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第19話

「アメリア様はティアラ嬢に接触されたことはありますか?」


 買い物をした後アメリア様御用達の店でお茶を飲みながら私はそう聞きました。


「ティアラ嬢に?ないですわ。というか接触されそうになったらすぐに逃げていたから。どうしたの?急に」


 お茶を啜った後アメリア様は言いました。


「そうなのですね。いえ、ちょっとだけ気になっただけですわ」


「日も暮れてきたことだしそろそろお開きにする?」


「はい今日はお誘いいただきありがとうございました!楽しかったですわ」


「こちらこそ楽しかったわ」


 と言い外に出て近くの脇道を通ったとき、ふと人影が見えました。


 あれは何かしらーーそう思って横目で見てみると、ブロンド色の髪の男性とピンク色の髪の女性が見えました。

 二人は口付けをしている最中でした。


「……アメリア様少々失礼致します」


 と言って私は護衛の一人に声をかけカメラを出してもらいました。

 私は冷静に二人の顔が写る位置まで行きカメラを向けて写真を撮りました。

 このカメラは何かあった時に証拠として残せるようにお父様が買ってくれたものでした。


「レイラ……」


 アメリア様は私が写真を撮っている時に二人にきがついたようで、動揺している様子でした。


「大丈夫ですわ。さて帰りましょう」


 そう言ってまだ口付けをしている二人に軽蔑の目を向けて私達はその場を去りました。

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