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黒き剣帝 元最強のアラフォー全盛期を取り戻して無双ハーレム  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第10章 過去との対峙

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11 メンバー選定

「えへへ、お姉さまに褒められると照れちゃうなー」


 ミリエラがくすぐったそうな笑顔を浮かべた。


「お主も戦力として期待しているぞ、ミリエラ」

「はーい、お任せをっ」


 ミリエラはいつも以上に元気いっぱいだ。


「で、本題に戻すが――さっきも言った通り、当面の目標は装置の破壊じゃ」


 と、アルジェラーナ。


「とりあえず、まずは一つ。装置の破壊を成し遂げれば、邪神復活の脅威は遠のく」

「できる限りの戦力を与えて、総攻撃をかけるか?」

「いや、異空間に入れる人数は限られておる。それに、こちらの動きを悟られると、装置自体を別の場所に移されてしまうだろう。あまり時間をおかず、すぐに集められる精鋭メンバーで奇襲をかけるつもりじゃ」

「人数が限られている……?」

「装置がある異空間は、古来種による厳重な結界で守られておるからの。いかにわらわとて、これを完全に破ることはできん。せいぜい五人……いや、六人が通ることのできる穴を開けるのが限度じゃな」

「六人か……」

「わらわとジラルド、ソフィア、それにミリエラは決まりじゃ。あと二人ほど連れていけるが、あまり時間はかけられんぞ。せいぜい三日じゃな」

「戦力的にはガウディオーラとミーシャだな」


 俺が言った。


 かつての五大英雄、『白の賢者』と『翠の聖拳』。

 さすがに全盛期ほどの力は持っていないが、それでも超一流の魔法使いと武闘家僧侶である。


 若い世代での最強格の戦士や魔法使いなどよりも、この二人の方がずっと強いだろう。

 それに加えて、邪神大戦時の経験もある。


「二人に連絡は取れるのか。わらわもお主とガウディオーラ、ミーシャの三人はメンバーに考えておったが、居場所が分からなくてな」


 と、アルジェラーナ。


「幸い、ジラルドには半ば偶然だが再会できた」

「……偶然だったのか」

「居場所が分からないから、とりあえず適当に空を飛んで探してみたのだ」

「あいかわらず、おおざっぱだな……」


 思わず呆れる俺。

 とはいえ、そんなところは以前とまったく変わってないな……と懐かしさもこみ上げていた。


「ガウディオーラなら、孫娘のリーネを介して連絡できるかもしれないな。リーネは近くのギルドにいるし」


 そう、彼女はヴェルナたちのギルド『守護の剣』に所属しているのだ。


「ミーシャの方は異能の里にいるだろうが……少し遠いな」

「場所さえ分かれば、わらわがひとっ飛びじゃ」

「なるほど、確かに……」




 ――というわけで、俺はリーネを訪ねて『守護の剣』に、アルジェラーナはミーシャがいるであろう異能の里に、それぞれ向かうことになった。

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