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詩の目次

「殺せ」 「死ね」

作者: 冬野三月

文字数制限のため、二作まとめて投稿します。

「殺せ」

殺したいので殺します

誰のせいかとか何があったとかは関係ない

もう何も関係ない

誰とも関係ない

殺します

殺すことを頭から外す事ができない

殺したいので

もう殺す以外に道が見えないので

殺して楽になりたいのです

誰の意見も関係はなく

誰の悲しみも苦しみも関係はなく

もう殺す以外の道がないのです

善悪の話はやめてください

あなたや社会の理屈はたくさんです

あなたが息をするように

私は殺すのです

息をするために

殺せ





「死ね」

死ね

言葉は空虚に通り過ぎる

毎日毎日過ぎて言葉は死んだ

心も遅れて死んでいく

死ね死ね死ね

おまえらみんな死ね

人はみな不平等に死んでいく

それでもみんな死んでいく


俺はいつ死ぬのか

いつまで生き延びるのか

いつ死んでもいいのか

死にたくないまま死んでいくのか

もう死にたい

誰も信じられない

もう死にたい

死にたくない

けれど生きていけない

死ね

万が一にも、誰かを殺したり、自殺したりしないで下さい。

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