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仕事の話

殺し屋の話

作者: 甘味処 雨

今日も僕は銃を打つ

手に取り重さを味わって

引き金に指かけ打つだけさ


あとは弾がでて

相手の眉間に当たるだけ

ただそれだけのお仕事さ


後片付けは他の人のお仕事さ

僕はさっさと部屋に戻って

シャワーを浴びて寝るだけさ


ただそれだけの毎日さ

皆は僕の仕事を批判する

僕の存在も悪にする


だけれどほんとに不思議だね

僕が悪人なら

君たちは善人だとでもいうのかい?


僕は人を殺すだけ

確かに良いことじゃないけれど

そんなの誰でもするだろに

そんなのしないって?


自分の子供を殺すのは?


寄ってたかって苛めて殺すのは?


辱しめて殺すのは?


あんまり僕と変わらない


僕は散歩するのが大好きさ

花を見て空を見て

風を受けながら歩くのが大好きさ


君たちはどうなんだい?

花を踏みつけ地を固め

高い塔を築くのは

それは善人のすることかい?

嫌がらせと金に任せて

大事なものをとるのは

善人のすることかい?


僕は正しくはないけれど

君たちも大概さ


僕に社会の悪を全て押し付けるのは

それこそお門違いの妄言さ


僕に説教を垂れるなら

我が振りを見てから垂れてくれ


僕は今日は眠いんだ

シャワーを浴びて寝たいんだ




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