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黒き剣帝 元最強のアラフォー全盛期を取り戻して無双ハーレム  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第13章 継承者

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1 ソフィアの力

「ソフィア、それは一体――」

「私のスキルが少し成長したみたいなんです」


 驚く俺にソフィアが説明した。


 どうやらソフィアのスキルは『過去に発現した俺の攻撃』を再現することができるそうだ。

 時空に干渉し、俺の全盛期を現出できるスキル――そのバリエーションということか。


 いや、そもそも『時空に干渉する』というのがスキルの効果内容なら、もっと幅広い現象を起こすことが可能かもしれない。

 どちらにせよ、今のソフィアは、限定的とはいえ俺と同等の攻撃を再現できる。


 いわば、全盛期の俺が二人いるようなもの。

 これなら、あるいは――。


「ゴルゴーンとの戦いの決定打になるかもしれないな」


 ともあれ、まずは目の前の聖獣軍団を片付けることからだ。


「こいつらは俺が薙ぎ払う」


 俺は剣を構えた。


「ソフィア、スキルをかけてくれ。リーネは援護を頼む」

「はい!」

「了解ですわ」


 うなずくソフィアとリーネ。


「消し飛べ、聖獣ども――」


 俺は大剣を一閃する。


 攻撃力に特化した『紅蓮の闘気』による一撃。

 さらにリーネの大火力攻撃魔法が荒れ狂う。


 数百の聖獣軍団は剣と魔法の極大の攻撃波を食らい、まとめて消し飛んだ。


「ふう……」

「さすがです、ジラルドさん」


 ソフィアとリーネが同時に微笑んだ。


「いや、君たちの力もあってこそだ」


 俺が微笑を返す。

 と、


「あら、堕天使も聖獣も退けましたか……思ったよりもやりますわね」


 声とともに前方の空間が歪む。


 ヴ……ン。


 現れたのは、ゴルゴーンだった。

 足止めをしていたアルジェラーナとミリエラはどうしたんだ!?

 俺は慌てて周囲を見回す――。


「案ずるな、ジラルド。わらわたちがそう簡単にやられるはずがなかろう」

「やっとみんな一緒になれたねっ」


 ゴルゴーン出現からワンテンポ遅れ、アルジェラーナとミリエラが出現した。


「君の目論見は崩れ去った。俺たちはソフィアと合流したぞ」


 ゴルゴーンをにらむ俺。


「ふん、それくらいで勝ち誇らないでいただきたいですわね」


 堕天使の少女は鼻を鳴らし、


「私はただより確実な勝利を求めただけのこと。合流したならしたで、叩き潰すのみですわ」


 ぞくり……!

 彼女の全身からすさまじい威圧感が放たれる。


 ソフィアと合流できたとはいえ、決して油断はできない。

 相手は第一階位堕天使なんだ。


「気を抜くな。全員で奴を倒すぞ」


 俺はみんなにそう言った。

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