女装したイコマさん……マコさんと出会うわけです。
最初にちょっとした勘違いがあって、切りかかってしまったのですが、そこはさすがのマコさん。
僕の速攻を軽くさばいて、諭してくれました!
で、なんやかんやあって、一緒に京都嵐山ダンジョンの攻略に向かいました!
え? 『なんやかんや』の内容ですか?
ははは、そうですね。
……死にたくなるので……ちょっと話したくないです……。
ひとつだけ言えるのは、初恋は案外むなしいってことですね。
『見かけで判断してはいけない』という小学校の先生の言葉は真実でした。
僕らが旅立ったあと、古都ドウマンでは僕の師匠にあたるクキ先生が主義と思想の差から『じゃあ喧嘩しよう』みたいな結論に至って、なんか革新を目指すカグヤ朝廷と和歌山勢率いる復古勢で模擬戦争とかやってたらしいです。
ちょっと暴力的な発想ですよね。
クキ先生が大人げなく無双したけど、ヤカモチさんががんばって、最終的にはカグヤ朝廷が勝ったとか。
クキ先生、『タフネス強化:B』しか持ってないのに『スピード強化:A』と『忍術:B』を持つ僕に普通に勝っちゃう人なので、ヤカモチさんは相当なツワモノです。
今度、お手合わせ願いたいですね!
さておき。
京都嵐山ダンジョンはホラーゲーム風のダンジョンで、主の怪竜キヨモリは悪趣味なやつでした。
僕はイコマさんの『ユウギリを生かしていること』や『英雄らしからぬ行動や意識の在り方』に反発していましたが、攻略の中でなにが正しいのかわからなくなってしまい……イコマさんに一騎打ちを願いました。
『じゃあ喧嘩しよう』というわけですね!
困ったときはフィジカルで解決するのがいちばんです!
……え? 暴力的な発想?
なにがですか?
ともあれ、僕は勝負に負けました。
イコマさんに負けたおかげで、ようやく僕が奪った命について……和歌山の竜、トラキチについて、気持ちの区切りがついて、泣けたんです。
もとい、泣いて区切りをつけていいんだと納得した、でしょうか。
なんと言えばいいのやら、まだわかりませんけれど。
そのあと、イコマさんと二人でキヨモリを倒し、古都に戻った僕はユウギリと対話をはじめました。
……つまり、全体的にまとめると、そうですね。
僕がイコマさんにオトナにしてもらった、というところでしょうか。
……はい? この表現はよくない?
じゃあ、イコマさんに一皮剥いてもらった、とかはどうでしょうか。
それもよくない?
特に変な意味はないのですが。
2022年は毎日一話ずつ365日更新を更新を目指して頑張ります。
また、来たる2月19日には書籍版第一巻が発売いたします。
マコちゃんのイラストもあります。
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それではよいお年を。




