2 グリップがべたべた そうだ分解掃除しよう! マルイM92F
かなり以前購入していた東京マルイのM92Fクロームステンレスモデル。剣奈ちゃんのところでいずれ登場させてみよう!などと思い立ちました。
なら触って感触を確かめねば!
ということで引き出しのさらに奥から引っ張り出してみました。そしたらです。なんとグリップがべとべと。夏風の手も真っ黒になってしまいました。
これは記憶あります。夏風の靴底を引っぺがし、マスクケースをべとべとにし、お気に入りの吉田カバンのショルダーバッグをボロボロにしたやつですね。
こいつのおかげで大変な目にあいました。あれはいつのことだったか(遠い目)、富士山の風穴に出かけた時のことです。夏風はしっかりと登山靴を履いて万全の構えで臨みました。
神秘的な洞穴。気分アゲアゲでウキウキ進みました。しかしです!とんでもないトラップがこのダンジョンにあったのです!
装備腐食トラップです(嘘です)
洞窟で靴底がべろりと!!!!
何ということでしょう。大変な事件です。事故です。これがガチの登山中だったら下手したらヘリコプター案件です。そして管理が悪い、自己責任だ、馬鹿野郎と、叩かれ、夏風は涙目になって廃人に追い込まれていたことでしょう。
このにっくき邪気!(明らかな誤用)
そうです。「加水分解」野郎です。
M92Fは一時期お気に入りでパンパン撃ってたやつです。撃つとバレル(スライド)がガスでブシュっと後ろにキックバックします。そのギミックがお気に入りだったやつです。ガスブローバックというのだそうです。
何とかならないかとティッシュで拭いてみました。夏風の手が真っ黒になっただけでべとべとは取れませんでした。
これはまずい。諦めるしかないか。でもなんとか。ということで調べてみました。方法らしきものがありました。
そう重層漬け、アルコール拭きです。
とりあえずグリップをマイナスドライバーで分解してみました。手がべとべとになりながらグリップが外れました。バカですね。ボリエチレンの使い捨て手袋をはめればよかったのです。
さて、分解すると謎の部品がたくさんこぼれ落ちました。冷や汗たらたらです。謎の小部品二つ。謎のねじ二つ。困りました。まあ適当にガチャガチャすればいいのです。(よくない)
それはさておき、洗面台に水を流し、重層をスプーン一杯放り込み。えっ何パーセントか?夏風にそんな細かいこと求めないでください。だいたいでいいんです。(よくない)
10分ほど漬け込んで歯ブラシでごしごし。こんどはちゃんとポリエチレンの手袋装着です。どんどん落ちます。歯ブラシが真っ黒に。手袋も真っ黒に。洗面台の底も細かいゴムでドロドロに。
しかしです。べたべたは取れません。困った。いよいよあきらめるしかないか。まあ乾かしたらなんとかならないか。
ということで取り出しました。そしてティッシュにアルコールをぶっかけてふきふきしてみました。ティッシュがどんどん真っ黒になります。一枚、二枚、三枚、四枚。なんだかべたべたが取れていく気がしました。
そして乾燥。ティッシュで拭きふきしてペーパータオルで拭って乾燥です。どうしましょう。とりあえず二時間ほど乾燥させましょうか。
その間に謎の部品の調査です。
謎のバネは「トリガーバーススプリング」「スライドストップスプリング」
謎部品は「スライドストップ」「マガジンキャッチ」
トリガーバーススプリングはうまくはまりました。スライドストップスプリングはよくわかりません。あーでもない、こーでもないと試行錯誤しつつ、どうやらうまくはまりそうな位置を見つけました。これで準備万端。あとは待つだけです。(ホントか?)
そして一時間(二時間では?)。はい、待ちきれませんでした。グリップを見るとしっかり乾いているように見えます。
マガジンキャッチを装着し、スライドトップにスプリングをはめて装着。片方のグリップととめ、ねじでくりくりしてつけました。
そして裏側、トリガーバーススプリングを装着し、グリップを装着。こちらもねじでくりくりしました。
さて、いよいよ試射です。
重っ!
かなりの重量感です。そして発射。
バシュ、バシュ、バシュ
軽快な発射音とともにバレルスライドも小気味よくブローバック。グリップもべたべたしません。成功です!
「ん?」
シューーーーー
マガジンから不穏な音が、、、
はい。ガスバレル(?)のガス止めパッキン(?)の劣化ですね。これはどうしようもないです。復活のため、マガジンを購入することに。
そして発注当日。まさかの夜到着。アマゾンは早いですね。
バシュ、バシュ、バシュ
快適!カッコいい!