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Sterbephase(詩記)  作者: 敬愛


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Unknown

自身の無名を嘆くなかれ

だから匿名のメリットなど何も無いんだ

身バレして困るのは女だろう 

男には金と命くらいしか盗られて困るものはないはず


私はかつて有名だったらしい

いや ややもすると高名な詩人になったのかも知れない

敵は退散したが 味方もまたそうだ


そうやって忘れ去られる運命だ

誰かの記憶の中で生き続ける?

そのクロニクルの厚さなんてせいぜい文庫本一冊程度だろ

開祖じゃあるまいに


誰もが主張し議論し時に争いが起こる

遥か昔からそれを繰り返しているのにね 

疲れたよ 酔っぱらって道端寝転がりたい


意味なんか求めるなよ

みじめになるだけじゃないか

明日を希求しろよ それだけで今日を感じられるだろう

願いや祈りなんて無力だ


誰もかれも本名があり戸籍謄本に載っていて死んだらお悔やみ欄に載るだろう

それが地球に住む人の悩みや苦痛だ


そんなもん集めていたら自分が潰れちまうよ

とっとと出掛ける準備を整えて外へ安心を買いに行ったら

危険は実は家の中にもある事に気づく 

疑うならば家族と離縁する事だね 分かるよ


大抵の人は孤独と死を拒むのに自らがその立場になったらあっさり受け入れて

あまりに脆いはずの人間が他人を守る為に命をかけたりしてさ 

だからみんな名も無き英雄だ


そんな言葉でお茶を濁すよ 

本当は誰もがたまに産まれなきゃ良かったかななんて思うはずだから

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