他にも艦船があるようです。 とんでもない情報ばかりブッコむのはやめてくれ!
はい、と言うわけで3話目が出来上がりました。
あまり深く考えず楽しんでもらえたら幸いです。
2021/09/18追記:ゲノム説明部分を少し追記
「それで、次の話ってどんな内容なんだ?」
「はい、まず現在この艦はキャプテンが正式に登録されたことにより全機能が稼働可能となりました。」
ふむふむ、全機能とな?
となるとIS4の設定通り宇宙ステーションの建造や艦船の製造に資源採取が可能となったって事か。
「はい、ご説明しますと宇宙ステーションの建造や艦船の建造及び資源の採取、、」
うんうん、そうd
「有機及び無機共に自由にデザインした生命体の作成と、、」
え!ちょ!?
「空間歪曲を操作して設置出来るサイズ無制限のフリールームや同技術を利用してどこに居ても取り出し可能な携帯ストレージが作成、、」
まてまてまて!
「ちょっと待て!お願いちょっと待って!!」
「はい、どうかしましたか?」
「まず確認、自由にデザインした生命体の作成と言ったけど、、、
それはガイノイドとか人間、もしくは別の生物の特徴を持ったヒューマノイド型の生き物も制作可能っ
て事?」
さすがにそれは無いよね?無いよね?
「はい、可能です。」
「出来るのかよ!!!」
うっそだろ!ウ〇娘作れるやん!
トウカイt いや作らないけど!デタラメ過ぎだろ!!
えぇい、次だ!
「次に空間歪曲を操作してと言っていたけど、、、
つまり歪曲場を利用した長距離航行も出来るって事?」
サイズ無制限とか携帯ストレージとかもでっかい爆弾だけど、
宇宙関連作品が好きならワープが気になるよね!
「可能です、、」
よし!!!
「ですがおすすめはしません。」
え!?!?
「歪曲した空間の中を移動するという事は著しく船体に負荷がかかります、
よって無駄に表面防護フィールドのエネルギー消耗が増えます」
だめかぁ、、、。
「エネルギーは無尽蔵ですが」
「出来るのかよ!!」
「それよりはタキオン粒子を利用した転移がおすすめです。」
「ちょっとまて、粒子をどう利用したと」
「某変態科学狂い生命体が一晩でやってくれました。」
「ジョ〇ンニかよ! そうじゃなくて!」
「細かい概要は省きますが粒子に物体を記録する技術を用い物体を粒子化、
そのまま目標地点へ照射移動させ到着したら記録内容を解放し顕現させる技術です。」
「厳密には転移ではありませんがそれっぽいからイイよね!
と技術を開発した星の王族が惑星全土に放言したのが定着しました」
「あぁー、権力者の仕業かぁ、、、惑星全土ってところが残念すぎる、、、。」
「その日に傍付きを務めていた執事長が仕組んだ結果らしいですが。」
「なにやらかしてんの執事長!?」
なんなのアリアさん、さっきからとんでも情報ばかり。
すっげぇ疲れる、、、、。
「それでは先ほどの状況説明の続きをお伝えします。」
あ、、、そういえば途中で遮ってたっけ、、、。
何が出て来るか分からないけど少し覚悟しとくか。
「分かった、途中で遮ってごめん。
続きをお願い」
「はい、先ほどまでは当艦の話でしたが攻撃、防衛、輸送を司る艦船の起動についてです。」
「ん?この艦以外にも稼働可能なのがあるの?」
「そうです、厳密には必要な環境や準備が必要なためどれか1艦だけ起動可能です。」
「へー、ちなみにどんな艦がある?」
「主力機動戦艦 イグニスバンカー・貿易輸送艦 ノーブルエアリアル・攻勢防御艦 アーススフィアの3艦の内1艦が稼働可能です。」
!?
一部だけどどれも特級の最上位艦じゃないか!
やたらコストかかるから俺含めて5,6人くらいしかそろえられてないくらいチート級の艦ばかり、、、。
IS4のユーザーは300万人以上と言われているけどそれでも全部そろえた所有者は一桁台になっている。
まぁ1艦だけってのは結構いるんだけどね。
「この中ではアーススフィアを最初に起動する事をお勧めします。」
「へぇ、どれも凄い艦だけど理由を聞いても?」
「まずはこちらをご覧下さい。」
そう言うと目の前にまたウインドウが表示される。
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万能建造艦 アクエリア
管制型AI呼称:アリア
全高170m
全長380m
全幅255m(主翼含む)
最大収容可能数800人(拡張可能)
動力:
メイン 縮退型重力子エンジン
サブ マテリアル変換型中出力エンジン
防御装置:
太陽光極限増幅型エネルギーシールド
武装:
迎撃ビームタレット850基
収納:
歪曲空間型収納倉庫
搭載機:
小型防衛ドローン 500
三次元プリンター内蔵ドローン 5000
マイニングドローン 生産待機中
主力戦闘ドローン 生産待機中
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ふーむ、艦のステータスだね。
結構そろってる、、、。
小型ドローン1機だけでも宇宙空間で今の人類には対抗手段がないからな。
それでなくても艦やドローンに防護エネルギーシールドがあるからダメージを与える事は不可能だろう。
「ご覧の通り現在この艦は防衛力が非常に低い状態となっています。」
「高いからね?今の人類に対抗手段ないからね?」
「ゲノムの攻撃を想定した場合は現状とても危険です。」
「え!ゲノム居るの!?」
「いえ、現状この宙域で確認されていませんが最悪を想定した場合は被害が甚大となる可能性があります。」
ゲノムとはIS4でいわゆる敵、異常ゲノム敵性体と呼ばれるいわゆる問答無用でぶっ放してくる謎生命体だ。
ウミウシをご存知だろうか、基本的にはあれを黄色く発光させて触手を全周囲につけた感じのエネミーだ。
意思の疎通が出来ず出会ったら問答無用で触手からビームを無数に放たれる。
いまの人類がアレと遭遇したら地球丸ごと壊滅する。
「アクエリアが存在する以上ゲノムも存在するのか?」
いたらヤバイな、、うーんどうしたものか、、、。
読了ありがとうございました。
2話の時もそうですが連続投稿する事すら考えて無かったんですけどね。
つい興が乗っちゃったので書き上げました。
SFは本来サイエンスフィクションらしいのですがここではスペースファンタジーとします。
※深く調べてないので適当です(笑)
ファンタジー=想像次第で何でもありさぁ!
そんなこと脳内ファントムが囁きまして、、、。
ぶっちゃけてしまうと設定はガバガバで穴だらけです。
技術的な部分もフィーリングで深く調べていないのであっていないかと。
某ドラマで阿〇寛さんが作中にこんなニュアンスの事を言いました。
「ファンタジーに理由を求めるのはナンセンスだ。」
そうだ、いま現存する法則に囚われてはいけない!
ごめんなさい、、めっちゃ言い訳しました、、、orz
現状ゲノムが出て来るかはキャラクター達の動き次第なので未確定です。
シルエットとかも設定書き上げながら2、3分で考えてでっち上げました。
単体で設定だけ考えるのと物語を書きながら設定考えるのだと後者の方がめっちゃ早いですね。
とても小さいですがやってて新たな発見をしたような気分です。
艦のシルエットは〇ンダム作品のネェル・アー〇マのように三本正面に突き出ています。
円錐?状になっており平たく言うとトライデントの形状です。
各所の排出口ドローンが発進し船外作業や防衛ドローンが飛び出ます。
筒の部分周辺がホログラムチックな投射物があるとカッコ良さそう、、、。
長くなってきたので今回はこの辺までで。
それではまた次話で!