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黒き剣帝 元最強のアラフォー全盛期を取り戻して無双ハーレム  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第12章 異空間の決戦

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4 合体攻撃

「よし、ならば――」


 体中から吹き上がる闘気のオーラが赤く変色した。

 攻撃力に特化した『紅蓮の闘気』だ。


「おおおおおおおおおおおっ!」


 俺は大剣を振り下ろした。

 放たれた斬撃衝撃波が、真紅の竜の形となって突き進む。


 冥皇封滅剣、一の型・(きわみ)──『紅帝火龍(こうていかりゅう)』。

 同時に、


「最大級流水魔法――『水牙竜導(すいがりゅうどう)』!」


 アルジェラーナの呪文も完成した。

 俺が放った赤い竜の形をした斬撃衝撃波に、アルジェラーナの青い水流が重なり合う。


 二つの攻撃が融合し、より強大なエネルギーとなって、門にぶち当たった。


 爆光が弾ける。

 轟音が響き渡る。


「ふうっ」


 俺は大きく息を吐きだした。


 堅牢なはずの正門も、さすがに俺とアルジェラーナの同時攻撃の前にはひとたまりもない。

 跡形もなく吹き飛んでいた。


「ふむ。やはり衰えておらぬな、ジラルド」


 アルジェラーナが嬉しそうにうなずいた。


「むしろ、邪神大戦のとき以上かもしれぬ」

「あのころより肉体は衰えても、技はずっと研鑽を積んできたからな」


 俺はニヤリと笑った。


「アルジェラーナこそ、あのころよりも魔法の威力が上がっているな」

「わらわは長命を誇る古来種。全盛期どころか、まだまだ成長期じゃからの」


 アルジェラーナもニヤリと笑う。


「当然、あのころよりも強くなっておる」

「すごいなー、二人とも」


 ミリエラが目をキラキラさせていた。


「あたしも……もっと強くなりたい。師匠みたいに。お姉さまみたいに」

「なれるさ、君なら」


 俺は彼女の頭にぽんと手を置いた。


「えへへ」


 顔を赤らめ、目を細めるミリエラ。


「ふーむ……?」


 アルジェラーナが少しジト目になった。


「どうした?」

「無自覚に女性を惹きつけるのも、あいかわらずか……」

「???」

「そして鈍感なところも、な」


 アルジェラーナが小さくため息をついた。

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