表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Sterbephase(詩記)  作者: 敬愛


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

77/102

光のアトリエ

何も変えられなかった

何も変えたくなかった


掌の中の光の粒子を集めてカンバスに大天使を描いた

納得がいかず真っ黒に塗り潰した アトリエには逆光で出来た影

言葉が私を吸い込む音が響いている


朝になったら死んじゃうから時計は隠して隔離した 己の姿も見えない暗室で

感覚は麻痺して気持ちが良い いつの間にか数日経過している

そんな晩年でも別にいっか どうにかなるさってみんな言うしね


考えて考えて納得いく答えは見つからないまま

だからこそ進む事を推奨する私 絡みついて来る縁を斬り捨てて1人走る

そんな自棄っぱちな気持ちになるのは深夜1時に寝てるのにまだ暗い午前4時とかに起きちゃった日

聴きたい曲も見つからず 寂しい物だと溜め息を吐いて夜の残り香を嗅いでから出かける


白浜の砂 巻貝の声 潮騒の涙

美しくなくとも良い 正しくなくとも良い ただ感じるままに

自由とはそういうものだろう 誰だって自分らしくいたいだけなんだ


ならばその道を真っ直ぐに行け 何も無くとも それを心に描く

原体験はきっと白い絵の具のように煌めき汚されながらも風景に不満も漏らさず色を合わせるのだろう


鳥かごから放った鴛鴦が翼広げ大空へ羽ばたいていく

その行く末を私は追えないけれど この北の大地にしっかりと足跡を記す 

目が眩むほど明るい光のアトリエで

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ