あるいた後ろには道ができるの。 通った後がボロボロだろ!
はい、こんばんわ。
連続更新継続中のかつ丼です。
それではどうぞ。
どんどんきんちゃんの動きが加速されていく。
そうして俺たちの進む速度も早くなってもはや全力ダッシュだ。
通った後は風圧により所どころ荒れている。
足元は特殊加工のチタン製らしいのだが踏み込んだ歩法の威力でへこんでいる。
これ以上はマズいな。
しかたがない、最終手段だ。
「仮想電子プロテインの配給停止期間延長」ボソ
ガクリときんちゃんが倒れる。
_:(´ཀ`」 ∠):_うぅ・・・
筋肉最高:そ、それはせっしょうなの。
「踏み抜いた床、仮想電子プロテインよりコスト安いの?」
いや、まぁ自分達で材料取ってるからコストゼロではあるのだが。
プロテインに至ってはプログラムパッケージの箱のみだし。
筋肉最高:<(;゜з゜)> ~♪
「だいたい異常事態にアリアが気が付かない訳がないだろう?」
Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
急に周囲を確認しだすとガクガクと震えだした。
「うん、逝ってこい♪」
筋肉最高:ぎにゃぁ~なのぉぉぉぉ!
急に立ち上がり後ろを向いて逃げ出す。
思考制御とはいえコミュニケに入力してから逃げるなんて結構余裕だな。
すると50mくらい走ったところで鎮圧ドローンが出て来る。
あぁ、鎮圧用の非殺傷ミサイルが撃ち込まれているよ。
着弾箇所の周辺に大量の煙が出ている。
対流体金属用の動作固定チャフらしいが。
「あ、あれ大丈夫なのかな?」
「さぁ?一応非殺傷らしいぞ。」
そう話つつコミュニケを思考制御で個人宛に送る。
カズマ:後は頼んだ。
アリア:承知
メッセージを送った直後に拳より少し大きいくらいの丸い綿玉みたいなのがわらわらと群がっていく。
手首や肩・関節各部に取り付き空中へ吊るしてどこかへ連れて行かれている。
「うん、グットラック。」
「あ、、あはは、、。」
スフィももはや苦笑いしか出来ないようだ。
「な、なんだか色々と凄いね。」
「まぁ、、な。
でも退屈はしなさそうだろ?」
「うん、、、うん!そうだね。
よく考えたら確かにそうかも!」
「とりあえずアレはアリアに任せて装備倉庫エリアに移動するか。」
「そうだね、ドローンパッケージのスティックを受けっとたらボクの艦へ行こう。
艦内を案内するよ!」
そう言って二人で今度はゆっくりと歩き始めた。
読了お疲れ様です。
アレですね、きんちゃんのマッスルフォームはオールマイトの声かスネークの声、
もしくは若本さん(ブルゥワァァ!)で各自好きに脳内変換してください。
きっとニヤリと来るものがあるかもしれません。
今回挿絵機能で文字拡大を表現してみましたがうまく行ってよかった。
GIFで設定しないと背景が透明にならないからちょっと手間かも。
それではそろそろこの辺で。
また次回でよろしくぅ!