Maiden
舌を絡めるとカラメルのように甘い
そんな世界でたった1回の経験を済ませて
バイブルなんて全部嘘っぱちだ
私たちは汚濁の中でしか生きられない
美しいものを穢す事で最高の快楽が得られる
その先に地獄が待ち受けていたとしても味わいたい
それが生き物だ
尊いのは若さ 乙女の血液はプラチナの溶液だ
冷たくて温かい光の輝き その残骸が母だ
選択を咎める事はしない
私は神ではない 人の子だし母への追慕もある
分かっているから尚更浄化されたい
人間はそのジレンマに悩んで大人になる
閉ざされたドアを開くも見守るのも愛で男女なんだから分かり合えるわけが無い
それでも自然界の法則は時に甘く私たちを死へと誘って来る
今は眠れよ乙女達 私は知らんぷりで勝手に花の蜜を啜る
誰も優しい人じゃいられない
モナリザに黒のペンキをぶち撒けたい衝動
濁った瞳で見てれば美醜どちらも憎たらしい
せめてモノクロに
カラフルな世界は眩しくて誰かにとっては辛いだろう
鈍感になる事だ 私はその方法を知らないからいつも不安がるけれど
生と性は切り離せないのだから君よただ忠実であれ
じゃないと最悪死ぬ事になるよ
そういう人達をみんな忘れて今日も励んでいる 愛を汚れさせる事に
それもまた陳腐な安っぽい感傷で どっちにしろ人は綺麗なままではいられないんだけどな




