管制型AIがイイ性格をしているようだ
まさかの連日投稿。
いやぁ、正直な話3日後くらいとか下手したら1週間くらい先になるかなぁと思っていたのですが、、、。
楽しんでもらえたら幸いです。
「いや!ほんとどこよだよココ!?」
「おはようございます、キャプテン」
「え!! 誰だ!?」
慌ててベットらしきものから体を起こし回りを見渡すとまるで保健室のような部屋が目に入る。
全体的に材質不明の金属製でSFチックではあるが、、、。
そんな和真の目の前に映像が浮かび上がる。
「わたしは万能建造艦 アクエリア 管制型AIです」
空間に浮かび上がった映像ウインドウに銀髪の少女が映し出される。
全体像はわからないが小柄そうな印象だ。
「え、、アクエリアってIS4のアクエリア!?」
「IS4がなにかは存じ上げませんが当艦の名称はアクエリアと申します。」
「うっそぉ、いったい何がどうなってるんだ、、、、。」
「状況をご説明します、キャプテン」
「キャプテン?俺の事?」
「はい、生態スキャンの結果あなたは当艦のキャプテンであることが確認出来ました。
当艦へ転送予定だったキャプテンが調査のために地表スキャンの際、
倒れた事が判明したました。
そのため転送による緊急回収を実施しました。」
「あ、、そうか徹夜続きだったから、、、倒れたのか俺、、、。」
「はい、回収したのちに医療用ナノマシンによる体全体の疾患を治療。
減少しているテロメアを特盛で盛っておきました」
「いや!普通は盛れる物じゃないから!!」
「普通とか草生える」
「掲示板住民かよ!平坦な声で草生えるって言われてもシュールなだけだわ!」
「アレ?そういえば体の疲れや無かった足の感覚が戻ってる、、、?
それに眼鏡をかけてないのに乱視だったはずの視界がはっきりしている!」
「はい、先ほども申し上げた通り治療を実施しました。
こちらが現在のステータスです。」
ブォンと音が鳴ると隣に和真の小型人形サイズで全身がホログラムで投影される。
「おぉ、これ俺か!
治療箇所も文字で表示されて分かりやすい。」
「胃と足に脳や血管のダメージも治療したと?
すっげぇなこれ、、、。」
「んん、、、、?肉体年齢20歳相当、、、ドユコトコレ、、、??
表示されている映像もずいぶん若い時の姿になってるし、、、。」
「治療した結果と先ほどもお伝えした通りテロメアを盛った際の副次効果として肉体年齢が20歳相当まで復元しており現在の姿となっています。」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
マジか!確かに中年太りしていた腹も引っ込んでいるし、体もかるいけど!
しかもテロメア後付けで追加出来るってある意味不老じゃない!?
「驚いたわ、凄いなナノマシン。」
「地球風に申しますとナノマシンの技術は銀河一ィィィィィィ!!でしょうか。
技術の高さを伝えるのに毎回叫ぶのは変わった法律ですね。」
「違うからね!地球全土の法律みたいに言わないで!
そもそもソレはネタであってそんな法律はどこにも無いからね!」
「残念です、当艦でも採用しようと思ったのですが。」
「ヤメテ!残念過ぎる光景が広がるだけだから!」
なかなかエキセントリックな性格なようだ、、、。
情報源が某掲示板経由な気がしてならない。
「ところでキャプテン実は行って欲しい仕事があります」
「なぜキャプテンなんだかそもそも分からないけどなに?」
「当艦の運用に必要な事なのですが私に固有の名前を付けて下さい」
「名前?アクエリアは君の名前じゃないって事?」
「はい現在は管制型AIが私の呼称となっております」
「へー、名前ねぇ、、、。」
んー、艦の名前を縮めてアクア?
ダメだ、能力高くてもなんだか大幅に知力が下がりそうな気がする。
アリア?エリア?
よし、アリアにするか!
「少し安直かもしれないけどアリアなんてどうだ?」
「呼称名アリアを受諾、今後はアリアとお呼び下さいにゃん。」
「いや、にゃんってどこから仕入れてきたその情報。」
「地球の男性は全員上官に対して語尾を付けるとの事ですが?」
「無いからね!そんなウソ絶対に無いからヤメテ!」
「そうですか、わかりました。」
「それでは次の話に移ります。」
えーこれ以上なにがあるんだ?
うーん、某〇〇素晴のカズマさんぽくなっちゃってるかな?
ノリツッコミにするとどうも引っ張られてしまう、、、。
盗作とまでは行かないまでもどこまでやっていいのやら。
そもそもアラフォーのおっさん⇒青年だから大丈夫かな、、、?
ウンタブンダイジョウブ!
ちなみにうち和真さんは下衆くは今のところ無いようにするつもりです、
なにも考えてないとも言えますが。
名前変えた方が良いかな?
もともとノリツッコミにするつもりが欠片も無かったんだけど自然とキャラが動いた感覚です。
あたま空っぽにして書いていく趣旨なのでさもありなんと言ったところでしょうが。
それではまた次話で!