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神崎の正体①

「東雲隊長!無事ですか⁉︎」神崎が心配しながら駆け寄る。


「待て!お前は誰だ⁈神崎は今ここで死んだはずだ!」死体の神崎を見て、生きている神崎を目の前にありえない現実から背けるように、声を荒らげて問う。


「あとで説明します!とりあえずここは危険だ。魔術都市に戻りましょう。」神崎は真剣な声で東雲と目を合わせて答える。


「…わかった。」少しのためらいの後、冷静さを少さ取り戻しそう返し、気を失っている女性を抱え、東雲と神崎は帰還した。


帰還後、東雲は事の顛末を伝えに本部に行く。


「それで、どうなった?」上官が東雲に問う。


「變色龍機械が4体確認され、6人が死亡、私と神崎のみが生き残りました。」

自分でも信じられないことを告げていると感じながら、出来るだけ冷静に東雲は伝えた。


「變色龍機械…⁉︎そんな馬鹿な!都市領域内だぞ⁉︎本当なんだろうな⁉︎」驚愕と懐疑を抱えながら再び問う。


「はい、本当です。自分も目の当たりにして目を疑いました。でも、事実です。おそらくですが、運んでいた女性が何らかの関わりがあると思われます。」東雲は現れた神崎と、未知の機械人形は伏せて、新たな情報を伝える。


「わかった、それはすぐに上に伝えておく。それで?その女ってのはどこにいるんだ?」

上官は問う。


「私の家で、神崎と共にいます。ただ、気を失っているようですが。」淡々と東雲は告げる。


「わかった。上からの命令があり次第、その女の話を聞く。おそらく明日になるだろうから、もし女が目を覚ましたなら、話聞いておけ。」上官はそう命令する。


「わかりました」東雲はそう答えて上官の部屋を退出し、家に戻った。





注意点や改善点などがありましたら是非教えて下さい。

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