あとがき
ここまでお読み下さり、ありがとうございます。
この話についても、あまり語る事はありません。
タイトルの「嵌められた彼女」は、もちろんベガです。
ミアがリゲルを通じて違法薬物を与えたのは、確実に処刑する為です。
気を大きくさせて暴走させるのと、薬物の所持で罪に問うためです。
虐めだけならせいぜい身分はく奪くらいですが、怪しい薬物を常用していたとあっては、国王も庇えません。
それくらい、恨んでいたという事です。
レグルスを攻略するには、留学先でレグルスの好感度を上げる必要がありますが、留学できるのが1名だけなので、早い者勝ちでハーレムもできません。
「ハーレムルートから入るけど、ハーレムエンドを狙うと攻略できない」という、制作者側の罠です。
好感度の上げ方もヒロインと悪役令嬢で、異なります。
ヒロインの場合は王家を嫌うレグルスに賛同する形で、最終的に王家を捨てて駆け落ちするエンドになります。
悪役令嬢だと婚約者に虐げられながらも毅然とした態度を取る事で、逃げるのではなく立ち向かうのだと気づかせて、最終的に他の王族を倒して王になるエンドになります。
色々ありましたが「悪者を退治して、王子様とお姫様は幸せになりました」となるでしょう。
ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。
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