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Sterbephase(詩記)  作者: 敬愛


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10/102

迂遠

序文


思考障害のひとつで話が回りくどく枝葉末節にとらわれなかなか目標に達しないもの。


詩記


ノーベル文学賞取った! 

やった 頑張った甲斐があったよ 

みたいな 嘘から出た真があれば良いなって

名誉欲塗れ 

ドストレートに感情を表現するタイプなので迂遠とは無縁なんだけど


女性の事になると君を抱きたいとは言わず 

好意を表明するわけでもなく 

ただ微笑んで無言を貫く

その本心 本性は

ルックスコンプレックスの塊で

未だに自意識過剰 


もう若く無いんだからと現実を凝視してたらヤレない行為ばかりだ この世は 

こっからだ 君の身体を貪りたいって言うんだ


でもそれってフェミニストの看板標榜しているモラリストに

似つかわしくないかな 

あああああ めんどくさい 迂遠過ぎる


もう消えてくれ 叶う事の無い欲望 

努力の結果の勲章以外要らないよ 

金 女 東京に行くと付き纏ってくる死んだ猫の腐敗臭 

煙草で紛れさせて 

これも光化学スモッグの原因か とか


考えるの疲れた 

馬鹿なんじゃないか 

23時 牛乳でカレーパン流し込みながら

川をひたすら見つめて涙していた社畜時代 

そこで培われた迂遠症 

今 天才作家の養分になってる


回りくどいのは好きじゃねえんだ 

全部俺に寄越せ! 満たされているとか言ったのは勘違い 嘘 

あれもこれも俺の物 俺の物は俺の物 お前の物も俺の物 

リサイタル開催したら急に誰も側にいなくなった


それで良い 

守るものが出来たら弱くなる 

はっきり言おう 俺はずっと勝ち組 

カメレオンのように擬態しながらも何かでずっと

1番取り続けて嫌われた 

良いんだ やりたい事自由にやりたいから縛られたくは無い 

それだけ


接続詩


真っ直ぐに進めば良いと誰もが言った

地図の上では正論だった


けれど私は敢えて曲がり角の花の匂いを嗅ぎ

小川のせせらぎに足を止め

遠回りの中で心を育てた


目的地にはまだ着かない

だけどもう目的地が何か

分からなくても良い気がしている


この道の途中で出会った

声や沈黙の温度が確かに私を創っている


真っ直ぐよりも確かで

真っ直ぐよりも私だった


結文


私は比較的ストレートに物事を言うタイプなのでいろんな人を傷つけて嫌われているかも知れないけれど、話がまわりくどく意思のはっきりしない女の腐ったような男はいつまでも恋人も出来ないだろうから性格変えた方が良いんじゃないかなと思う。

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