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1曲目

これは自分のイメージでしかないので、あまり期待しないでください

20歳をすぎた頃の私は、久しぶりに思い出の本を見ることにした

17歳の頃の写真だった

その写真の中には、自分の好きな人と一緒に撮った写真が乗っていた

そこには、好きな人から貰った本をぎゅっと握りしめている自分が写っていた

懐かしくなり、私はその本を探すと、棚の少し奥側に落ちていた

その本には、こう書いてあった

『次の夏、自分と一緒に出かけませんか?

8月5日、あなたの誕生日

僕はその日、あなたのことを待っています

あの日見た空、茜色の空を共に見た場所で』

と。

私は、こんなにも大切な手紙をなぜみつけなかったのか。

時間がものすごくすぎさった今、私は彼へと電話をかけた

1コールが過ぎ

2コールの頃には少し不安になっていた

3コール目がなり終わる頃、彼は電話に出た

「どうしたんだ?」

と、少し慌てるように君は私に声をかけた

そりゃそうだ、この電話自体も2年ぶりだろう

高校を卒業し、大学にあなたは進み

私は就職した

私は彼のことを思っていたが、きっと実ることはないと思い出の彼方へと追いやったのだ

卒業式に別れを誓い、きっともう会うことは無いのだと

こんな日が来ることも、こんなことがあったことさえも気づかずに

私は手紙のとおりに、文を読み、今の彼へと告げた

「『あの日見た空、茜色の空を

君は覚えていますか?』」

彼は小さい声で「うわぁ」っと呟き、照れている感じだった

そして、彼に告げた

「この時、あなたは何を言おうとしてたの?」と

多分とわかっていながら、確認のように問う私に彼は恥ずかしそうに

「あの日、約束したんだ」

といった

「あの日、これからの高校がこうであればいいな、これからの人生こういって欲しいなという話をしている中、俺にお前は寄り添い、どうしたかと思えば寝てたよな

その時俺は、話聞けよなとまずおもったよ」

そんなことを覚えていない自分はすごく恥ずかしくなった

そんなことをしていたのかと思うと、顔が焼け焦げるほど赤くなる

「しょ、しょんなことしぃてないよ」

と、言葉がごにゃごにゃになりながらいう

「ま、寝てたから覚えてないよな

まぁ、続きがあるから聞けよ

聞けよと思ってたけど、幸せそうな顔で寄り添い寝ててスースーと声を立てるお前を見てると、この人をいつか守るようになる日が来るんだと思うようになってた」


僕は、彼女がいつも無理な笑顔を続けていたのを知っていた

その光に合わないような影の背をみて大丈夫かと心配していた

けれど、気付かぬふりをして、元通りになることを願い続けた

いつか助けが来るかもと、テーブルの上に置かれたケータイへの知らせを待ち

わからない日々と、開けることのない心配もすべてわかっていたんだ

君は逃げないから

だから、僕も逃げないって決めたんだ

君を守ると

そう誓い、あの場所に誘った



ここまでです!

サビ前までですが、ここからは文を繋ぐと、サビの文でバレてしまうので。

まぁ、はじめの文でもわかるかもしれないので!

答えは、このコメントの下にあります






























































答えは、シドの嘘です

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