表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/23

登録完了そして宿屋へ



その後しばらくギルドマスターからの質問責めにあったがなんとか説明して魔法使いとして冒険者ギルドへの登録を認めて貰える事になった


「お待たせ致しました、こちらがライカ様のギルドカードになります」


受け取ったギルドカードは青銅のプレートに名前と職業が刻み込まれていた


「それでは冒険者ギルドの説明をさせていただきますね」


「冒険者ギルドでは階級があり下から青銅、銅、銀、金、白金の5階級になります、階級はポイント制でギルドや依頼人からの依頼を達成すると貯まっていきます、また賞金のかけられた犯罪者を捕まえたり討伐した際もポイントが貯まります、依頼は1つ上の階級の物も受けられますが1つ上の階級の依頼を受けて依頼を完了出来なかった場合のみ違約金が発生しポイントがマイナスされてしまいますのでご注意ください、ギルドの説明は以上になります、わからない事があればまた質問してください」


なるほど、冒険者がバウンティハンターも兼ねてるのか確かに兵士だけじゃあ手が回らないだろうから一石二鳥なやり方だな


「わかりました、ありがとうございます」


そう言ってギルドカードを受け取りとりあえずギルドをあとにした


「さてと、それじゃぁ街を散策するとしますか」


するとグリモアールさんが


「散策の前に宿を確保する事をおすすめいたします」


うん、確かにそうだ散策して宿がないのだは避けたいしな


「グリモアールさん宿屋の場所ってわかる?」


「はい、ですが宿屋の数は大小合わせて36件ありますが」


「そんなにあるの?」


「そうですね、王都ですから旅人や商人それに冒険者も沢山いるのでこれくらいは普通かと思います」


「そっか、じゃあどこかいい宿屋ないかな?」


「ファリナ王都のおすすめの宿屋をお調べ致します」


「検索結果を表示します」


そう言うとグリモアールさんの画面に宿屋の外観の写真と評価それと宿泊料金がずらりと表示された


グリモアールさんってばこんな事まで出来るのね


「えーと、1番の宿屋は紅月館か料金は一泊二食付き銀貨7枚で長期宿泊の場合割引もあるのか、食事まで付いてこの値段なら確かにいいな、良しこの宿屋に行ってみよう」


「かしこまりました、紅月館までナビゲーションを開始します」


「おなしゃす」


グリモアールさんのナビゲーションを聞きながらしばらく歩いていくと赤レンガで作られた赤い屋根の建物が見えてきた看板には赤い満月が描かれていた


「目的地に到着しました、ナビゲーションを終了します」


「ありがとう、グリモアールさん」


宿屋の扉を開け中に入ると長いカウンターが店の奥まで続いていた、よく見ると奥には椅子とテーブルが幾つもありカウンターにも椅子が置かれていた、どうやら1階は酒場も兼ねているようだ、しばらく様子を伺っていると


「あっいらっしゃいませ」


そう言いながら女の子がやって来た


「すみません、宿泊したいんですが」


「はい、宿泊のお客様ですねおひとり様ですか?」


「はい、一人です」


「滞在期間のご予定は?」


「とりあえず1ヶ月くらいの予定です」


「でしたら長期宿泊割引で銀貨で240枚金貨だと24枚になります」


ん?1ヶ月で割引ありで銀貨240枚?1日銀貨7枚で1ヶ月30日で210枚ですよね?あれ?もしかして……


頭の中で念じてグリモアールさんに聞いてみる


「グリモアールさんこの世界の1ヶ月って何日?」


すると頭の中にグリモアールさんの声で


「この世界の1ヶ月は40日で1年は9ヶ月360日です」


あっやっぱり異世界に自分の中の常識は通用しませんよね


「どうかしましたか?」


「あっいいえ、支払いは後払いですか?」


「前払いでも大丈夫ですよ?」


「じゃあ前払いでお願いします」


そう言ってポケットに手を入れ頭の中で金貨24枚と念じてポケットから金貨24枚を出して渡した


「それでわお部屋までご案内致します」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ