表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

漂流者の目覚めと愉快な出会い

うわー、久しぶりに書いたからストーリーめちゃくちゃだな




温かい・・

さっきまで、あんなに寒かったのに今はとても温かい

そして、柔らかく軽い何かが自分の上にある・・布団かな?


男は一人まどろみ中で思考を巡らせる


確か俺は、腹が減って

川が近くにあったから水で腹を膨らまそうとしたら

川の中に魚がいたから捕まえる為に川の中に入って・・・どうなったんだ?


分からん、だがこうして

思考を巡らせる事ができるとゆうことは、まだ死んではいないはず・・たぶん


とりあえず、起きて現状を確認しないとダメだな

      

男は、まどろみから出る

決意をしてゆっくりと

意識を起こし目を開いていく


目を覚まして最初に見えたのは、木の天井

そして自分の上に被さっていたのはやはり布団だった

      

「ここは、どこだ?」


自分が気を失った場所と

全く違う場所にいる事に

驚く

とりあえず、現状確認の為に上半身を起こし部屋を見渡す

     

部屋の壁には掛け軸がかかっていて、扉は障子であるちなみに床は畳である


「うーん、なんか部屋の風景にも見覚えがあるぞ

なにより、凄く懐かしい匂いだ」  


思考を巡らせていると

障子の向こうに人がいることに影で気付くと同時に障子が開け放たれる

そして明るい日差しと明るい声が部屋に入ってくる


「あっ、梅さん起きてますよ、カケは私の勝ちです

晩御飯の冷やっこちゃんと下さいね」

「ちっ、負けたか一生寝てればよかったのに」


誰だこいつら

格好からして巫女服とゆう事は神社の関係者だろう

会話の内容はともかく

      

二人とも髪も瞳も黒いが

一人は髪が腰にくるほど長く年は、だいたい14ぐらい梅と呼ばれていた方は

髪は短く肩に軽くかかるか程度である

年はだいたい18ぐらいかな?


二人を観察していると

ふと、何かが頭に引っ掛かった

     

梅・・梅って言ったか?

昔の知り合い、そして目的地にいるはずの人の名前

だが、よくある名前だし人違いか?

そんな事を考えていると

疑問を確信に変える

言葉が聞こえた


(けい)なにボサッとしてるの起きたなら、さっさと布団をしまいなさい」


どうやら人違いではない

らしい

少し安心していると髪の長い娘が梅の隣で不思議そうな顔をしている


「詞葉なに不思議そうな顔をしているの?」

「・・梅さん何でこの人の名前知ってるんですか?」「あれ〜?言ってなかったけ」

「何も聞いてませんよ!!」


この会話を聞くかぎりでわ梅は詞葉に何も説明していないらしい


「詞葉、声が大きいわよ

落ち着きなさい」

「梅さん、はぐらかさず答えて下さい!!」

「答えるも何もコイツは昔の知り合いってだけよ」


梅が詞葉に説明するが

詞葉は梅の答えにまだ満足していないのかムスッと

している


桂は自分にも関わりのある話なのに、どうやら蚊帳の外らしい

とりあえず話が進まないので梅に助け舟を出してやる


「そこのガキ、梅の言ってる事はホントだぞ」

「ガキって誰のことですか?」


「お前のことだよ、さっきから猿みたいに騒いで「この礼儀知らず!!」ゴハッ!!」


桂が喋っている途中で梅が顔面に正拳を打ち込んだ


「梅てめえ何しやがる!」「何しやがるじゃあないでしょ!!あんたは、12年間経っても精神面は成長してないのね

女の子に対して粋なりガキ呼ばわりして、あげくの果てに猿はないでしょう

謝りなさい!!」     

梅の烈火のごとき言葉に

さすがに桂も黙ってしまう

「桂謝りなさい」

「・・ごめんなさい」

「よろしい」

梅の完全勝利である

そんな光景を詞葉が微笑ましそうに見ていたが


「ところで梅、なんで俺はこんなに包帯に巻かれてるんだ?」


この桂の一言で顔が氷ついた

桂の怪我は詞葉と梅が運んで来る際に落としたり転げ落としたりして、できた怪我なのだ(主に詞葉のドジのせいである)

    

助けを求める為に梅を見ると任せなさいとアイコンタクトが返ってくる

     

梅さんありがとうございますと心の中で感謝をしていると


「それは、アンタを運ぶ最中に誰かが落っことしまくったからよ」


梅さんなんて事を言うんですか!!

そこは、知らないとか初めから傷だらけだったとかでいいでしょう

名前を伏せればいいって問題じゃあないです!!

と心の中で大絶叫する


「俺を落っことしまくった奴の名前分からないのか?」

「知っててもあんたに言うわけないわよ」

「知ってるなら教えろよ」「嫌よ、あんたに教えたら詞葉が酷い目に合うの目に見えてるじゃあない・・・あっ」

       

思わず口が滑ってしまった事に気づいたが時すでに遅し

桂は詞葉の方をむき邪悪な笑みを浮かべる

     

「ほう、犯人はそこにいるガキか・・覚悟は出来てるな」

「あの、えっと話を聞いてください」

「自生の句なら聞いてやる」

「死ぬのは確定ですか!」


桂の無慈悲な言葉に詞葉は泣きそうになりながら必死に弁解(言い訳)をのべ始める


「落としたのは、わざとではなくて、えっと私は頑張ったんですよ

でも山道って歩きにくいじゃあないですか石や木の根とかに躓いて」

「・・・・」


詞葉の必死の弁解(言い訳)を桂は何も言わずに静かに聞いている


「それに、荷物・・じゃあなくて桂さんが濡れてて持ちにくかったのもありまして」

「・・・・」

「あの、本当にごめんなさい」

桂の無言の圧力?に負けたのか詞葉は謝ったが


「変わった自生の句だったな、覚悟は出来てるな?

よし、殺すぞ」

      

弁解(言い訳)も虚しく許してはもらえなかった

     

「結局殺されるんですか!!私は貴方の命の恩人ですよ」

「・・・・」

「無視ですか!!」

「詞葉、いい加減覚悟を決めて逝ってきなさい」

「梅さんは、黙ってて下さいと言うか助けて下さい!!」

「嫌よめんどくさい」

「梅さんの鬼!!」


梅は、助けてくれず

桂は完全に殺す?気でいる詞葉は半泣きになりながら二人に最終確認をとる


「あの、お二人とも冗談ですよね?殺したりしないし万が一そうなりそうに、なったら助けてくれますよね?」

「「冗談な訳ないだろ(でしょう)」」


どうやら詞葉は今日が命日らしい



詞葉は覚悟を決めたのか

正座になり遠くを見ながら自生の句を言い始める


「お母さんさようなら

私はお母さんに拾われて幸せでした

体調に気よつけてあまり回りの人に迷惑をかけないように残りの人生を過ごして下さい

詞葉は先に向こうで待ってます」


自生の句を言い終わると

桂がいつの間にか部屋に飾ってあった刀を抜いて詞葉の隣に立っていた


「最後の情けで痛みは感じずにしてやる

安心ろ直ぐに梅もそっちに送るから寂しくはない」

「ちょっと、なんで私も殺られなきゃいけないのよ」

「桂さん、ありがとうございます

そして梅さん、あっちで待ってます」

「詞葉お礼言うとこ違うし待ってなくてもいいわよ」

「礼には及ばん」

「話し聞きなさいよ!!」


話を聞かない二人に対し梅が叫ぶが桂と詞葉は完全に無視して話を進めていく


「梅をどんな風に殺して欲しいか希望はあるか?」

「梅さんも私と同じように痛みを感じないようにして上げて下さい」

「二人とも無視してんじゃあないわよ!!」

「分かった、ガキお前の言葉はしっかり受け取った」

「私の言葉を受け取りなさいよ!!」


桂は完全に梅を無視して

刀をゆっくり持ち上げ初め詞葉は正座のまま顔を下に向けて静かに目を閉じる

そして袖から小さな丸みがかった石を畳に落とした


「今からこの場を我が場所とする」


詞葉が言葉をつむいだ瞬間部屋の空気が凛とする

部屋の空気の変化に桂は眉を潜め少し考えを巡らせたが面倒くさくなり、刀を振り下ろした


詞葉は降り下ろされる刀を気にしつつ冷静に自分の身を守る術を実行するために素早く部屋の四隅に石を投げ実行する


「領域の穢れを払え」

「チッッッ!!」


刀が首にわずかに触れた

瞬間、詞葉の術が間に合い桂を部屋の外へ弾き出す

 


外に弾き出された桂を見下ろしながら詞葉が勝ち誇りる、そして梅に自分の成果を誉めてもらおうと探したら直ぐに見つけることができたが不思議な事に庭に大の字で砂まみれになりながら転がっていた


「何で梅さん庭で寝転がってるんですか?

そんな所で寝転がってると汚れちゃいますよ

それより今の術完璧じゃあなかったですか誉めて下さい」


先の術で桂と一緒に庭に弾き出した事にも気が付かず嬉しそうに自分の成果を報告する詞葉の声とは裏腹に梅はゆっくりと立ち上がり平淡な声で返事をする        

「詞葉、確かに昔よりは術が上手くなったけど、相変わらず色んな配慮が足りてないわね」

「私何か失敗しましたか?結界の張り方もしっかりしてるし、張るまでの時間も早かったし桂さんをしっかり弾き出すこと・・あっ!!」

「やっと自分の失敗に気が付いたようね」


自分の行動を一つ一つ確認していきやっと自分の失敗に気が付いた詞葉だったが気が付いた時には、すでに遅く梅が同じように庭に転がっていた桂に歩みよりる


「ほら、いつまで寝たふりしてるの早く起きなさい」

「いやぁ、けっこう効いてな、ついでに空も綺麗だからあと半刻ぐらい寝てようかと」

「冗談はいいから手に持ってる物渡しなさい」

「何に使うんだ?」


桂が珍しく真面目な顔で質問すると梅はまるで聖女のような笑みで桂から刀を受け取り質問の答えと詞葉に対する私刑宣告を言い放つ


「覚えの悪い子犬の調教よ」

「梅さん、私は犬じゃあないので言葉で言えば分かりますから刀を持たないで下さい!!」

「嫌よ、そう言えば桂あんたはやらないの?」

「・・・いや、俺はもういい」

「そう、まぁいいわ

子犬の調教ぐらい私一人でも出来るから」

詞葉の必死の懇願を一蹴してさらに、桂に誘いをかけたが流石に梅の笑顔が怖くなったのか首を横に振った


「梅さん、本当にごめんなさい許して下さい。

もうしませんから一生のお願いですから刀をしまって下さい」

「ダーメ、前にも似たような事をした時に同じ台詞聞いてるし」


詞葉の最後の懺悔も

一蹴して刀を正眼に構えて部屋の中にいる詞葉めがけてかけて行く


「梅さん、ごめんなさい本当にごめんなさい、だから来ないで「成敗!!」キャーー!!」



子犬の調教を遠目に眺めながら、さわらぬ神に祟り無しと言わんばかりに桂はその場に仰向けに寝転ぶ


「とりあえず終わるまで寝るか?あっ、入道雲こりゃ一雨降るな・・・まぁ、いいか降る前には終わるだろ」


梅の楽しそうな調教の声と憐れな子犬の悲鳴を子守唄に再び深い眠りに落ちていく


「キャーー!!人殺し来ないで下さい!!」

「大丈夫よ、まだ人は殺したことないから」

「今まだって言いました!?これから殺す予定があるんですか!?」

「・・・・・・無いわよ」

「今の間は何で「成敗!!」キャーー!!」











後日談だが

子犬の調教はその後も、一時間ほど続き途中雨が降り始めたせいで庭で寝ていた桂は、ずぶ濡れになり梅の調教にまざり子犬に八つ当たりしたそうな

  

   

まぁ、全て詞葉が悪いと言うことで丸く「収まらないです!!」らしいです。

えっと、今回はストーリーが全く進んでいませんが頑張って進めていきたいですはぁ、この続きどうしよう(無計画)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ